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プロフィール

Yasukatsu Matsushima

Author:Yasukatsu Matsushima
1963年琉球石垣島生まれ。石垣島、南大東島、与那国島、沖縄島にて育つ。

その後、東京、グアム、パラオ、沖縄島、静岡、京都、滋賀にて学び、働き、生活する。

著書に『沖縄島嶼経済史―12世紀から現在まで』藤原書店、2002年、
『琉球の「自治」』藤原書店、2006年、
『島嶼沖縄の内発的発展―経済・社会・文化』(編著)藤原書店、2010年、
『ミクロネシア―小さな島々の自立への挑戦』早稲田大学出版部、2007年
『琉球独立への道』法律文化社、2012年、
『民際学の展開ー方法論・人権・地域・環境の視座から』(編著)晃洋書房、2012年
『琉球列島の環境問題ー「復帰」40年・持続可能なシマ社会へ』(編著)高文研、2012年

Yasukatsu Matsushima

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山原 で考える琉球独立 ~辺野古・高江から見える主権回復の必要性~

先日の台風 19 号のため延期となっておりますシンポジウムに関するご案内です。

琉球民族独立総合研究学会 第 3 回オープン・シンポジウム
山原 で考える琉球独立 ~辺野古・高江から見える主権回復の必要性~
日 時:2014年10月26日(日)14:00-17:00 会 場:沖縄国際大学7号館201号室(宜野湾市)
※会場確保が困難なため宜野湾市での開催となりました。何卒ご了承ください。 参加費:1,000 円(資料代等)
講 演 者 : 講 演 者 : パネリスト : パネリスト : 司会・進行 :
問い合わせ :
安次富 浩 (ヘリ基地反対協共同代表)
目取真 俊 (小説家)
儀保 由美子 (ACSILs 北部地域研究部会世話役)
友 知 政 樹 (ACSILs 共同代表、沖縄国際大学経済学部教授) 親川 志奈子 (ACSILs 共同代表、オキスタ 107 共同代表)
琉球民族独立総合研究学会 (ACSILs) www.acsils.org ☎050-3383-2609(留守番電話対応) E メール:info-acsils.org

先日の台風 19 号のため延期となっておりますシンポジウムに関するご案内です。

琉球民族独立総合研究学会 第 3 回オープン・シンポジウム
山原 で考える琉球独立 ~辺野古・高江から見える主権回復の必要性~
日 時:2014年10月26日(日)14:00-17:00 会 場:沖縄国際大学7号館201号室(宜野湾市)
※会場確保が困難なため宜野湾市での開催となりました。何卒ご了承ください。 参加費:1,000 円(資料代等)
講 演 者 : 講 演 者 : パネリスト : パネリスト : 司会・進行 :
問い合わせ :
安次富 浩 (ヘリ基地反対協共同代表)
目取真 俊 (小説家)
儀保 由美子 (ACSILs 北部地域研究部会世話役)
友 知 政 樹 (ACSILs 共同代表、沖縄国際大学経済学部教授) 親川 志奈子 (ACSILs 共同代表、オキスタ 107 共同代表)
琉球民族独立総合研究学会 (ACSILs) www.acsils.org ☎050-3383-2609(留守番電話対応) E メール:info-acsils.org
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ウェスリー上運天さんの次のような講演と演奏会:「ベイエリアの磁場」

ウェスリー上運天さんの次のような講演と演奏会がありますので、お時間がありましたら、是非、ご参加下さい。



講演と演奏
「ベイエリアの磁場」
ウェスリー上運天(サンフランシスコ州立大)

サンフランシスコ湾を取り囲むサンフランシスコ、バークレー、オークランド、サンノゼのベイエリア一帯は、ゴールデン・ゲイト・ブリッジをくぐってやってきた移民たちの記憶の集積場であるとともに、1960年代の様々な社会運動がその記憶をさらにシャッフルし、人々を新たな連累させていった場所である。こうした運動の中にあって、大学や研究のありかたもまた問われ、エスニック・スタディーズが生まれた。またサンフランシスコのカストロは、ゲイ・ムーブメントをはじめLGBTの運動の中心地であり、さらにオークランドはブラック・パンサーズの拠点だった。そして今もベイエリアには、無数のNPOや社会運動がひしめいている。他方でベイエリア南部に位置するシリコンバーレーには、IT企業やインターネット企業が集中し、世界の富を支配する巨大資本の拠点にもなっている。またサクラメントにかけての北部には太平洋諸島からアジア一体を席巻する米軍基地が連なっている。
このベイエリアの磁場の中で、ウチナーンチュであるということとは、いかなることなのでしょうか。いかなる関係を生み出すことなのでしょうか。ベイエリアで、思考し続けているウェスリー上運天さんに、話をしてもらいます。

日時 10月28日(火曜日) 17時より 
場所 志高館SK289
(三線演奏あり、アイリッシュ・フルートとのコラボも)

主催 火曜会  <奄美―沖縄―琉球>研究センター

18年前の自分をみて脱植民地化に向けた意思が深まる

昨日、毎日新聞の林田さんから、今から18年前の1996年の同紙新聞記事の切り抜きを頂戴しました。林田さんが取材したもので、「「沖縄民族の自決権」北九州市でつどい、報告」と書かれています。私が33歳の頃のやせた写真も写っています。記事には次のように書かれている部分があります。

「松島さんは沖縄・石垣島出身で、現在、早稲田大学大学院に在籍。今年7月、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権小委員会の先住民作業部会に「沖縄民族」として初めて出席し、沖縄の歴史と現実を報告した。

松島さんは「今の沖縄は、環境問題を起こし人権を侵害する基地を押し付けられ、独自に発展する方法を与えられていない。作業部会では、日米政府には無視されたが、さまざまな先住民族から「抱えている問題や歴史が似ている」と共感を得られた」と話した。その上で、制度的、法的に自決権を認めさせるために国連で報告した狙いを語った」

18年前の自分を見て、自分が話したことを読んで、未だに基地が強制されている琉球の現実に慄然とするとともに、これからの脱植民地化、独立のための研究、実践に向けて改めて身の引き締まる思いがしました。

博多で貘と琉球独立を議論する

昨晩は、博多の私の講演会に多くの方が来て下さり、山之口貘と琉球独立論について真摯に聞いて下さり、質問やご意見を頂きました。心より感謝申し上げます。30年ぶりに再会した那覇高校の同級生、大城優さんも、元気に楽しく生活しているのを見て、嬉しくなりました。

松下先生に貘の詩を幾つか朗読してもらいながら、話しをしましたが、改めて貘の詩が琉球人のマブイに訴えかける力を体感しました。また貘の時代と、現代の琉球が大きく変化し、「弾を浴びた島」の状況とは違う琉球がうまれつつあると思います。

琉球語と日本語と格闘しながら、琉球人として生きた貘の生き様を琉球の独立と関連させながら、博多で考え、参加者の方々と議論をすることができて良かったです。講演会のために色々と準備して下さった松下先生、玉城さんをはじめとする方々にお礼申し上げます。みーふぁーゆー。

目を開かれたウェスリーさんのお話

昨日のウェスリー上運天さんのご講義、私との個人的なお話の内容は大変、刺激的で深く考えさせられる内容でした。世界のウチナーンチュがどのように琉球文化を受容しているのかを映像で見た上で、基地問題、戦争等がなぜそこから欠落しているのかをご自身のアイデンティティ形成の体験を踏まえてはなされました。

世界のウチナーンチュ大会が開催されていますが、それが有する課題と問題点についての内在的で、具体的な指摘も目を見張るものがありました。世界のウチナーンチュ大会において、琉球人同士の横のネットワークよりも、国家の目的にそうシステム的管理や支配の欲望が存在するというご指摘は非常に重要だと思います。

またご自身が生まれたハワイ、カウアイ島でのご先祖がマブイを確立する過程のお話も大変、興味深かったです。ウェスリーさんが、学生の前で三線を弾き唄って下さったことは、学生は一生忘れないと思います。ウェスリーさんの生き様がそのまま音となって私たちのハートに響いてきました。

数年前に、西表島の石垣金星さんにも同じ授業で島の話しをしてもらい、三線を弾き、島の唄を唄ってもらいましたが、卒業した学生が今でもその時の感動を私に語ってくれます。

「山之口獏と琉球独立」そして博多

明日は、福岡で「山之口獏と琉球独立」の講演をさせていただきます。参加希望者が多くて60名で打ち切りとなったそうです。この会では、「沖縄を語る会」の玉城さんと、筑紫女学院大学の松下さんにお世話になっております。心よりお礼申し上げます。

玉城さんとは私が大学院生の時からの知り合いで、福岡で琉球のことを考え、議論する会を立ち上げて活動されており、素晴らしいと思います。また那覇高校の同級生である大城さんにも約30年ぶりにお会いする予定です。交流会を含めて、参加者の皆さんと琉球について真摯に議論し、交流したいです。

松島泰勝『琉球独立論』を読む

来月、同志社大学で次のような書評会があります。ご関心がありましたら、どうぞご参加下さい。



松島泰勝『琉球独立論』を読む

ポストコロニアル状況が端的に示すよう、脱植民地化のプロセスは、独立国家で完結するものではない。だがしかし、独立という政治を消し去ったところで脱植民地化が展開したこともない。新しい「帝国」内部における戦略枠組みや、国境を越えて散乱する社会を再構築する複数の試みを首肯した上でも、独立という政治は依然として存在するのだ。また一般的で理念的な解説でもってこの独立を論じてはならない。

それはまずもって、プロセスとしてあるのだ。独立は論壇的空間に配列されたオプションではなく、場に密着し経験や痕跡が、力として姿を現すプロセスに他ならない。

いま、私たち前に一冊の書がある。この書は、極めて具体的に琉球独立のプログラムを提示する。その具体性は、ただの解説にとどまっている諸理論や思想的議論が再出発する始点でもあるだろう。また、地理的区分を越えて連累する政治の可能性もまた、この具体においてこそ検討すべきだと考える。

同書は宣言として書かれた。したがってそれは、発話主体を新しく作り出す試みだ。それが宣言というものだ。この宣言において広がる地平を可能な限り確認したいと思う。またこうした広がりは、まさしく同書を読むという行為においてこそ、なしえることに違いない。松島泰勝『琉球独立論』(バジリコ 2014年)を読みます!

発言者  喜山荘一、駒込武、小川正人、古波藏契

司会   冨山一郎  (著者の松島泰勝さんもいらっしゃいます!)
日時   11月8日(土曜) 12時半より
場所   同志社大学烏丸キャンパス志高館SK214
主催   同志社大学<奄美―沖縄―琉球>研究センター

ウェスリー上運天さんの講義

今日、龍谷大学経済学部の私の授業「地域経済論」で、サンフランシスコ州立大学教授のウェスリー上運天さんが特別講義をしてくださいます。

"Okinawan Identity from An Asian American Perspective"のテーマで話してもらい、三線も弾いて下さる予定です。ウェスリーさんとは、昨年のシカゴで行なわれた国際会議以来ですが、お話や琉球の歌を聞き、学生達との意見交換を楽しみにしています。米連邦議会上院議員に辺野古新基地建設中止を直訴するなど、行動する、熱いハートをもった研究者です。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=80800

『琉球独立論』の書評

拙書の書評が書かれています。「ブラックボードに義」さん、書評ありがとうございました。




松島泰勝氏が書かれた『琉球独立論―琉球民族のマニフェスト』、
帯に「なぜいま独立なのか?
琉球人教授が書き下ろした植民地琉球の歴史と現状、
そして独立への道」と書かれています。

目を見張る本でした。
今まで、日本の中の沖縄と見ていたのは間違いでした。
琉球人は「ひとつの民族」であり、
琉球民族は、「風土、文化、言語などを共有する、
つまり歴史を共有する共同体」であると書かれています。

その立場から、琉球の「小史」が、まず書かれています。
「琉球王国の成り立ち」
「植民地となった近代琉球」
「戦時下の琉球と米軍統治時代」
「『復帰』という名の琉球再併合」

そして、この「琉球史それ自体が『琉球独立』の最大の根拠となっています。
すなわち、琉球は固有の歴史を育んできたひとつの民族国家であること。
そして、薩摩藩の侵略から現在に至る近現代史は
琉球にとって苦難、災厄の歴史」
これらが「いずれも独立の根拠」と書かれています。

そして、現在、「琉球は日米の植民地」であると、その実態を、
「歴史的現実」「制度的現実」「軍事的現実」「経済的現実」「教育の現実」
から明らかにされます。
「つまり、琉球の置かれている状況は、
アメリカの植民地である日本の植民地である琉球」

「基地は依然として日米両政府によって押し付けられたままであり、
さらに辺野古に新たな基地が建設されようとしている。」
これを打ち破る道は、「独立を優先してしかる後
アメリカ軍に撤退を通告するという方法が、
琉球のリスクを回避するために現実的」と書かれています。

そして、松島泰勝氏は、「日本が真の意味での主権国家ではない」
と書かれています。その通りです。
治外法権のアメリカ軍とアメリカ軍基地を日本国内に置いている
という現実があるからです。日本もアメリカの植民地であるという現状。

「他国軍を自国から撤退させてこそ、
日本は真の独立国となれるはずです。」
だから、松島氏は、「琉球が独立することで
日本も本当の意味で独立することができるでしょう。」
と書かれています。

「琉球に基地を押し付けて自らは安全に暮らしたい、
国家の責務(基地負担を自ら引き受ける)を果たしたくない
日本人の無責任体質が今日まで続いています。」
と書かれていますが、日本人として、日本として、
これでいいのかと私たちに迫る本でもあります。

『琉球独立論』は、この「無責任体質」を打ち破り、
日本の対米従属的な現実と、
他方でのアジア蔑視と侵略に向かう日本の現状を
根底から変革していかねばならないと、日本人に迫っている本です。
また、この本は「第三部」で、「琉球独立への道」の
現実的方策についても、きちんと書かれています。
ぜひ、読んでみて下さい。

グアムの脱植民地化、脱軍事基地化運動から学ぶ

エドさんとマイクさんが、共同通信社の方のインタビューを受けているところです。お二人は昨日、台風で一日中ホテルに缶詰となり、お疲れのところ、グアムにおける脱植民地化、脱軍事基地化、グアムナショナリズム、文化的アイデンティティと政治的アイデンティティとの違い等について話して下さいました。

いつか、全国のどこかのローカル新聞社の共同配信記事として掲載されると思いますので、皆様もお読み下さい。

『琉球独立ー御真人の疑問にお答えします』をRyukyu企画から出版します

Ryukyu企画から新著が発売になります。来週中には琉球の書店に並ぶそうです。琉球独立について、Q&A方式で私が答えさせていただいたものです。ご関心がありましたら、どうぞお買い求め下さい。

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琉球でチャモロ人のお二人から学ぶ

今日、関西に戻ります。琉球で久しぶりに台風を体験しました。小さい頃、南大東島、与那国島で台風に恐怖を感じながら家で過ごしたことを思い出しました。台風という厳しい自然環境の中でこの島で琉球人が生きてきたことも改めて思いをはせました。

独立学会の全ての行事は延期となり残念でしたが、私の家でエドさん、マイクさん、そして独立学会共同代表の有志でワークショップができたことは、グアムの脱植民地化運動、グアム・ナショナリズムを琉球のそれらと比較しながら考える上で大変、刺激になりました。

新報の新垣さん、『月刊琉球』の照屋さん、共同通信社の佐竹さんによるエドさん、マイクさんへのインタビューも行われ、お二人の受け答えから多くのことを学び、琉球人への闘いメッセージに励まされました。

お二人も今回の琉球訪問は、台風によりシンポがキャンセルになり、大変申し訳なく思います。しかし、このワークショップで少しでもお二人が琉球人に伝えたかったことを受けとめることができて良かったです。

次の日は、那覇から嘉手納飛行場まで行く機会があり、琉球の現実を目にすることができました。そして共同通信の石山さんや日経新聞の大石さんとのインタビューを通じて、琉球独立を改めて整理して考えることもできました。

今日、琉球に帰国します

今日、琉球に帰国します。明日から始まる独立学会の総会、各セッション、オープンシンポジウムに参加するためです。多くの方と議論をし、互いに励まし合い、多くのことを学びたいです。グアムのエドさん、マイクさんとも久しぶりに会う予定で、楽しみです。台風も琉球に向かっていますので、会員さんや、オープンシンポさんか予定の方は、学会のホームページをご確認下さい。

独立学会HP

コメントの貴重なご意見のご紹介

本ブログのコメントで貴重なご意見を頂きましたので、ご紹介します。




こんにちは、現在の私たちとこれからの子供たちの将来に疑問感じています。逆風の中で、がんばっている姿をみて、感銘を受けています。
戦争が、政治の手段であることを理解すれば、現在の沖縄がどれだけ危険な位置にあるか判るとおもうのですが・・・

わったーがうまの事を決める時代が到来したんじゃないでしょうか?

小6の頃、那覇の米軍ハウジングエリアを金網越しにみました。泊小学校近くの友人と一緒に、彼の父親は当時、気象台に勤務してました。
広大な土地に整然と広がる米軍人の住宅と我々の住む住宅街の格差を理解できずにいましたが、今、返還されて
有数のオフィス街に変貌した変わりようを考えると、先人の考えた沖縄のあり方がおぼろげに見えたきがします。
>
沖縄にお越しになるとの事ですが、学生達に現状を見て、体験して、そして現地の声を聞かせて下さい。

「一人は皆の為に、皆は一人の為に」

これ見よがしに、こんな事を言う人がいますが、この発言は「皆」の側の意見です。

しかし、全体責任とか言って、結局「一人」だけが犠牲になってきました。

これからは、「一人」が声をあげて、自分を守る!

地球という有限な世界で、如何に共存しすばらしい未来を次世代に残すかは、我々の責務です。

その為に、

これからもご活躍期待しております。

文学と南(1) ―山之口貘生誕111年を語る

博多で行なわれる筑紫女学園大学主催の「文学と南(1) ―山之口貘生誕111年を語る【公開講座】」で、10月18日に「山之口貘と琉球独立論」と題したお話をさせて頂きます。お時間がありましたら是非お越し下さい。文学と南(1) ―山之口貘生誕111年を語る

(1)父母を語る
(2)『新編山之口貘全集』の魅力
(3)山之口貘と琉球独立論
(4)バクさんを唄う・沖縄を唄う

開催日時
(1)10月4日(土)
(2)10月11日(土)
(3)10月18日(土)
(4)10月25日(土)

各14:00~16:00

内容
「文学と南」をテーマに、今年生誕111年を迎える沖縄出身の詩人山之口貘の人と作品について考えます。貘さんのゆかりの方々をお迎えし、それぞれの立場から語っていただきます。
福岡市赤煉瓦文化館 (福岡市中央区天神1-15-30)

対象 一般 30名
主催・講師等

松下博文(文学部教授)

(1)山口良三・山口泉
(2)倉繁修一(東京三省堂古書館)
(3)松島泰勝(龍谷大学経済学部教授)
(4)大工哲弘(沖縄県無形文化財保持者)
共催:福岡市文学館・沖縄を語る会

『琉球独立論』朝日新聞書評

柄谷様、拙書の書評、感謝します。スコットランドで書評を読み、いろいろと考えました。みーふぁいゆー。


http://www.asahi.com/articles/DA3S11361320.html

『琉球独立論』の書評

『月刊琉球』に仲村渠克さんが『琉球独立論』の書評を書いて下さいました。みーふぁいゆー。勇気と励ましをもらいました。


経済学を専門とする著書は、伊波普〓が先導した「沖縄学」を踏まえ、「新琉球学」の確立を提唱している。歴史・政治経済・国際政治など幅広い領域を取り込み、総合知を深めて辿り着いたのが、「琉球独立論」だ。

これまで琉球独立を唱える書や雑誌は幾つかあったが、松島氏によって独立論は「空想から科学へ」と、新たな段階に入った。その著者が「独立を絵空事だと考える人々と論争を巻き起こす」べく、世に送り出したのが、この本だ。

石垣島で生まれ、南大東・与那国・沖縄島で育ち、東京で大学・大学院を卒業。外務省職員としてグアム・パラオで働き、太平洋の島々を調査で駆け巡った。東京・静岡・京都・滋賀で学者として実績を重ね、日本各地の運動体とも交流を続けてきた。

島嶼の暮らしを肌感覚で知るだけに、内発的発展論・島嶼経済学では第一人者。かつ、グアムやスコットランドなど世界各地の独立運動の研究者だ。沖縄よりも面積が小さく、人口の少ない島が独立を達成した事例を数多く紹介している。

独立論に懐疑的な学者らが、松島の立論を突き崩すつもりで解読を試みても、他人の著書を漁って論文をまとめるタイプの学者は、松島氏のフィールドワークに裏付けられた論の前では、口をつぐむしかない。

半可通の経済学者は、レギュラシオン理論を率い、フランスのミッテラン元大統領の政策顧問も務めたロベール・

ボワイエ氏が沖縄を訪れ、松島氏と議論したことを読み、腰が引けたはずだ。

歴史学者や社会学者は、そのボワイエが、フェルナン・ブローデルの名著「地中海」を引用しながら、「琉球経済を危機的状況だと認識し、将来、琉球が東アジアの政治経済的なセンターになり得ること」を示したことに驚き、論争を避けるだろう。世界的泰斗二人の見識を咀嚼して、琉球・日本について語ることの困難さを知るからだ。

「独立論は机上の学問。リアルポリティクスの世界で理解を得られるはずはない」と批判する者もいるだろう。
しかし、独立が国際的に正当性を持つことを、国際法や国際人権規約、国連の先住民作業部会・脱植民地化委員会などでの先行例を示して、説明する。実際、国連の人種差別撤廃委員会は「琉球人は先住民族であり、自己決定権を持つ」ことを明示していて、独立論の正当性を裏書きしている。

独立琉球のイメージを、松島は「武力に依らず、日本や中国、アセアン諸国、太平洋島嶼国と平和条約を結び、経済関係を構築し、発展させる」と記す。

世界各地に住む琉球人とのネットワークを念頭に、「島嶼性からくる『規模の経済』の限界性を克服し、『範囲の経済』を実現する。固定的な領土・領域内で安住するのではなく、人間や組織ネットワークを地球上に縦横に展開し、世界各地と琉球を結合させていく、琉球型グローバリズム」を提唱する。想像の共同体・Ruykyuだ。

日本人にとって、肝要なのは次の指摘だ。「外国の軍隊を自国内に置いている日本は、真の主権国家ではない。琉球の置かれている状況は、アメリカの植民地である日本の植民地である琉球、まるでロシアのマトリョーシカ人形のような入れ子構造だ」

松島は、日本人にも真の独立を呼び掛けている。それに反して、武力に頼らない政策を訴える松島を夢想家と嘲笑するならば、その矢は自己に跳ね返ってくる。

なぜなら、憲法9条を掲げ、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、安全と生存を保持する」とした戦後日本の理念を否定することにつながるからだ。戦後レジームからの脱却、集団的自衛権行使が叫ばれる現在、良識ある者ならば、9条を放棄する愚かなことはしない。

第二次大戦後、世界各地と経済交易を図り、経済・技術支援で一定の評価を得てきた日本は、これからも世界各国と緊密な信頼関係を築いて、生きていくしかない。

つまるところ、琉球独立の豊かな可能性を切り開くということは、日本が生きていく未来を探ることと重なる。いたずらに独立論をあげつらっても、日本の未来の扉を塞ぐだけだろう。

松島は、日本にケンカを売っているわけでもなく、決別を告げたわけでもない。琉球と日本が手を携えて、共に生きていこうと、呼び掛けているのである。
(琉球文化研究所客員研究員)

平和と自由を希求するスコッツの強い意志

独立運動の大きな争点が核兵器の撤去です。軍事基地の撤去を掲げるという点でも琉球独立と共通の課題であると言えます。ともに協力して独立運動、反基地運動をすすめることができます。スコットランドには核兵器はいらないというスコッツの強い意志を感じることができました。

スコットランド独立、反核運動の原点

私達を施設内や基地の近くを案内して下さった反核運動をされている方です。湾内に放射性物質を廃棄されています。軍当局は健康に問題ないといっているが、実際は問題があり、基地周辺の魚は食べないそうです。

反基地キャンプには軍警察の車が常時待機しており、圧力をかけ、私達が湾近くに移動したときにも軍警察が付いてきていました。このような圧力に屈せず、運動を続け、世界中から運動を支援するために寝食をともにして生活しているのです。スコットランドにおける独立、反核運動の原点の一つを知ることができました。

核基地への抵抗運動の現場

基地の近くに何十年も住みながら抵抗運動をしている方々に話しを聞くことができました。核弾頭の搬入阻止をしたり、カヌーで海上で抗議活動をしています。

スコットランドだけでなく、世界中から反核運動に参加されています。太陽光発電、動力による洗濯機等もあり、エコロジーの思想に基づいた共同生活をしながら反核運動を着実に行っていました。

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