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プロフィール

Yasukatsu Matsushima

Author:Yasukatsu Matsushima
1963年琉球石垣島生まれ。石垣島、南大東島、与那国島、沖縄島にて育つ。

その後、東京、グアム、パラオ、沖縄島、静岡、京都、滋賀にて学び、働き、生活する。

著書に『沖縄島嶼経済史―12世紀から現在まで』藤原書店、2002年
『琉球の「自治」』藤原書店、2006年
『島嶼沖縄の内発的発展―経済・社会・文化』(編著)藤原書店、2010年、
『ミクロネシア―小さな島々の自立への挑戦』早稲田大学出版部、2007年
『琉球独立への道』法律文化社、2012年
『琉球独立論ー琉球民族のマニフェスト』バジリコ、2014年
『琉球独立ー御真人の疑問にお答えします』Ryukyu企画、2014年
『琉球独立宣言ー実現可能な5つの方法』講談社文庫、2015年
『民際学の展開ー方法論・人権・地域・環境の視座から』(編著)晃洋書房、2012年
『琉球列島の環境問題ー「復帰」40年・持続可能なシマ社会へ』(編著)高文研、2012年
『3・11以後何が変わらないのか』(共著)岩波書店、2013年
『島嶼経済とコモンズ』(編著)晃洋書房、2015年
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八重山諸島における戦争マラリア事件の未解決

8月30日の八重山毎日新聞に戦争マラリア事件についての記事が掲載されていましたので、お伝えします。


石垣島に住んでいた私の母もマラリアに感染し、高熱に苦しんだ話を聞いたことがあります。

私の親族の中には亡くなった方もいます。日本軍による強制によってマラリア有病地に移動させられ、3600人以上の石垣島の方が亡くなりました。他の八重山諸島でも戦争マラリア事件が発生しました。

日本政府の責任である国家犯罪であるにもかかわらず、謝罪も賠償もいまだにされていません。






悲惨な歴史を後世へ

 戦争マラリア避難所めぐり(主催・八重山戦争マラリア遺族会、共催・八重山平和祈念館)が29日行われ、遺族や一般市民ら約30人が戦争マラリア犠牲者が一番多かった平得・真栄里(旧大浜村)地域の避難所を訪ね、戦争の悲惨さと平和の尊さを再確認した。

 戦争マラリアの避難所は白水地域がよく知られているが、それ以外にも多数の避難所があったことを伝えるため、今回、遺族会として初めて実施した。

 今回の避難所めぐりでは、旧大浜村の指定避難所だった於茂登岳ふもとの武名田原やオオタバル、ピナダ(名蔵)、平得山田、トゥンナーラーなど平得・真栄里地域の避難所を約5時間かけて回り、各所で実際の避難体験者から当時の話を聞いた。

 武名田原では、旧大浜村の水源地が近くにあり、そこが避難所として指定されたと説明を受けた。

 リースン道路近くの仲田原では、5、6歳当時に避難し、弟が避難所で生まれたという細工忠郎さん(70)が「目の前に水田があり、そこからタニシやフナなどを捕って食べた記憶がある。空襲時にはみんなの迷惑になるので母親と赤ん坊は避難所から離れ、アダンの中に隠れ、飛行機がいなくなったら戻ってきた」と話した。

 細工さんはまた、武名田原の避難所についても「長屋があり、そこで敵機が現れると皆で火を消してやり過ごしていた」と振り返った。

 参加した宮良純一郎さん(60)は「こんな所(山の中に)にほったて小屋を作り、過ごしていたことを考えると当時の悲惨な状況がうかがわれる」と話した。また、遺族会の前津栄信副会長は「戦争マラリアの避難所は白水だけだと思われているが、最も死亡率が高かった平得・真栄里の人たちの避難場所を忘れてほしくない」と述べ、今後、白保や宮良、大浜など旧大浜村の避難所めぐりを継続する考えを示した。
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伊平屋島のモズク

8月29日の沖縄タイムスに伊平屋島のモズクについての報道がありましたので、お伝えします。
来月、大学の学生と沖縄島と伊平屋島に行く予定です。
伊平屋島は琉球王国の歴史とのかかわりが深く、また島の特産物の振興にも力を入れています。短い間ですが、多くのことを学びたいです。




伊平屋村の伊礼幸雄村長や村漁協の西銘仁正副組合長は28日、都内であったコープネット事業連合(関東・信越地方の8生協加盟)の組合員交流会で、村産モズクの商品1点購入で1円が環境保護を目的とした基金に寄付される取り組みを紹介し、モズク消費拡大をPRした。

 伊礼村長は、韓国などからの大量のごみ漂着に悩まされる実情を説明。「皆さんからのパワーを村づくりに生かしたい」と基金活用に意欲を示した。西銘副組合長は、今年2月の日照不足などが要因で減産傾向にあるとし、「(商品購入で)産地を支援してほしい」と呼び掛けた。

 組合員からは「伊平屋産は他商品と比べて歯応えが良い」などの感想が出たほか、村の環境保全対策への質問も出た。

 村と同事業連合、海産物のきむらや(木村隆之社長)ら5者は7月1日、伊平屋島の環境保全策に充てられる「コープネット美ら島応援基金」を設置。5者は共同でモズク商品開発に努め、初年度100万円を目標にしている。

ブーゲンビル島の憲法、仏領ポリネシアの自治、パラオ法の伝統と現代

2003年年2月の太平洋諸島ニュースです。


ブーゲンビル島はパプアニューギニアの一部でしたが、独立運動が盛んになり、現在、非常に自治度が高い島になりました。新しい政治的地位を求めると状況が変わることを示しています。



2/6 PIR
  ブーゲンビル島の憲法草案ができた

 パプアニューギニアのブーゲンビル島で、新憲法草案が完成した。ブーゲンビル憲法委員会は、これから数週間にわたり島を巡回して憲法草案についての住民の意見を聞く予定である。ブーゲンビル島では、憲法を成立させることとともに、市街戦で使用された武器を処分する必要に迫られている。憲法が成立した後は、新しい自治政府の形成へという次の過程がまっている。



仏領ポリネシアでも自治度を高くするためにフランス政府と交渉してきました。




2/11 PIR
  シラク大統領とフロース知事による自治権拡大に関する協議

 フランスのシラク大統領と、仏領ポリネシアのフロース知事は、パリにおいて、同領土の自治権をさらに強化するための法案について協議している。同領土とフランスにおいて、法律専門家により「基本法」の起草作業が行われているが、二人はその「基本法」に関して多くの時間をさいて話し合った。また、二人は、太平洋諸国に対して援助を提供するために創設される、フランスの「太平洋基金」についても意見を交わした。




独立国パラオは、近代的な法律だけでなく、伝統的な慣習法をも憲法で保障しました。それができるのは独立国だからです。



2/12 PIR
  パラオの伝統と、現代の司法制度

 パラオ司法省は、伝統的な習慣を破った人を裁く際において、伝統的な首長と緊密に協力しながら、問題解決をはかりたいという意向を示した。ローゼンタール司法大臣は、「2001年、パラオ司法省は、司法制度にパラオ人の伝統的価値観を導入するためのプログラムを用意したが、それに多く首長が参加した。」と述べた。

裁判所に問題の解決をゆだねるかわりに、首長達の協議に問題処理を求めた人がいたが、司法省はこれを認め、首長達が問題の解決にあった。

沖縄での島サミット、自由連合国としてのマーシャル諸島、沖縄慰霊団と太平洋諸島

2003年4月、5月の太平洋諸島ニュースをお伝えします。

沖縄で日本政府主催の島サミットが開催されました。この機会に太平島嶼国の首脳、関係者は沖縄と太平洋諸島との近さを実感したとの声を私は聞きました。沖縄は島サミットの機会を活用して、実質的に太平洋島嶼国との関係を深め、沖縄の自治、独立のために何をするのかが問われています。


5/16 PIR
  沖縄で島サミットが開催される。

今日と明日、沖縄において第三回島サミットが開催される。太平洋諸島フォーラム加盟の16カ国の首脳、そして日本から小泉首相が参加する。

昨日、東京において、太平洋諸国の首脳は天皇陛下とのお茶会に参加した。島サミットの最終日に「沖縄イニシアティブ」が採択される予定である。太平洋諸島フォーラム議長のガラセ・フィジー首相は「われわれは、日本が太平洋諸島フォーラムの加盟諸国に対して貿易、投資を拡大することを希望している。

われわれには資源はあるが、貿易や投資の専門家がいない。」と述べた。また、島嶼国の首脳は、教育、環境に関して日本が、今後5年間にどれほど援助をしてくれるかについても大きな関心をもっている。



「沖縄イニシアティブ」とは、会場である沖縄の名前をつけただけであり、その中身は日本政府による島嶼国への援助でしかありません。島嶼国援助において沖縄での経験を具体的にどのように活かしていくかが、独立琉球の課題となるでしょう。

5/18 PIR
  第三回島サミットにおいて「沖縄イニシアティブ」が宣言された。

沖縄名護市で開催されていた島サミットにおいて採択された「沖縄イニシアティブ」の内容は次のようなものである。日本と太平洋等諸国は、人間の安全保障、ゴミ処理、教育、教育、健康、経済成長等の諸課題に対してともにとりくむ。

ガラセ太平洋諸島フォーラム議長は、過去の島サミットに比べて今回の島サミットが前進した諸点として、アクション・プランが策定されたこと、計画の実施内容を毎年検討することなどを挙げた。


マーシャル諸島は独立しましたが、国民の選択で米軍基地の存続を選択しました。自由連合国であるとこのような制約が生じます。何のために独立すのかを琉球側は考えないと、独立後もカネによって基地を押し付けられるおそれもあります。琉球の将来の政治的地位を選択するにあたって、太平洋島嶼地域及び国の歴史的過程は大変参考になります。




4/11 PIR
  マーシャル諸島と米国との間で新しい自由連合盟約が調印される。

今月の終わりまでにマーシャル諸島と米国との間で新しい自由連合盟約が調印されるだろう。新しい自由連合盟約について4年間の話し合いが行われたが、今後20年間に8億米ドル以上を米国がマーシャル諸島に提供することになるだろう。

そのほか、米国はクワジェリン環礁にあるミサイル迎撃実験地域を今後60年間借りる代わりに、23億米ドル支払うだろう。新しい自由連合盟約はマーシャル諸島の各リーダーにより検討され、米国務省により米連邦議会に提出されるだろう。


沖縄慰霊団によるミクロネシア諸島の民際交流という貴重な経験を次につなぐために具体的に、独立琉球として何をするのかが問われています。また現在の沖縄県は島と島とをつなぐために、具体的に何をしているのでしょうか。




4/17 PIR
  沖縄の慰霊団がテニアン島、ロタ島を訪問する

今年5月5日、沖縄からの慰霊団260人がテニアン島、ロタ島を訪問する。沖縄の慰霊団はこれまで33年間毎年、北マリアナ諸島を訪問しており、今年は34回目の慰霊祭を挙行することになる。沖縄の慰霊団は北マリアナ諸島だけでなく、パラオのような他の太平洋諸島をも訪問している。

奄美諸島の薗さん、前利さん、高良さんの活動

8月14日の南海日日新聞に、奄美諸島の自然を守る運動を長年されて、ゆいまーるの集いにも参加された薗さんと、ゆいまーる琉球の自治の理事である高良さんと前利さんの活動が報じられていましたので、お伝えします。





 貴重な動物が生息する奄美市住用町市集落の森林で伐採計画が進められているとして、奄美の自然と景観を守る会(薗博明代表)は13日、朝山毅市長へ「計画を中断するよう業者を説得し、伐採地を含む周辺一体の綿密な生態系調査を緊急に実施してほしい」と申し入れた。

 同会や市側によると、伐採計画地は市集落の大川上流付近の森林1・5ヘクタール。6月に市民から伐採届が市側に出され、市側は書類に不備がないことから現地を確認して7月に適合通知を出した。

 申し入れ書などで、同会は(1)伐採予定地には種の保存法で保護されているアマミノクロウサギ、アマミヤマシギや国天然記念物のオーストンオオアカゲラ、アカヒゲ、ルリカケスのほか、絶滅が危惧されているオットンガエル、イシカワガエルが生息、大川には世界中で奄美大島だけに残るリュウキュウアユがいる

(2)周辺一体の自然は奄美や県、日本、さらには地球のかけがえのない「公共財」で宝―と指摘している。

 同会は環境保護や観光関係の11団体で構成する。申し入れ後、薗代表は大島支庁記者クラブで会見し、「伐採が進められると、奄美大島の多様な生態系の破壊につながるだけでなく、世界自然遺産登録への大きな障害になる。

奄美の将来全般に影響する重大な事態であり、取り返しのつかぬ悔いを残さないために、市側は毅然たる態度で緊急に対応してほしい」などと語った。奄美の林業のあり方について林業関係者とも話し合いたいという。

 伐採計画地の現況確認調査には市教育委員会が立ち会い、市教委はオットンガエルやオーストンオオアカゲラ、ルリカケスなどを確認した。市集落後方の山林では別に3・5ヘクタールの伐採届が出ており、市教委は貴重な動植物が生息する森林の伐採を懸念している。

林業との共生も視野に、10月にも住用町を含む市内全域で生物多様性の調査をする考えだ。




徳之島の自然と平和を考える会(椛山幸栄会長)の勉強会が12日夜、徳之島町文化会館であった。8日にあった「徳之島への米軍基地移設反対」8・8徳之島一周命のタスキリレー&平和集会(同実行委員会主催)を検証したほか、詩人で批評家の高良勉さんと知名町役場職員で自治労大島地区本部副委員長の前利潔さんを招いて、米軍基地移設反対運動について議論を交わした。

 命のタスキリレーについてメンバーからは、「島民が心を一つに取り組んだ。気持ちがつながった。若い世代も参加してくれた」と評価する意見が多かった一方、「準備が足りなかった」「地区によっては盛り上がり過ぎて自制できない場面もあった」と反省の言葉も聞かれた。

 椛山会長ら幹部らは「若いメンバーからタスキリレーのアイデアが出たことがよかった。各地区を回ることで多くの住民が共有できる運動となった。今後も活動に参加しやすい雰囲気作りが大切だ」などと述べた。

 米軍基地移設問題で徳之島との連帯を図るために訪れたと説明した高良さんは「徳之島への移設案には怒りを覚える。琉球弧の歴史と文化に対する無知と侮辱」とした上で、「11月の知事選終了後に活発な交流を進めていきたい」と話した。

 辺野古・高江の新基地建設反対運動に参加している高良さんは「一番不幸なことは地域が分断されること。文化や自然も一体となった反対運動が必要。とにかく徳之島に基地は要らないということを第一に活動することが大事」などとアドバイス。

知名町誌にも記されていない半世紀前にあった米軍基地拡張反対運動について触れた前利さんは「歴史の記憶をしっかりと伝える必要がある。現在の活動にも生かすべき」などと呼び掛けた。

琉球独立に関する議論

エルファイアーさんからのコメントです。




うおー、賛同人増えてますね。

さて、気になることがあるので少し。
加計呂麻人さんの言葉通り、防衛は軍事的な抑止力を使うのが情動であります。
しかし、軍事的な抑止力については専門家や軍板で議論がなされておりますので、ここでは非軍事的な抑止力をどう成立させるかということに注力したほうが良いように思われます。


『沖縄が中国領』発言でございますが、これは誰が発言した、というよりも、日米に配慮して公式発言をしないだけで、中国人にとってはあまりにも当たり前のことで、ごく自然にこういう言説が出てきます。
現在は、中共政府が国民を押さえつけられているために何事もないですが、国民の突き上げを食らってポピュリスト的政権になった場合は注意が必要です。



>米軍は中国と一戦を交えるリスクを冒すほど、日本を守ろうとは考えていないのでは。


まあ、どの大国も大国同士の戦争なんて悪夢は見たくないのです。よって、大国同士では様々なレベルの挑発や声明、示威行為により会話めいたことをします。示威行為や経済制裁はしても、大国同士の戦争の一歩手前で泊まろうとします。(逆に言って、戦争にならないのならば、ギリギリまで利益主張してきます。)

>国際法で公海航行の自由は認められているので、違法行為ではないと思いますが。

違法適法ではなく、その行為がどの様な意志を以て行われているかです。
具体的に言えば、中国海軍は沖縄近海に船をうかべることで、米国に東シナ海における覇権の交代を要求したのです。

>シンガポールはマレーシアから分離独立しました。
本筋とは全く関係ありませんが気になったので。
シンガポールは自発的に独立したのでなく、放棄されてのです。
マレーシアの華僑対策の一環として華僑比率の高い領土(シンガポール)を放棄しました。
マレーシアの一州としてやっていくとばっかり思っていたシンガポールは晴天の霹靂で、慌てて独立国家を作ったそうで。
それが今では世界髄一の金融都市ですから歴史は分かりませんね。


米国と中国の対立が顕在化した件ですが、中国が世界の市場であることを放棄し始めたことに対する反発みたいですね、
世界の市場にならないのなら、単なる厄介者、ということでしょうか。
まあともかく、中国は、満洲利権をアメリカに開放しなかった大日本帝国みたいな間違いを犯そうとしているということです。

>太平洋諸島にすむ民族の源流は、台湾、東南アジア諸島であるといわれています。広大な太平洋を民族はカヌーにのって移動してきました。

オーストロネシア語族が急速に南下したのは、当時の東南アジア海洋部が新石器革命をしていないために人口密度が薄く、進出が容易であったためらしいです。

その点、沖縄は既に新石器革命を通過しているために、直接的な大量移民が起こらなかったらしいです。

>我々琉球人も海洋民族であり、オーストロネシア語族に含まれ、マダガスカルから太平洋諸島までに渡ってすむ民族を仲間であると考えています。私も太平洋の島々にいくと、琉球人、琉球との近さを感じます。

考古学から検証してみると琉球人はまさに境界線上の民です。
私は東ユーラシアを大体四つの集団に分けて(そんなに綺麗には分かれませんが模式的に)考えます。
北部(ウラル系、チュルク系、モンゴル系)
中部(古アジア系、ツングース系、日本、チベット、華北系、朝鮮)
オーストリック(オーストロアジア系、タイ・カダイ系、オーストロネシア系)
オーストラロイド(パプア系、オーストラリア先住民、アンダマン諸島民、オランアスリの一部)

このうち、中部の要素とオーストリックの要素の様々な境界線が沖縄の北や南に通っております。

もしかしたら、中部の文化とオーストリックの文化を両方理解しやすいのは沖縄の民だけではないだろうか、とも思います。




私のお返事、質問です。


> うおー、賛同人増えてますね。

少しでも多くの方が沖縄独立について自分の問題として考えてほしいと思います。


>
> さて、気になることがあるので少し。
> 加計呂麻人さんの言葉通り、防衛は軍事的な抑止力を使うのが情動であります。
> しかし、軍事的な抑止力については専門家や軍板で議論がなされておりますので、ここでは非軍事的な抑止力をどう成立させるかということに注力したほうが良いように思われます。

軍事的抑止力について専門家や軍人が語るものの考え方と、沖縄人が自らの生活から考えるものの考え方はまるで異なります。沖縄の米軍基地は日本の抑止力になるという結論が、沖縄人にとっては自分の生命に対する大きな脅威となります。

>
>
> 『沖縄が中国領』発言でございますが、これは誰が発言した、というよりも、日米に配慮して公式発言をしないだけで、中国人にとってはあまりにも当たり前のことで、ごく自然にこういう言説が出てきます。
> 現在は、中共政府が国民を押さえつけられているために何事もないですが、国民の突き上げを食らってポピュリスト的政権になった場合は注意が必要です。

上のような結論は推測の域をでません。戦後、中国政府による沖縄に関してどのような公式見解を出してきたのか調べましたか。

>
>
>
> >米軍は中国と一戦を交えるリスクを冒すほど、日本を守ろうとは考えていないのでは。
>
>
> まあ、どの大国も大国同士の戦争なんて悪夢は見たくないのです。よって、大国同士では様々なレベルの挑発や声明、示威行為により会話めいたことをします。示威行為や経済制裁はしても、大国同士の戦争の一歩手前で泊まろうとします。(逆に言って、戦争にならないのならば、ギリギリまで利益主張してきます。)
>
> >国際法で公海航行の自由は認められているので、違法行為ではないと思いますが。
>
> 違法適法ではなく、その行為がどの様な意志を以て行われているかです。
> 具体的に言えば、中国海軍は沖縄近海に船をうかべることで、米国に東シナ海における覇権の交代を要求したのです。

中国政府の「意思」をどのように具体的に検証しましたか。船を浮かべるだけで米国の覇権と交代できないでしょう。

>
> >シンガポールはマレーシアから分離独立しました。

> 本筋とは全く関係ありませんが気になったので。
> シンガポールは自発的に独立したのでなく、放棄されてのです。
> マレーシアの華僑対策の一環として華僑比率の高い領土(シンガポール)を放棄しました。
> マレーシアの一州としてやっていくとばっかり思っていたシンガポールは晴天の霹靂で、慌てて独立国家を作ったそうで。
> それが今では世界髄一の金融都市ですから歴史は分かりませんね。


独立の経緯はどうであるにせよ、立派な独立国になっており、琉球も独立国としてのシンガポールから学ぶことはたくさんあります。学ぶべき小国は他にも世界中にあります。

>
>
> 米国と中国の対立が顕在化した件ですが、中国が世界の市場であることを放棄し始めたことに対する反発みたいですね、
> 世界の市場にならないのなら、単なる厄介者、ということでしょうか。
> まあともかく、中国は、満洲利権をアメリカに開放しなかった大日本帝国みたいな間違いを犯そうとしているということです。
>
> >太平洋諸島にすむ民族の源流は、台湾、東南アジア諸島であるといわれています。広大な太平洋を民族はカヌーにのって移動してきました。
>
> オーストロネシア語族が急速に南下したのは、当時の東南アジア海洋部が新石器革命をしていないために人口密度が薄く、進出が容易であったためらしいです。
>
> その点、沖縄は既に新石器革命を通過しているために、直接的な大量移民が起こらなかったらしいです。

これは誰の説ですか。

>
> >我々琉球人も海洋民族であり、オーストロネシア語族に含まれ、マダガスカルから太平洋諸島までに渡ってすむ民族を仲間であると考えています。私も太平洋の島々にいくと、琉球人、琉球との近さを感じます。
>
> 考古学から検証してみると琉球人はまさに境界線上の民です。
> 私は東ユーラシアを大体四つの集団に分けて(そんなに綺麗には分かれませんが模式的に)考えます。
> 北部(ウラル系、チュルク系、モンゴル系)
> 中部(古アジア系、ツングース系、日本、チベット、華北系、朝鮮)
> オーストリック(オーストロアジア系、タイ・カダイ系、オーストロネシア系)
> オーストラロイド(パプア系、オーストラリア先住民、アンダマン諸島民、オランアスリの一部)
>
> このうち、中部の要素とオーストリックの要素の様々な境界線が沖縄の北や南に通っております。
>
> もしかしたら、中部の文化とオーストリックの文化を両方理解しやすいのは沖縄の民だけではないだろうか、とも思います。


東ユーラシアの範囲はどこまでですか。パプアニューギニアとオーストラリアまで含むのですか。ミクロネシア、ポリネシア、メラネシアの人々はどこに属するのですか。
中部の文化とオーストリックの文化を沖縄人が理解するというとき、その「理解」は具体的に、何を、どのように理解できるのですか。



アンダースみのりさんからのコメントです。



琉球独立について、ここまで知識人の方たちの熱意があるとは、、、驚きました。

私は個人的には、どちらでも良い。です。

しかし独立したほうが、琉球の経済、健康、文化、そして環境保護に良いと判断できる、今の状態では、独立に賛成です。

沖縄県で一番問題なのは、生活への自給自足力だと思います。それと医療、環境保護。
幸運なことに自然環境や気候には恵まれています。

他の国が困った時は、援助できるくらいを目標に先見性を持って復興していきたいものです。

自分たちだけ幸福ならいいではない、他の人たちの幸福も願う。
それが琉球の心、ゆいまーるですものね。

琉球独立と中国・台湾

昨日のブログの呼びかけに対して何人かの方が賛同人になって下さいました。感謝いたします。

加計呂麻人さんの琉球独立に関するコメントです。




松島先生は中華人民共和国と台湾の関係をどう思われますか。台湾は2000万人を超える人口を抱えており、しかもヨーロッパのスペインやオランダを超える規模の軍事力も備えていて、わが琉球共和国(スミマセン、仮称です)の規模から見ればケタ違いの大国です。

それが中共政府の「独立の機運があらば軍事行動も辞さず」という恫喝にあって今や〝独立〟の〝ど〟の字も言えない有様です。つい最近も中共政府は「沖縄の潜在的な主権は中国にある」と言い放っておりますが、こんな侵略する気満々の覇権主義の国を相手に米軍基地なしに沖縄が独立を守れるとお思いですか。

確かに米軍基地のマイナス面もありますが、中共の野望の抑止力になっているという点ではプラス面の方が遥かに大きいのではないでしょうか。勿論、私も将来的には〝沖縄は独立すべし〟と考える者ですが、今の東アジアの厳しい政治情勢では相当厳しいと思います。それからもうひとつ深刻なのは人口問題です。

沖縄の出生率の高さは異常(他にやることがないのか?)で、今のところ島で養い切れない人口を日本本土で吸収(このまま行くといずれ琉球人が日本の多数派になるそうで、それならそれでいいかとも思いますが…)して貰っておりますが、独立するとなるとこの増加人口を島の経済で養っていかなければなりません。

マルサスの人口論ではありませんが、国民全員極貧生活に甘んじろというのでは誰も納得しないのでは。



私のお返事です。

加計呂麻人 さま、コメントありがとうございました。


> 松島先生は中華人民共和国と台湾の関係をどう思われますか。台湾は2000万人を超える人口を抱えており、しかもヨーロッパのスペインやオランダを超える規模の軍事力も備えていて、わが琉球共和国(スミマセン、仮称です)の規模から見ればケタ違いの大国です。それが中共政府の「独立の機運があらば軍事行動も辞さず」という恫喝にあって今や〝独立〟の〝ど〟の字も言えない有様です。

独立は宣言していませんが、実質上、アフリカ、中南米、太平洋の諸国と外交関係を結び、大使館を設立し、ODAを提供しています。中国政府は、このような外交活動を強制的に阻止していません。
実質上、独立国として行動しています。

中国が軍事力で台湾を侵略することは、国際法違反となり、国際社会から批判され、安保理からも追放されるリスクがあります。そのようなリスクを冒して中国は何を得られるのでしょうか。

つい最近も中共政府は「沖縄の潜在的な主権は中国にある」と言い放っておりますが、こんな侵略する気満々の覇権主義の国を相手に米軍基地なしに沖縄が独立を守れるとお思いですか。

中国政府関係者の発言ですか。それとも政府の正式な見解ですか。明確にしてください。明日にでも中国が琉球を侵略するといっていますが、中国政府は正式にそのように発表したのですか。日本政府の反論もみられず、マスコミも大騒ぎしていませんが。

米軍基地によって琉球は守られているのではなく、日々、住民の生命や生活が脅かされているのですよ。アメリカも中国と同じく覇権国です。


確かに米軍基地のマイナス面もありますが、中共の野望の抑止力になっているという点ではプラス面の方が遥かに大きいのではないでしょうか。

「マイナス面」という甘いものではなりません。他国の領土を65年も占領して、特権をもち、事件事故を起こしている存在です。中国軍は米軍基地があるにもかかわらず、琉球近海で演習をしたり、太平洋を抜けています。何の抑止力にもなっていません。北朝鮮もミサイルを飛ばしています。


勿論、私も将来的には〝沖縄は独立すべし〟と考える者ですが、今の東アジアの厳しい政治情勢では相当厳しいと思います。

今の東アジア情勢を悪化させている一因に琉球の米軍があります。琉球から米軍を撤去して、国連アジア本部、平和機関、人権平和の機関を琉球におくことがアジア緊張の緩和につながります。

「中国はおそろしいから沖縄に基地を集中させよう」といって、日本全国では、中国人観光客の誘致に一生懸命です。こんなダブルスタンダードな国はありません。

それからもうひとつ深刻なのは人口問題です。沖縄の出生率の高さは異常(他にやることがないのか?)で、今のところ島で養い切れない人口を日本本土で吸収(このまま行くといずれ琉球人が日本の多数派になるそうで、それならそれでいいかとも思いますが…)して貰っておりますが、独立するとなるとこの増加人口を島の経済で養っていかなければなりません。マルサスの人口論ではありませんが、国民全員極貧生活に甘んじろというのでは誰も納得しないのでは。

琉球の人口増加は、出生率の高さととともに毎年、移住者が増えていることも大きな要因です。独立国は全て行っているように、移住規制を行い、「幽霊人口」を増やさないようにしなくてはなりません。独立して独自の経済政策を行い、経済力がつけばアジア太平洋諸国に琉球人や琉球企業も行き、経済交流も進むでしょう。



琉球人さんのコメントに対する私の返事です。


> 琉球人自身の世界知らずの無知蒙昧を戒める為にも、世界の新しい試みと発展を図る上でも、あらゆる地域の人種民族の垣根を越えた、文化交流センターと、更に、地球上のあらゆる動植物までも包括的に含められる博物館の建設を提案したい
>
>
>
> 〔kin148 YELLOW OVERTONE STER 黄色い倍音の星〕

琉球人自身の世界観をさらに広げる必要がありますね。世界の中に琉球、琉球人を位置づけ、考えるということが現在においても必要とされています。世界中の人々、民族が平和、自治、平和について語り、交流する島に琉球がなれば、それが琉球の安全保障となります。真の安全保障とは、武力の強化ではなく、世界中の人々から信頼されることです。

琉球独立宣言と最新の賛同者リスト

今日の朝日新聞全国版に、朝日新聞編集員・刀祢館正明さんによる小生の琉球独立に関するインタビュー記事が掲載されます。ご関心がおありの方はお読みください。記事と下の独立宣言を読み、「賛同したい」と思った方はご連絡下さい。





             琉球自治共和国連邦独立宣言


 2010年、われわれは「琉球自治共和国連邦」として独立を宣言する。現在、日本国土の0.6%しかない沖縄県は米軍基地の74%を押し付けられている。これは明らかな差別である。2009年に民主党党首・鳩山由紀夫氏は「最低でも県外」に基地を移設すると琉球人の前で約束した。

政権交代して日本国総理大臣になったが、その約束は本年5月の日米合意で、紙屑のように破り捨てられ、辺野古への新基地建設が決められた。さらに琉球文化圏の徳之島に米軍訓練を移動しようとしている。

日本政府は、琉球弧全体を米国に生贄の羊として差し出した。日本政府は自国民である琉球人の生命や平和な生活を切り捨て、米国との同盟関係を選んだのだ。

琉球人は1972年の祖国復帰前から基地の撤去を叫び続けてきたが、今なお米軍基地は琉球人の眼前にある。基地があることによる事件・事故は止むことがない。日本国民にとって米軍の基地問題とは何か?琉球人を犠牲にして、すべての日本人は「日本国の平和と繁栄」を正当化できるのか?

われわれの意思や民族としての生きる権利を無視して米軍基地を押し付けることはできない。いまだに米国から自立することができない日本国の配下にあるわれわれ琉球人は、絶えず戦争の脅威におびえ続け、平和に暮らすことができない。

 琉球人はいま、日本国から独立を宣言する。奄美諸島、沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島からなる琉球弧の島々は各々が対等な立場で自治共和国連邦を構成する。琉球は三山時代(14C半ば~15C初期)を経て、1429年に琉球王国として統一された。

その後1609年、薩摩藩は琉球王国に侵略し、奄美諸島を直轄領とし、琉球王国を間接支配下に置いた。1850年代半ばに琉球王国は米・蘭・仏と修交条約を結んだ。1872年に日本国は琉球王国を一方的に自国の「琉球藩」と位置づけ、自らの命令に従わなかったという理由で1879年、「琉球処分」を行い、「琉球王国」を日本国に併合した。

その後、琉球王国の支配者たちは清国に亡命して独立闘争を展開した。日本国に属した期間は1879年から1945年、1972年から2010年までのわずか104年間にすぎない。琉球が独立国であった期間の方がはるかに長いのである。

太平洋の小さな島嶼国をみると、わずか数万の人口にすぎない島々が独立し国連に加盟している。これらの島嶼国は、民族の自立と自存を守るために、一人ひとりの島民が「自治的自覚」を持って独立の道を選んだのである。国際法でも「人民の自己決定権」が保障されている。琉球も日本国から独立できるのは言うまでもない。

これからも日本政府は、「振興開発」という名目で琉球人を金(カネ)で支配し、辺野古をはじめとする基地建設を進めていくだろう。長い歴史と文化、そして豊かな自然を有するわが琉球弧は、民族としての誇り、平和な生活、豊かで美しい自然をカネで売り渡すことは決してしない。平和運動の大先達・阿波根昌鴻は「土地は万年、金は一年」と叫び、米軍と闘った。

われわれ琉球人は自らの土地をこれ以上、米軍基地として使わせないために、日本国から独立することを宣言する。そして独立とともに米軍基地を日本国にお返しする。

2010年6月23日 慰霊の日に
呼びかけ人
松島 泰勝(ゆいまーる琉球の自治/龍谷大学)
石垣 金星(ゆいまーる琉球の自治/西表島郷土史家)



賛同人 

前利潔(ゆいまーる琉球の自治/沖永良部島) 
上勢頭芳徳(ゆいまーる琉球の自治/竹富島)
内間豊(ゆいまーる琉球の自治/久高島)

新元博文(ゆいまーる琉球の自治/奄美大島宇検村)
高良勉(ゆいまーる琉球の自治/沖縄島南風原)
謝花悦子(わびあいの里/伊江島)

平恒次(University of Illinois/宮古島出身)
久岡学(奄美大島龍郷町)
森本眞一郎(1609年を考える奄美三七の会)

山田隆文(鹿児島在住奄美大島出身者)

照屋みどり(沖縄島豊見城)
本村紀夫(宮古島出身/沖縄島在住)
渡名喜守太(琉球弧の先住民族会)

島袋マカト陽子(琉球センター・どぅたっち)
太田武二(琉球センター・どぅたっち)
玉城義久(奈良沖縄県人会)

上原成信(一坪反戦地主会関東ブロック)
石坂蔵之助(ゆいまーる琉球の自治/沖縄市泡瀬)
喜久里康子(沖縄市民情報センター)

新垣重雄(石垣島)

当真嗣清(琉球弧の先住民族会)
島袋倫(ウチナーグチ振興研究家)
まよなかしんや(アイヌ民族と連帯する沖縄の会)

宮里護佐丸(琉球弧の先住民族会)
上村真仁(石垣島)
川平俊男(甘蔗(藷)農産組合宮古)

嘉手納安男(沖縄島那覇)
松島寛(ゆいまーる琉球の自治/石垣島出身/沖縄島在住)
村山友子(沖縄島名護市民・仏教大学生)

アイヌ・ラマット実行委員会
藤原良雄(ゆいまーる琉球の自治/藤原書店)
西川潤(早稲田大学)

上村英明(市民外交センター/恵泉女学園大学)
竹尾茂樹(ゆいまーる琉球の自治/明治学院大学)
佐藤幸男(富山大学)

大林稔(龍谷大学)
西浜楢和(ゆいまーる琉球の自治/沖縄通信)
中村尚司(龍谷大学)

崔真碩(広島大学)

手島武雅(先住民族政策研究者)
日比野純一(FMわぃわぃ/神戸長田区)
大河内秀人(江戸川区/僧侶)

秋林こずえ(立命館大学)
金子マーチン(日本女子大学/反差別国際運動事務局)
金子えりか(在ロサンジェルス)

安渓遊地(山口県立大学)
阪本公美子(宇都宮大学)
津田勝憲(栃木県/農業)

齋藤憲(ゆいまーる琉球の自治/大阪府立大学)

吉田宗弘(つぶて書房)
岡本雅享(福岡県立大学)
作間順子(ゆいまーる琉球の自治/意匠家)

中島大地(普天間基地撤去を求める高校生の会)
Kyle Kajihiro(Hawai’i)
丸井清泰(編集者/別府出身)

Keala Norman(Hawai’i,Honolulu)
Marco Panza (CNRS, Paris)
小林 純子(東京都)

沼田 哲(東京都)

横浜APEC反対実行委員会
丹治三夢(University of Curtin/Australia)
上田假奈代(こえとことばとこころの部屋/大阪釜ヶ崎)

藤岡美恵子(法政大学非常勤講師)

琉球独立に関する「琉球人さん」のご提案

琉球独立に関する「琉球人さん」のコメントをご紹介します。
前向きのご提案ありがとうございます。




全ては〈独立〉から
独立してみないと、五分の一も全体像は掴めない! 憶測だけが、飛び交い合うだけです。 勇気と自信(過大評価と過小評価の両方共に気をつけなければならないが)を持って、世界に羽ばたく事、気概を身に付ける事。


琉球オリンピック開催を提案
沖縄で世界のスポーツの祭典オリンピックを開催する。どうでしょうか?



私のご返事です。

興味深いご提案ありがとうございます。平和を希求する島において、平和の祭典オリンピックを開催することは
非常に望ましいことです。しかし、現状では、平和に対立する米軍基地が琉球を占拠しており、ボイコットする国や地域がでるかもしれまん。琉球独立後、基地を全て撤去したあとに、カネもうけ主義ではない、本来の平和の祭典としてオリンピックが開催できたらいいですね。



琉球人さんのコメントです。


先ずは自然環境を捉える意識改革
ウチナーンチュみんなが、精神、感性のゆとりを保ち続ける為にも、これからはより重要になってくると思われますが、珊瑚もそうですが、動物植物それから自然環境を鋭敏に捉える意識改革と広範な発展性のある情報ですね。周囲、近隣の国々、あらゆる民族との繋がりは大自然を通じ、初めて理解し合える訳です。

そして、大自然は保全するだけでなく、人間の情緒性の発展に深く寄与してきますから、特に、生まれた郷土でもある訳で、私達自身、強い意思を持って、大自然に対する慈しみの心をより一層養う事ですね。


頭でっかちに陥らない!
琉球=沖縄問題は、とかく、頭でっかちな議論ばかりに終始して、基本であり、至上である、感性、感受性、情操性はいつも後回しの蔑ろにされていっている様で辛い思いばかりしています。

単純に生きれる、大自然を語り尽くせる素晴らしさは、どんな政治談議にも勝っていると思います。 複雑怪奇なモノではないですか。所詮、世の中は。

琉球には世界中の枠を越えた文化交流センターが必然
琉球人自身の世界知らずの無知蒙昧を戒める為にも、世界の新しい試みと発展を図る上でも、あらゆる地域の人種民族の垣根を越えた、文化交流センターと、更に、地球上のあらゆる動植物までも包括的に含められる博物館の建設を提案したい



私の回答です。


琉球人自身の世界観をさらに広げる必要がありますね。世界の中に琉球、琉球人を位置づけ、考えるということが現在においても必要とされています。世界中の人々、民族が平和、自治、平和について語り、交流する島に琉球がなれば、それが琉球の安全保障となります。真の安全保障とは、武力の強化ではなく、世界中の人々から信頼されることです。

石垣島とパラオとの交流、サイパンへの沖縄慰霊団の訪問、自由連合国としてのマーシャル諸島

2003年5月、6月の太平洋諸島ニュースをお伝えします。

私がパラオに住んでいたときにもパラオと石垣島とは互いの近さ、技術交流の必要性を両島民とも認識していました。日本政府に頼らない、島同士の交流がさらに盛んになればいいと思います。



6/4 PIR
  石垣島からパラオへの黒真珠養殖の技術移転が実現する。

レメンゲソウ大統領は、今年、黒真珠の養殖技術が石垣島からパラオに導入されるだろうと述べた。これは沖縄で開催された島サミットの際、大統領が石垣島を訪問したときに決定された。

石垣島の黒真珠関係者がパラオを訪問し、州政府との間で合弁企業の設置に関する話し合いをする予定になっている。すでにパラオ内の4つの地域が黒真珠養殖に適しているとされている。また、大統領は、石垣島からの技術移転により害虫の駆除も行われるだろうと述べた。それが実現すれば、パラオ産果物の日本への輸出が可能になる。



琉球とサイパンは、日本政府による「捨て石」作戦の犠牲になったという共通の歴史をもっています。また、戦前、日本の委任統治領であったことから、多くの琉球人も島に移住し、ともに生活し、働くという経験もあります。これらを財産にして、これからも互いに連携できればと希望しています。

宜野座会長をはじめとする慰霊団による地道な慰霊活動、交流活動はもっと評価されてもいいと思います。



6/9 PIR
  沖縄県の慰霊団がサイパンを訪問した。

沖縄から150人の慰霊団がサイパンに到着し、バンザイ・クリフにおいて34回目の慰霊祭を行った。慰霊祭では、団員が死者の霊を鎮め、平和への祈りをこめて、「四つ竹」という沖縄の伝統的踊りを舞った。

また、サイパンのホテルにおいて、北マリアナ諸島と沖縄の友好パーティーが開かれ、地元の人々との交流が行われた。北マリアナ諸島議会の議員とベナベンテ知事代理は、慰霊団の宜野座団長に対し、34年間、北マリアナ諸島との友好関係を続けたことに対して、記念決議書を手渡した。



自己決定権行使の一つに自由連合国になるという選択肢があります。大国の軍事権を認める代わりに援助金を得るという関係です。琉球独立の最大の目的は、米軍基地の撤去ですので、自由連合国ではなく、完全独立が目標になると考えます。世界の島嶼国をみると、琉球は日本政府からの補助金がなくても、ひとり立ちできる可能性をもっていると思います。自治、自立、独立の精神があるか、そのための具体的な方策があるかどうかが課題となります。



5/2 PACNEWS
  マーシャル諸島が米国と20年間の自由連合盟約を締結した。

自由連合盟約によりマーシャル諸島は米国より、これから20年にわたり経済援助をうけ、さらに、2023年以後に利用できる信託基金も設立されることになる。1986年にマーシャル諸島と米国との間に最初の自由連合盟約が締結された際に、1940年代、50年代に行われた核実験による損害を補償するための信託基金として1億5千万ドルを米国は提供した。

アンダースみのりさんの琉球改革政策案

本ブログに投稿されている、アンダースみのりさんは、沖縄知事選への立候補を考えておられます。アンダースさんのご許可をいただき、政策案をご紹介します。ちかくHPで本格的な政策案を発表される予定ですので、詳しくはそちらをご覧ください。琉球の自立、自治、独立に関する議論が活発になればと思い、紹介することにしました。




周知の通り、基地による健康被害、自然破壊、経済損失は沖縄の大きな負担で、未来に引き渡してはいけないものだと思います!

人道的にも、即普天間、嘉手納を先頭に段階に分けて飛行減少、停止を迫ります。

日米はもちろん反対しますので、軍被害の国と連帯した国際的な世論と、沖縄独立論を提案する事になる事になると思います。本気で基地をどけるなら、独立してでもやるぞという真剣さ、そして経済状況を自分たちで作る、という強さを少なくとも県知事が持っていることが必要だと思います。この辺が国際間では、重要な意思表示になってくると思います。


私は日米の軍両方とも撤退させ、沖縄に合った救援のための救助隊を置けたらいいと思っています。

軍隊を持たない国を参考に安全保障の同盟を組むことも考えられるし、その独特の自然を守るための国防でもいいと思います。戦争による環境破壊をこれからの時代は、他の国々とも連帯して守っていければいいと思っています。

基地の全面撤去に先立ち、今年中に汚染の調査、回復への段取りを既に開始したいです。これは我々県民の財産であり、守る義務が私たちにはあるからです!
ヨーロッパの感覚では本当に考えられません!




教育では、まず始めたいユニークな勉強会を提案します。

農業文化協会出版の、自然の中の人間シリーズという本があります。自然の中で人間が今までどんなふうに産業を興してきたのか、分かりやすく書いてあります。絵本の様なものですが、土、海、川、森林、菌、虫、、、などとの関わりや気をつけて守っていかなければならないことなどが、かなり良く分かるようになります。まだ模索中ですが、こういうのを参考にしてもいいと思います。

毎日90分間、会社や学校、主婦なら公民館などを利用して半年間ほど字が読める、県民全員に試みたいと思っています。


キューバやブータンと違い、民主主義の沖縄は市民の意思によって行政が行われます。今は、環境や事業もほんの一部の人によってしか理解されていない、問題視されない事が消化不良の原因になっていると思います。

知識的にはまだまだきっかけに過ぎないかもしれませんが、学習の中で、砂で山を作り、川の構造を実際に流すことで知る、地下水の仕組み、、、などをほとんどの県民が知っているという地域は他には例がないと思います。
私は初めは私や他の人の提案を行政として試してもらいたいと思っています。しかし、そのあとの行政は商売にしろ、鉄道や街づくりでも、市民一人一人が時間をかけて手作り感覚で紡いでいってほしいのです。それこそ1000年計画で。



もし、うまくいけば、勉強会を引き続き子育てや夫婦間をテーマにした学習(離婚が多いので)、琉球文化へと続けていきたいと思っています。

これによって、勉強する習慣をつけること、コメの育ち方や生活に関わる身近な物の事を理解できれば、生活の上で生きるし、今までずっと使っていて不思議だと思っていた事が分かるという事は楽しいです。希望や可能性、無駄も分かるようになると思います。


そして何よりの効用は、子供たちに親が野球中継やパチンコ、夫婦げんかばかりしている姿ではなく、何か学ぶ、学んだことについて話し合う親の姿が見られる機会が増えるという事です。


教育では北欧のシステムで成功している、少人数制や課外活動、小学校後の学童、、また大学、専門学校の無料化が挙げられます。これは大人でもそうです。また、入学資格の拡大、卒業時のレベルアップも考えています。また、既に支払った方への段階的な支払いも必要だと思います(そうでないとやはり不平等感が否めません)。

2ヶ月間の長期休暇を取り入れ、そのうち1か月はサマーキャンプなどの意味合いで、県内離島や、中学生では県外、高校生では海外へ企画したいです。環境の変化は人を成長させたり、新たな目を養う可能性を広げるだけでなく、子供がいなくなったときに両親が改めて子育てを考えて見れる機会になったりします。

また、違うところへの文化、語学、産業、、などの勉強の実践は机の上だけでは終わらない生き生きとしたものになると思います。




雇用とも関連するのですが、沖縄県は第一次産業が破滅的に少なく、県は特に穀物の生産に積極的に働きかけていけたらいいと思います。収入、技術支援、住居、その他、子育てや介護、英語研修、余暇施設等。

しかも、先見性のある、有機農業です。しかし、これもただやればいいというようなことでは、安定するまで10年も20年もかかってしまうのです。なので、他の職業と同じように、日に何時間かは勉強会、技術習得会をしていこうと思っています。

安定した雇用には、まず先に専門学校や短大くらいの学習期間が実は遠回りのようで、もっとも着実な方法ではないかと思うのです。

北欧では、学生の為の補助金が月2万程度、4年間支払われます(ドイツでは半額は就職2年後くらいから返済義務)。また、専門学校など、実際に労働を兼ねる場合は月5万くらいですが、収入もあります。また、保険、住居、交通費、劇場などの割引があります。子どもがいたり、借金返済が既にある場合はさらなる補助(無利子で貸す等)を考えるほうがいいと思います。

一度躓いたら貧乏から脱出できない、そして全く責任のない子供まで世代を超えて巻き込まれる負の連鎖は、広がりやすく地域社会を壊してしまいます。

ヨーロッパでは、観光業や輸出で稼いだお金、一定の高さを超えた高収入者からは税金を多くとります。また、65歳が定年です。
仕事は健康状態にもよりますが、歴史案内や民芸具制作など農業でも軽めのものを用意し、短時間でもいいと思います。逆に社会から必要とされる事で健康や生きがいを保つ為に良いと思います。




また、環境問題を含め、日米以外の中立国の複数の環境調査を直ぐにしてもらいたいと思います。
直ぐに環境保全をしなければならないところは、公共設備投資の一環で直ぐに取り掛かれたらいいと思います。大変なところは業者へ雇用になりますが、一般の参加を勉強と実践を兼ねて、みんなで行う事に充実感があると思います。
そして知事や首相が変わってもその貴重な自然が、永久に守られるように国際的な自然保護法を活用できたらいいと思います。

そして、観光ホテルをはじめ、テーマパークやゴルフ場は県が管理する方がいいと思います。後々は市町村に運営させる方がいいと思いますが、そうでないと環境破壊や県の文化に沿わない事業を展開させられ、逆に損失になるからです。


産業では、基本的に自給自足、地産地消、プラス 教育、医療、自然エネルギー利用、です。一つ一つ数えると100を超えるプランになってしまいます。

食べ物はもちろん、衣類や紙、飲料水、、、等を品質チェックや県外、海外研修、しながら試行錯誤していきたいと思っています。生物多様性じゃないけど、生き方の可能性もいろいろあったほうが、経済が安定すると思うからです。

でも、私は基本的には提案と支援だけで、市民がやりたい事をやっていけるようにしていこうと思っていまーす。

琉球独立と海洋

エルファイアーさんへの私の回答です。

> 毎日、ものすごく暑くて溶けそうです。
> 山岳寒冷地出身の自分にはとても辛い日々です。
>

ここ滋賀も毎日暑い日が続いていますが、今日は、雨が降り一息ついています。
これからも暑い日が続きますが、ご自愛ください。

>
>
> -----------------------
> <スパム対策でURL数を制限されているようなので、http://の先頭のhを消します。>
>
>
> >中国潜水艦が日米両軍によって拿捕、航行阻止を受けたという事実を知りません。日
>
> 米両軍が中国軍の太平洋への航行を制限していること示す、具体的なデータはお持ちで
>
> すか。また中国軍が、琉球に米軍が駐留しているために太平洋への航行が自由に行いこ
>
> とができないとの見解を示したことはありますか。
>
> ■中国軍、第1列島線突破を断言 海上摩擦増加も - 2010/08/07 19:33【共同通信】
> ttp://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080701000720.html
>
> 共同通信社がトバシ記事を書くとは考えられないので、これはほぼ正確と言っていいで
>
> しょう。
> 沖縄を始めとする連続島弧が、中国にとって明確な障害であること。
> 最近、海軍力がついてきたので、ようやくこの島弧を突破することが可能になった。
>
>
> ■海上連絡体制で日中協議 ヘリ接近受け2年ぶり
> ttp://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072601000175.html
> ■中国海軍、沖縄近海を通過 計2隻、防衛省が動向注視
> ttp://www.47news.jp/CN/201007/CN2010070401000485.html
> ■日本近海での中国の活動に警戒感 政府、対応に苦慮も
> ttp://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050701000683.html
> ■中国軍ヘリ、警戒の護衛艦に接近 沖縄の南方海域
> http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042101000969.html
> ■中国軍艦が沖縄近海航行 浮上の潜水艦2隻も確認
> ttp://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041301000276.html
> ■中国海軍の新型軍艦確認 沖縄本島沖で海自機
> ttp://www.47news.jp/CN/200612/CN2006122101000715.html
>
> これらのニュースから、中国海軍が琉球近海を航行することは政治的行為となってしま
>
> います。
> 中国にとって琉球近海とは、日米の反応というものを必ず考慮しなければならない海域
>
> となっております。
> そして、中国にとってみれば、日米の思惑を読み違えた瞬間に何らかの軍事的・政治的
>
> 不利益を被るリスクを抱えているわけです。
>
> それでも、中国がやってくるのは、示威行為と日米の索敵能力を測るためです。
> それと、どこまでやったら日本は怒るのかを見極めようとしているとも考えられます。
>
>
> -----------------------
国際法で公海航行の自由は認められているので、違法行為ではないと思いますが。
日本政府は中国軍が違法行為をおこなっているとして国際司法裁判所等に訴えていますか。
「動向を注視している」程度ではないですか。日本政府が起こったとしても、自衛隊が実力行使をすることが
できますか。米軍は中国と一戦を交えるリスクを冒すほど、日本を守ろうとは考えていないのでは。


>
> >自国通貨を持つことで、琉球独自の金融政策を行うことができます。米軍統治以来、
>
> 通貨政策を部外者に握られ、島の産業自立策にも支障がでました。産業の発展のために
>
> も琉球独自の金融・為替政策を実施すべきだと思います。独立しない前でも地域通貨を
>
> 各地域で流通させることで、日本円を使わない空間を広げることも必要です。
> >
> >琉球独立のためには、自分の頭で考え、実行していくという自治が大前提になると思
>
> います。日常的な自治的実践があって、人民の自己決定権の行使が具体化するのです。
>
> 世界初のNPO法人による中央銀行とか面白そうですね。
> 沖縄の経済状況を考えた場合、通貨を安定させることよりも、独自の金融政策を打てた
>
> ほうがいいかと思います。
>
>
>
>
> -----------------------
自分たちの力で金融政策を考え、行うとことでシンガポールは世界的にも金融業が発展したのです。日本政府の管轄下におかれた名護市の金融特区が発展しないのは、当たり前です。日本政府に特別制度の設置を求めるのではなく、自分たちの力で政策をつくり、行うための政治的地位の獲得がまずなさなければならないことです。シンガポールはマレーシアから分離独立しました。
>
>
> 南シナ海については次々と各所で分析がされているみたいです。
> 自分も分析している所ですが、過去六十年に渡って歴史を精査する必要があるのかな、
>
> と考えております。
> こういうときには、過去の記事が残っている共同通信のようなニュースサイトは有難い
>
> ですね。
>
> -----------------------

私は島嶼経済研究者ですので、できることならば実際に南シナ海の島々にいき、自分の目で島や海の実態を確かめてみたいです。

>
> ちょっと余談。
>
> 海流から考えた場合、琉球島弧は南から北へ文化が流れていくのが普通だと考えられる
>
> 。つまり、台湾諸民族の文化的影響が大きいと推測するのが普通だ。
> しかし、実際には台湾よりも南九州との共通性の方が高い。(遺伝的にも)
>
> 先島は、考古学的には台湾と共通の文化圏であったこともあるらしいから、先島と沖縄
>
> 本島との距離が問題なんだろうか?
>
> 地図を見てみると、オーストロネシア諸族が越えてきた島嶼間距離は、殆どの場合
> 糸満―宮古島間よりも狭い。
> しかし、古チャム人(サフィン文化)の分布を考えると、海南島―ベトナム間を越えね
>
> ばならず、その距離は糸満―宮古島間とそれほど変わるわけではない。
>
> そう思って、海流図を開いたところ、オーストロネシア語族は、その初期においては海
>
> 流に逆行して広がったように見える。
>
> ・・・・あれ?

太平洋諸島にすむ民族の源流は、台湾、東南アジア諸島であるといわれています。広大な太平洋を民族はカヌーにのって移動してきました。我々琉球人も海洋民族であり、オーストロネシア語族に含まれ、マダガスカルから太平洋諸島までに渡ってすむ民族を仲間であると考えています。私も太平洋の島々にいくと、琉球人、琉球との近さを感じます。

中国と琉球との関係 

8月18日の毎日新聞朝刊に、中国と琉球との関係についての記事が掲載されていましたので、お伝えします。

琉球は日本や中国のどちらにも帰属するのではなく、国際法上、琉球人は自己決定権をもっており、自らで独立、自立の道を歩むべきであると思います。




海をゆく巨龍:転換期の安保2010 中国で「沖縄返せ」の声(その1)
 ◇「琉球併合に国際法上の根拠はない」 学者ら論文、06年以降20本
 沖縄に対する中国の権利が今もある--。こんな刺激的な主張が最近、中国の歴史学者の間で有力になりつつある。沖縄がかつて琉球王国時代に中国との交易で栄え、中国に従属する地位にあったことを根拠にしている。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で日米同盟が揺らぎ、沖縄と日本政府の関係もぎくしゃくする中、中国では「沖縄を返せ」の声が強まっている。【「安保」取材班】

 昨年12月、北京。中国人歴史研究者らによるシンポジウムが開かれ、「明治政府による琉球併合(1879年)も、戦後の沖縄返還(1972年)も国際法上の根拠はない」との主張が繰り返された。主催者の一人、徐勇・北京大教授は、日中関係史が専門で、日中歴史共同研究の中国側委員も務めた有力研究者だ。

 沖縄の「日本帰属」を支持するこれまでの中国の公式見解を覆す主張だ。上里賢一・琉球大名誉教授(中国文学)は「徐教授は過激な反日派ではないのに、こうした議論を展開している。中国政府も、中国共産党も、公式見解と異なる主張を黙認しているのが怖い」と話す。

 徐教授と知り合いの三田剛史・早稲田大特別研究員(経済思想史)によると、徐教授のような議論は戦前に多かったが、戦後は息を潜めた。

 現代中国の建国の父、毛沢東の場合、戦前の論文「中国革命と中国共産党」で、沖縄を「帝国主義国家」が「強奪」した「中国の多くの属国と一部の領土」の一つとした。ところが、戦後この論文が刊行された際は、関連部分が改変され、「沖縄」の字も抜け落ちた。冷戦下で、日本に対する攻撃的な主張はしない方が無難と判断したようだ。

 ところが、今世紀に入り、「中国は沖縄に対する権利を放棄していない」と主張する研究論文が発表され始めた。三田特別研究員によると、関連した論文は06年以降だけで一気に約20本も出た。

 三田特別研究員は、論文急増の理由を「研究の自由の幅が広がったからとも、基地問題を巡る沖縄の日米両政府への反発をにらんだ動きとも考えられる」と分析し、「日中関係や基地問題の行方次第で、さらに広がるかもしれない」と指摘する。

 予兆は既に5年前からあった。上里名誉教授は、05年4月18日、沖縄の地元紙、沖縄タイムスの朝刊を開いて目を疑った。上海の反日デモで「沖縄を(中国に)返せ」と書かれたビラが出たとの記事を見たのだ。

 後日、徐教授の主張も知って危機感を強め、同年暮れ、同紙に反論を5回連載で寄せた。「当事者を無視して沖縄の帰属を論じる大国意識は、『琉球処分』(明治政府による併合)のときの日本や、戦後の米国と同じ」と批判する。

 上里名誉教授は、昨年11月、中国・青島で開かれた国際学術会議の会場で、徐教授に初めて会った。直接話したのは数分間。徐教授が「今後、研究者同士で(帰属問題を)大いに議論したい」と言うので、上里名誉教授は「反論を既に書いた」と述べたが、話はかみ合わなかった。

 上里名誉教授らこの場にいた沖縄の研究者は、12月の北京のシンポへの招待状をもらったが参加を断った。「米軍普天間飛行場の問題が焦点化した時期のシンポジウム開催に、意図的なものを感じた」と言う。

 上里名誉教授は、最低限の反論は済ませたとして、今は中国側の動きを見守ることにしている。「中国は、沖縄が基地問題などで日本政府を批判するのを見て、自分たちと一緒にやれると誤解しがち。しかし沖縄に、彼らに同調する人はまずいない。他方、沖縄に日本政府への怒りがあるのも事実。この微妙なところを、本土の人たちに知ってほしい」と話している。

照りつける太陽の下で、朱色の祭殿前にじっと座って祈るおばあさんがいた。那覇市若狭の至聖廟(びょう)(孔子廟)は、約340年の歴史を重ねる。至聖廟を管理する久米崇聖会の古謝昇理事長は「こういう人が今もよく来る。信仰は生きている」と記者に説明した。

 年中行事や墓、食事など沖縄では今も中国の影響は強い。琉球王国に渡来した中国人の子孫は久米村(現那覇市久米)に戦前まで集住しており、「久米村人」と呼ばれた。久米崇聖会は渡来中国人の子孫の団体だ。会によると現在、把握できるだけで9020人いる。仲井真弘多知事もその一人。知事は年1回9月、至聖廟での祭礼に参加する。

 久米は沖縄戦の前に空襲で全焼したが、ここに92年、市営中国式庭園、福州園ができた。約8500平方メートルの園内に、中国福建省福州から来た職人が福州の建材を使って建てた建物や池が点在する観光名所だ。

 福州園ガイドで、久米村人系の松永麗子さん(78)は「この庭園は久米にないと意味がない。私たちの心のよりどころだ」と言う。近い将来、至聖廟を隣に移し、久米村の趣を取り戻すという。

 沖縄は14世紀から日本が併合する19世紀まで当時の明、清の臣下、藩属国だった。中国の一部歴史研究者らが「中国は沖縄に対する権利を放棄していない」という時、「権利」は当時の関係を下敷きにしている。

 もちろん、沖縄には「沖縄を返せ」の声に応じる動きこそないが、他方、在日米軍基地の75%が集中し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題に象徴される日米安保への反感は強い。高良倉吉琉球大教授(琉球史)は「沖縄では本土への反発と中国への親近感がセットになっている面もある」と説く。

 今年4月と7月、中国艦隊が沖縄近海を通過したが、「小説 琉球処分」などの作品がある芥川賞作家の大城立裕さん(84)は「(中国艦船は)日ごろは話題にならない。他国の軍艦は琉球処分のころからずっと周囲をうろついているから」と話す。

 5月末の毎日新聞と地元紙、琉球新報が沖縄県民を対象に実施した合同世論調査では「日米安保条約を維持すべきだ」との回答は、わずか7%だった。富川盛武・沖縄国際大学長(経済学)は「これだけ政府に軽く見られたうえで聞かれれば、当然の数字だ」と語る。

 同大は普天間飛行場の隣にある。04年8月には、ヘリが本館前に落ちた。墜落の数時間後、富川学長は忘れがたい場面に遭遇した。学内を取材中のテレビ記者を米兵が連行しかけ、それを地元の人々が取り囲んだのだ。

 「怒りが充満していた。数百人が、方言で『タックルセー』(ぶちのめせ!)と罵声(ばせい)を上げ、今にも石が飛びそうだった」。記者は解放されて暴動寸前の空気は収まったが、「県民には長年の理不尽への怒りのマグマがある。これを前提に沖縄を考えてほしい」。

 富川学長も検討に参加して、県が今年3月に策定した将来構想「沖縄21世紀ビジョン」は「独特な歴史的背景などをもとに中国・台湾などとの多元的なチャンネルを通じ『ネットワーク型経済』の構築を図る」とした。

 歴史研究での中国との交流も、帰属問題以外では順調だ。県教育委員会は琉球王国の外交文書集「歴代宝案」の復元・校注作業を89年から続けている。北京の外交資料館、第一歴史档案館の協力で、約3300件の関連史料を提供された。高良教授も歴代宝案にかかわる。「私がよく付き合う中国の学者は実証的で、今の政治や外交に直結した話をあまりしない。そういうまともな人が多いから、中国との歴史問題を楽観している」という。

 富川学長も久米村人の血を引く。「沖縄の人は当然日本人だが、同時に日本人のようで日本人ではなく、中国人のようで中国人ではない独特の感覚もある。この感覚を生かして、米国と中国のどちらに付くかの二分法を解くことこそ、沖縄の役割だ」と主張する。【「安保」取材班】

石垣島の子供とサンゴ

8月17日の八重山毎日新聞にサンゴの観察を石垣島の子供たちが行っている記事がのっていましたので、お伝えします。


「自分のサンゴ」といってサンゴをいつくしむ石垣島の子供たちの心に、希望が見出せます。





「マイサンゴ」調査も4年目、富野小中校

 サンゴが白化したあと、回復したり、死滅したりする経過を富野小中学校の全校児童生徒16人が7月14日から今月11日にかけて同校近くの海岸で観察し、「サンゴの短期的な変化を記録することは研究者でも難しい」と評価されている。

サンゴが白化から回復した時には、子どもたちから「だいぶ元気になった。うれしい」との感想が聞かれ、地道な取り組みを通じてサンゴへの愛着を深めている様子がうかがえた。

 WWFジャパンサンゴ礁保護研究センターによると、郡内のサンゴ礁では7月上旬から中旬にかけて、海水温が30度を超える状態が長く続くなどしたため、各地で白化がみられた。その後、雨や台風4号の接近によって海水温の高い状態は解消され、白化現象も落ち着いたという。

 同校の子どもたちは、これらの時期と重なる7月14日と同28日、今月11日の3回にわたって同校から約500メートル離れた海岸で、サンゴの白化から回復・死滅までを観察。

 同校は児童と生徒が観察対象のサンゴをそれぞれ決めて「マイサンゴ」と呼び、大潮に合わせて定期的に観察する取り組み「コーラルウオッチ」を行っており、観察は今年で4年目。卒業した中学生のマイサンゴを後輩が引き継ぐなどしており、現在は24個のマイサンゴを観察する。


 白化の経過はコーラルウオッチの一環で観察した。担当の富川淳教諭(34)によると、7月14日の観察では大部分が白化。白化は海から干上がった枝サンゴを中心に広がったが、種類によっては影響を受けないサンゴもあり、富川教諭は「子どもたちはサンゴの種類によっては白化しにくいものがあると考えるようになっている」と話す。

 今月11日には白化したサンゴに色が戻ったり、色が戻らないまま死滅したりしているのを確かめた。
 子どもたちの感想も白化の経過によって変化し、白化している時期には「残念」などとしていたものが、その後の回復で「だいぶ元気になった。うれしい」などとなった。

 今回の観察の一部に立ち会ったWWFジャパンサンゴ礁保護研究センターの佐川鉄平氏は「サンゴの短期的な変化を記録することは研究者でも難しい。サンゴの身近なところにいる小中学生がその役割を担った意義は大きい。モニタリングは長く続けることが重要だが、その意味で卒業生のマイサンゴを後輩が引き継ぐ仕組みがある点も素晴らしい」と評価している。

【サンゴの白化】
 サンゴには「褐虫藻(かっちゅうそう)」と呼ばれる藻類が住みつき、サンゴが色づいてみえるのは、褐虫藻の色素。何らかのストレスで褐虫藻がサンゴから抜け出し、サンゴから色彩が失われて白くみえるのがサンゴの白化。ストレスには高水温や汚染など複数の要因が考えられている。

奄美諸島にとって「日本復帰」と米軍基地

南海日日新聞の8月8日、10日の記事で徳之島への米軍基地移設反対運動が紹介されていましたので、以下に掲載いたします。沖永良部島の米軍基地については、琉球新報2002年4月27日の記事を紹介します。




徳之島、奄美大島において、徳之島への米軍基地移設反対運動が行われました。「日本返還」が発表された「ダレス声明」の日に実施され、「返還」のリーダーであった泉さんの詩が朗読され、「日本復帰の唄」が歌われました。「日本復帰」運動を米軍を島から追い出した運動として読み返していることがわかります。

南琉球の場合は、「復帰後」も米軍基地がおかれており、北琉球と南琉球との「復帰」対するとらえ方の違いといえます。

他方、沖永良部島では50年から22年間、米軍基地がおかれ、他の奄美諸島とは異なる歴史的経験をもっています。





「みんなで守ろう平和と命」―。「徳之島への米軍基地移設反対」8・8徳之島一周命のタスキリレー&平和集会(同実行委員会主催)が7日、伊仙町義名山公園の泉芳朗銅像前をスタートした。沿道では多くの島民らが声援を送り、一緒になって歩いた。徳之島町―天城町を経由するコースを約18時間掛け60区間でたすきをつなぐ。到着後の8日は平和集会を開催。8日は徳之島と連帯して奄美市と鹿児島市で平和行進などがある。

 「徳之島への米軍基地移設反対協議会」などが中心となって実行委員会を組織。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、日米共同声明に明記された徳之島への一部訓練移転を政府が見送ることを固めたと報道される中、日米共同声明からの「徳之島案」の白紙撤回を勝ち取るまで、移設反対の機運をあらためて盛り上げるのが狙い。

日程は、奄美群島の日本返還について1953年8月8日にダレス米国務長官(当時)が発表した「ダレス声明」にちなんだ。

 たすきリレーを前にあった出発式では同実行委員で徳之島の自然と平和を考える会の椛山幸栄会長が開会宣言。大久保明伊仙町長が「たすきリレーは移設反対に心を強くして頑張れるアピールになる。全世界に平和を訴えるリレーになることを期待している」などと呼び掛け、移設反対の機運を盛り上げた。

 午後4時、第1区間を歩く同町の鶴田ナツさん(87)に大久保町長が「つなごう命のタスキ」と明記されたたすきを伝達。鶴田さんの次女夫婦など3世代が泉芳朗銅像前をスタートした。一緒に歩いた参加者らは「基地断固阻止」などと明記したプラカードなどを掲げ、県道を徳之島町方面に北上。第2区間にたすきリレーした鶴田さんは「基地移設には反対。徳之島の自然と平和を子や孫に引き継ぐため歩いた」と満足そうに話した。

 同町佐弁地区では、清水康貴君(13)=面縄中2年=、米弘志君(13)=同3年、松田あゆさん(10)=喜念小4年=が、徳之島らしく闘牛「康貴大力号」を引いてたすきリレー。引き継いだ喜念集落では多くの住民らが太鼓をたたきながら出迎えた。

 たすきリレーの最終区間前である伊仙町ほーらい館前への到着予定は8日午前8時ごろ。最終区間の伊仙町ほーらい館前―泉芳朗銅像前は平和行進を行う。到着後は、沖縄の反戦歌手・まよなかしんやさんのコンサートや基地移設反対表明などがある。たすきリレーの模様はインターネットで随時配信される。

 問い合わせは、電話0997(82)0412同実行委員会の椛山幸栄氏へ。また、連帯して統一行動を行う奄美地区集会は8日午後5時、奄美市の名瀬小学校であり、平和行進などを行う。問い合わせは、電話0997(52)4026平和フォーラムへ。




「みんなで守ろう平和と命」―。7日に伊仙町義名山公園の泉芳朗銅像前をスタートした「徳之島への米軍基地移設反対」8・8徳之島一周命のタスキリレー(同実行委員会主催)は8日、約18時間掛け無事60区間(約81キロ)をつないだ。

延べ約3千人(主催者発表)が参加。到着後は平和集会を開催。あらためて基地移設反対の意思を確認した。

 60区間をつないだたすきリレーには87歳の高齢者や10人家族、障害者らも参加。徳之島らしく闘牛と一緒に歩く区間もあった。最終区間前である伊仙町ほーらい館前に8日午前8時すぎ到着。休憩後、集まった約500人の参加者はゴールの泉芳朗銅像を目指し、平和行進。3町長が横断幕を掲げ先陣を切った。

 平和集会では同実行委員で徳之島の自然と平和を考える会の椛山幸栄会長が開会宣言。沖縄の反戦歌手・まよなかしんやさんのコンサートに続き、3町長があいさつ。大久幸助天城町長が菅直人首相あての「反対」文書を送付することや「反対の民意」を直接伝える機会を探っていることなどを報告。古賀徹徳之島副町長と大久保明伊仙町長が「日米共同声明から徳之島案が白紙撤回されるまで共に頑張ろう」などと訴えた。

 同実行委員で、徳之島の自然と平和を考える会の幸多勝弘事務局長が、経過報告として「日米両政府が徳之島を断念するまで、断固闘うことを決意する」などと述べた。 全員で日本復帰の歌を合唱し、泉芳朗作の「島」を朗読。最後は頑張ろう三唱を行い気勢を上げた。

 タスキリレーを見守った椛山会長は「無事につないでくれてホッとした。多くの参加があった。あらためて反対の民意を確認できた。長い闘いになる。今後も気を緩めることなく活動を続けたい」と気を引き締めた。



「徳之島への移転反対」奄美市でも集会

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設案をめぐり、徳之島への基地移設反対郡民会議と奄美9条の会ネットワーク(いずれも大津幸夫代表)は8日、徳之島への訓練の一部移転に反対する「8・8 徳之島への基地移設反対全国統一行動奄美地区集会」を、奄美市名瀬の名瀬小学校校庭で開いた。集会に続いて市街地をデモ行進した参加者は「徳之島に米軍基地はいらない」などと基地移設へ「断固反対」を叫び、怒りの拳を突き上げた。

 徳之島で同日開かれた「8・8徳之島一周命のタスキリレー&平和集会」に連動して開催。主催者発表によると約250人が参加した。

 開会集会では大津代表が、奄美群島の日本復帰やダレス声明に触れ「復帰運動同様に、全国へ徳之島への基地移設反対と沖縄からの無条件撤去へ向けた取り組みを広げていかなくてはならない」と、運動拡大への取り組み強化を訴えた。

 続いて「日米共同声明から徳之島案を削除させることこそ、奄美の子どもたちに平和な未来を残すことにつながる」とする大会アピール文を採択。参加者は「徳之島への基地移設反対」と書かれた横断幕を先頭に中心市街地を平和行進し、基地移設反対へ声を上げた。

 高千穂神社境内であった終結集会では、楠田豊春さんが講話したほか、参加者全員で「日本復帰の歌」を斉唱。日米共同声明からの「徳之島」削除と沖縄からの普天間飛行場の無条件撤去へ、地域のエネルギー結集を誓った。





来年、日本復帰50年を迎える鹿児島県沖永良部島の知名町で、1950年から約22年間存在した米軍基地に関する調査が今月から始まった。

同町には米軍関連資料はほとんど残されておらず、米軍撤退から29年余を経て、町民の記憶も薄れつつある。調査を行う沖永良部郷土研究会(先田光演会長)は、当時の基地従業員や地域のリーダーらからの聞き取り作業や資料収集を通して、戦後史の空白"を埋める考えだ。

沖永良部島に米軍の通信施設が設置されたのは50年11月。兵士の数は150人前後で、50人程度の町民も基地従業員として働いた。53年12月の奄美の日本復帰後も米軍基地は存続。73年1月、米軍は撤退し、航空自衛隊が通信施設を引き継いだ。

米軍基地がある間、地元住民と米兵は良好な関係を築いていたという。しかし、米軍による空港・軍港建設計画に対する反対運動が50年代半ばに高まりを見せるなど、基地拡大の動きに住民の一部が抵抗。

60年7月には、米兵の傷害事件に反発した住民700人が派出所を包囲し、米兵の逮捕を迫るという緊迫した事態も発生した。

知名町の米軍基地に関する地元の記録活動がこれまで行われなかったことについて先田会長は「国家的政策にかかわる問題のため記録に残すのは困難だ。住民との対立の問題も簡単には触れられないという意識も過去にはあったのではないか」と話している。

同研究会は地元の研究者や教職員らを中心に98年に結成した。今回の調査を契機に、戦後史の中で明確に位置付けられていなかった米軍基地の問題を明らかにし、来年の奄美の日本復帰50年に向け、沖永良部島の戦後史を再検証する活動を進めていく。

奄美の戦争体験を、あまみFMが放送

8月7日の南海日日新聞が、あまみエフエムによる奄美の戦争体験放送について報じていましたのでお伝えします。
あまみFMの麓さんのお話を伺ったのが2007年ですが、地道に地域の人を結び、歴史を継承するための取り組みとされていると改めて感じました。このような自治的な取り組みに注目したいです。

このような戦に対する記憶が、徳之島への米軍基地移設反対運動の背景にあります。





NPO法人「あまみエフエム ディ!ウェイヴ」の夏休み企画「語り継ぐこと」が6日、県立奄美図書館であった。奄美出身の戦争体験者3人が、無線兵や徴用工員、挺身(ていしん)隊としての体験と平和への思いを語り、子どもや保護者ら約50人が静かに耳を傾けた。

 若い世代に戦争体験を語り継ぐ恒例企画。今年は本田嘉光さん(79)=奄美市名瀬=、中村輝雄さん(83)=奄美市笠利町=、岩崎昭子さん(82)=奄美市名瀬=が、語り部として体験を語った。

 龍郷町久場出身の岩崎さんは、奄美高等女学校卒業と同時に女子挺身隊として佐世保へ渡り、25ミリ機銃弾を作る工場作業に従事。泣き言を言わず頑張った少女らの思いを、自作の短歌で訴えた。長崎の造船所で原爆を体験した中村さんは、爆風や死体が積み重なった町の惨状を伝え、犠牲者への鎮魂の思いを語った。

 1945年3月、大島中学在学中の14歳の時、特設防衛通信隊の一人として徴兵され出兵した本田さんは、少年通信兵として徳之島の山中で過ごした体験を語った。

 本田さんは「当時は国のために尽くすことが名誉と教えられ、死ぬことが怖くなかった」と振り返り、「だが夜中に一人、暗号班に電報を届けるため走っている時は、親元に帰りたくて涙が出た。それこそが人間の本当の心」と話し、子どもたちに「命を大切にし、相手の立場でものを考えてほしい」と呼び掛けた。

 会場からは工場での作業や徳之島の司令部跡などについて質問が飛び、戦争体験者、未体験者それぞれに戦争に思いをはせていた。

 友人と二人で参加した住用中3年の河野彩音さん(14)は「周囲の体験者からも話を聞き、自分なりに考えたい。今すぐ戦争をなくすことは難しいかもしれないが、いつか世界から戦争がなくなるといい」と話した。

先住民族としてのチャモロ人、日本とグアム戦時賠償請求、パラオの伝統法

2003年7月の太平洋諸島ニュースをお伝えします。
グアムに住むチャモロ人は、先住民族であり、国連の各機関でも先住民族として発言し、主張をしてきました。現在も日米による基地建設計画に先住民族として反対しています。
私がグアムに住んでいたときにも、道路名や首都名をチャモロ語に変える運動をグアム政府が進めていました。琉球うにおいても、日本風の名称を琉球名に変更する運動を活発にする必要があります。

琉球でも琉球語の教育を必修化するなど、独自な教育政策を実施しなければなりません。そのためにも独立しなければなりません。




7/17 PIR
  先住アメリカ人の言語としてチャモロ語が認められた。

アメリカ合衆国政府は、ネイティブアメリカンの言葉、ハワイ語、サモア語とともに、チャモロ語も先住アメリカ人語法における先住アメリカ語として公式に認めた。

認められる前は、チャモロ人とはグアム人であり、北マリアナの人々は「他の太平洋諸島民」としてみられていた。

同法によると、連邦政府は先住民族が自らの言語を使用し、発展させるための権利、自由を保護し、促進するための政策を実施する。また、同法では、先住民の伝統的言語は、先住民族の文化、アイデンティティの一部であり、文化、文学、歴史、宗教、政治制度、価値観等を後世に伝える基本的な手段であるとされている。



2010年現在でもグアム政府は日本軍の残虐行為に対して責任、謝罪、賠償を求めています。そのことを日本人、グアムを訪問する日本からの観光客は忘れてはなりません。





7/21 PIR
  グアム戦時賠償請求委員会の設置

米内務省長官は、グアム戦時賠償委員会のメンバーを任命する予定である。同委員会は、第二次世界大戦中、日本軍のグアム占領期間中、日本軍による残虐により被害を受けた住民に対する賠償を実施させるための組織である。

また、同委員会は、戦争の犠牲者から聞き取り調査を行い、死亡、傷害、強制労働等、個々の被害者に対する賠償金額を決定するだろう。




パラオ共和国は大統領制に基づく国家体制を有しているとともに、伝統法、伝統的主張制度、土地制度等、パラオ人の法制度を憲法で保障しています。独立すれば、自分の島の宝を守り育てることができるのです。




7/22 PIR
  パラオの首長達が海亀の狩猟禁止法案に賛成した。

パラオの首長評議会は、パラオ下院議会に提出されている海亀の狩猟を禁止する法案に賛成することを表明した。

議会に送付された書簡の中で「海亀はパラオ文化の存続にとって非常に重要な存在であり、厳しく海亀を保護する必要がある。」との見解が表明された。海亀保護法案は、タイマイを20年間、グリーンシー海亀を5年間狩猟禁止するという内容である。

ソロモン諸島の地産地消、海外国としての仏領ポリネシア、南太平洋競技大会への琉球からの参加を

2003年、7月、8月の太平洋諸島ニュースをお伝えします。

輸入依存度が高い島国では地産地消活動の必要性が高まっています。太平洋諸島ではヤシの木を伝統的にさまざまな形で活用してきたのですが、いま、ココナッツを含むヤシの木の多様な活用についてソロモン諸島で議論されています。琉球にとってヤシの木と同じように、生活の中で多くの役割を果たしてきたのはイモやサトウキビではないかとおもいます。ウージソメ、紅芋タルト等、今、様々な形で活用されています。



8/25 PIR
  ソロモン諸島で国際ココナッツ・デーが開催される。

9月2日、ソロモン諸島の首都ホニアラにあるメラネシア文化村において国際ココナッツ・デーの記念式典が行われる。政府の商品輸出販売局は、通産省、農業省、EUマイクロプロジェクト、そしてコプラの輸出業者や生産業者と協力して、同記念日の準備をしている。ソロモン諸島における記念日の標語は「われわれの富は、椰子の中にある。」である。

椰子は伝統的な方法で利用されているが、それとともに、大半の住民の収入源にもなっている。この標語には、椰子からさらに多様な製品を生産することの重要性が含まれている。



自治を求める仏領ポリネシアの人々がフランスと交渉して「海外国」という政治的地位を獲得し、自らの内政権
を強化しています。フランス政府による譲歩ですが、島々には完全独立を求める運動、政党があり、「海外国」にはとどまらないという意思を島民は示しています。



7/5 PIR
  仏領ポリネシアが新たな政治的地位を承認した。

「海外国」という新しい政治的地位になるための法律を、仏領ポリネシア政府が承認した。これから、フランス政府から仏領ポリネシア政府にいくつかの権限を移譲するための法の修正が行われるだろう。同法に対して、仏領ポリネシア議会の独立派議員がボイコットしたものの、多数派議員によっても承認された。今年の終わりごろまでに新たな政治的地位に移行するための手続きが終了するだろう。



太平洋地域には、このような競技大会のほかに、芸術大会もあります。琉球も選手団、芸術家をこのような大会に派遣して、太平洋島嶼国との交流を深めてはどうでしょうか。



7/14 PIR
  ニューカレドニアが南太平洋競技大会において242個のメダルを獲得した。

フィジーにおいて2週間にわたり開催された第12回南太平洋競技大会で、ニューカレドニアから参加した500人の選手が242個(91個の金、75個の銀、76個の銅)メダルを獲得し、第一位の成績をおさめた。

第二位はフィジーであり、197個のメダル、第三位は仏領ポリネシアで127個をそれぞれ獲得した。ニューカレドニアは南太平洋競技大会において、これまでも何回か一位になったことがあるが、今回の大会では、最多のメダル獲得となった。

琉球独立と自治

アンダースみのりさんからのお返事です。

琉球独立の土台は自治です。強固な自治の意思と実践があるから、独立運動も自ずから住民の自然の要求として出てくるのです。それは石垣金星さんのこれまでの生き方をみていれば分かります。

ゆいまーる琉球の自治も、琉球の島々にすむ一人ひとりの島民による草の根的な自治を訴えてきました。





お返事遅れてすみません。自分のメール箱ばかり見ていました。

面白そうな本ですね!


早速読みたいと思います!

沖縄の自治や自立経済、産業についてはまだまだ勉強中ですが思うところがあり、是非実行しようとドイツから来ました。

いろいろ仲間と話し合ったり、案はあるのですが、、、

実際どこまで自治が自由なのか。

沖縄は風土が本土と全く違うので、危機感の高さも異なるし、同じ政策では無理がある事。
もともと違う文化で、戦時、戦後の被害や負担からも沖縄県は、日本政府にもっと沖縄に合った政策ができるような自治権を求められると思うのですが。

とりあえず、本を読みまーす。



私の返事です。

> お返事遅れてすみません。自分のメール箱ばかり見ていました。
>
> 面白そうな本ですね!
> 早速読みたいと思います!
>
> 沖縄の自治や自立経済、産業についてはまだまだ勉強中ですが思うところがあり、是非実行しようとドイツから来ました。

お返事ありがとうございました。強い意志でドイツから来られたのですね。琉球で具体的に何をされたいと考えていますか。研究ですか、会社設立ですか、地域活動ですか?

>
> いろいろ仲間と話し合ったり、案はあるのですが、、、

是非、ご提案をこのブログでもご紹介下さい。

> 実際どこまで自治が自由なのか。
>
> 沖縄は風土が本土と全く違うので、危機感の高さも異なるし、同じ政策では無理がある事。
> もともと違う文化で、戦時、戦後の被害や負担からも沖縄県は、日本政府にもっと沖縄に合った政策ができるような自治権を求められると思うのですが。

そう思います。日本と琉球とは根本的に異なります。ここに同じ法制度が「復帰後」38年間、適用されてきたのです。スペインのカタロニア、バスク等の自治州で特別な法制度が認められていますが、琉球ではそれさえありません。琉球から自治・独立を求める声を上げなくてはなりません。

>
> とりあえず、本を読みまーす。

よろしくお願いしまーす。



エルファイアーさんからのお返事です。



毎日、ものすごく暑くて溶けそうです。
山岳寒冷地出身の自分にはとても辛い日々です。



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<スパム対策でURL数を制限されているようなので、http://の先頭のhを消します。>


>中国潜水艦が日米両軍によって拿捕、航行阻止を受けたという事実を知りません。日

米両軍が中国軍の太平洋への航行を制限していること示す、具体的なデータはお持ちで

すか。また中国軍が、琉球に米軍が駐留しているために太平洋への航行が自由に行いこ

とができないとの見解を示したことはありますか。

■中国軍、第1列島線突破を断言 海上摩擦増加も - 2010/08/07 19:33【共同通信】
ttp://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080701000720.html

共同通信社がトバシ記事を書くとは考えられないので、これはほぼ正確と言っていいで

しょう。
沖縄を始めとする連続島弧が、中国にとって明確な障害であること。
最近、海軍力がついてきたので、ようやくこの島弧を突破することが可能になった。


■海上連絡体制で日中協議 ヘリ接近受け2年ぶり
ttp://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072601000175.html
■中国海軍、沖縄近海を通過 計2隻、防衛省が動向注視
ttp://www.47news.jp/CN/201007/CN2010070401000485.html
■日本近海での中国の活動に警戒感 政府、対応に苦慮も
ttp://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050701000683.html
■中国軍ヘリ、警戒の護衛艦に接近 沖縄の南方海域
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042101000969.html
■中国軍艦が沖縄近海航行 浮上の潜水艦2隻も確認
ttp://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041301000276.html
■中国海軍の新型軍艦確認 沖縄本島沖で海自機
ttp://www.47news.jp/CN/200612/CN2006122101000715.html

これらのニュースから、中国海軍が琉球近海を航行することは政治的行為となってしま

います。
中国にとって琉球近海とは、日米の反応というものを必ず考慮しなければならない海域

となっております。
そして、中国にとってみれば、日米の思惑を読み違えた瞬間に何らかの軍事的・政治的

不利益を被るリスクを抱えているわけです。

それでも、中国がやってくるのは、示威行為と日米の索敵能力を測るためです。
それと、どこまでやったら日本は怒るのかを見極めようとしているとも考えられます。


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>自国通貨を持つことで、琉球独自の金融政策を行うことができます。米軍統治以来、

通貨政策を部外者に握られ、島の産業自立策にも支障がでました。産業の発展のために

も琉球独自の金融・為替政策を実施すべきだと思います。独立しない前でも地域通貨を

各地域で流通させることで、日本円を使わない空間を広げることも必要です。
>
>琉球独立のためには、自分の頭で考え、実行していくという自治が大前提になると思

います。日常的な自治的実践があって、人民の自己決定権の行使が具体化するのです。

世界初のNPO法人による中央銀行とか面白そうですね。
沖縄の経済状況を考えた場合、通貨を安定させることよりも、独自の金融政策を打てた

ほうがいいかと思います。




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南シナ海については次々と各所で分析がされているみたいです。
自分も分析している所ですが、過去六十年に渡って歴史を精査する必要があるのかな、

と考えております。
こういうときには、過去の記事が残っている共同通信のようなニュースサイトは有難い

ですね。

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ちょっと余談。

海流から考えた場合、琉球島弧は南から北へ文化が流れていくのが普通だと考えられる

。つまり、台湾諸民族の文化的影響が大きいと推測するのが普通だ。
しかし、実際には台湾よりも南九州との共通性の方が高い。(遺伝的にも)

先島は、考古学的には台湾と共通の文化圏であったこともあるらしいから、先島と沖縄

本島との距離が問題なんだろうか?

地図を見てみると、オーストロネシア諸族が越えてきた島嶼間距離は、殆どの場合
糸満―宮古島間よりも狭い。
しかし、古チャム人(サフィン文化)の分布を考えると、海南島―ベトナム間を越えね

ばならず、その距離は糸満―宮古島間とそれほど変わるわけではない。

そう思って、海流図を開いたところ、オーストロネシア語族は、その初期においては海

流に逆行して広がったように見える。

・・・・あれ?


琉球独立と民際外交

エルファイアーさんからのお返事です。



沖縄島と宮古島の間、などしばしば中国の潜水艦が行き来しているようですが、現在、自由に行き来しているのではないですか。

自由に、というのはただ単に通れるということでなく、政治的にあまり気兼ねなく、また捕捉・奇襲される心配もなない状態ならば、自由に、と言えましょう。今は中国軍が沖縄近海を通ることはそれなりに政治的意味が大きいため、自由に、とは言えないでしょう。

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>琉球国時代に、アジア諸国と外交関係をしてきた琉球人のDNAに、外交センスの根っ子が残っているかどうか。アジア諸国の世界の政治や経済における実力が高まり、日本の戦後政治経済体制に制度疲労が生じている中、琉球は独自の外交戦略をもって、アジア諸国との関係を独自で展開しなければ、これからの21世紀、琉球は生きていけません。

日本人よりは沖縄人の方が外交センスはありましょう。しかし、所詮は海という障壁に護られ、ユーラシアの残酷な歴史から隔離されてきた民族である以上、本質的に外交下手という性質は日本人とはあまり変わらないと考えて物事を組み立てたほうが安全であるかと思われます。

本当のところ、外交センスというのはいかに相手の考えを理解するかにかかっております。独立琉球の外務大臣になる人物は、マキャベリと孫氏とクラウゼヴィッツくらいは理解しておく必要があるかもしれません。

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>1970年代から、特別県政、自治州等、様々な提案をしてきましたが、日本政府は認めてきません。日本政府
>は自らの意思で承認しないでしょう。国際的な圧力を及ぼさなければ自治州、独立は認めないと思います。
>奄美を含めた自治州を考える際、「琉球王国」の復興ではなく、首里中心の支配体制の批判、各諸島の自決権を踏まえた自治体制の在り方を考える必要があります。太平洋には1万人の独立国もあります。

独立国家の連合体である独立琉球が成功すれば、これは大きな変革となりす。
安全保障の分野ですら『小よく大を制す』となれば、私たちは新たなる世界を迎えることになります。
日本も、諸地域の連合体としての日本に戻り、圧殺された地方文化を再生し、過疎化を止めることもできす。
私にとってのメインテーマである民族問題も解決の糸口が見えてくることでしょう。




私の回答です。


> >沖縄島と宮古島の間、などしばしば中国の潜水艦が行き来しているようですが、現在、自由に行き来しているのではないですか。
>
> 自由に、というのはただ単に通れるということでなく、政治的にあまり気兼ねなく、また捕捉・奇襲される心配もなない状態ならば、自由に、と言えましょう。今は中国軍が沖縄近海を通ることはそれなりに政治的意味が大きいため、自由に、とは言えないでしょう。
>
> ----------------------------------
中国潜水艦が日米両軍によって拿捕、航行阻止を受けたという事実を知りません。日米両軍が中国軍の太平洋への航行を制限していること示す、具体的なデータはお持ちですか。また中国軍が、琉球に米軍が駐留しているために太平洋への航行が自由に行いことができないとの見解を示したことはありますか。


>
> >琉球国時代に、アジア諸国と外交関係をしてきた琉球人のDNAに、外交センスの根っ子が残っているかどうか。アジア諸国の世界の政治や経済における実力が高まり、日本の戦後政治経済体制に制度疲労が生じている中、琉球は独自の外交戦略をもって、アジア諸国との関係を独自で展開しなければ、これからの21世紀、琉球は生きていけません。
>
> 日本人よりは沖縄人の方が外交センスはありましょう。しかし、所詮は海という障壁に護られ、ユーラシアの残酷な歴史から隔離されてきた民族である以上、本質的に外交下手という性質は日本人とはあまり変わらないと考えて物事を組み立てたほうが安全であるかと思われます。
>
> 本当のところ、外交センスというのはいかに相手の考えを理解するかにかかっております。独立琉球の外務大臣になる人物は、マキャベリと孫氏とクラウゼヴィッツくらいは理解しておく必要があるかもしれません。
>
> ----------------------------------
> 琉球も日本に併合された1879年以降、まともな外交をしてきていないので、民際外交によって外交術を磨く必要があります。一人ひとりの琉球人が国連、国際機関に行き、世界政治を動かす主体になる。1996年から、国連本部での外交活動に琉球人が参加してきました。今年も沖縄国際大学の2人の学生が国連欧州本部に行きます。琉球の平和立を実現するための外交実践の積み上げ、そして組織、政治主体として外交を展開しなければなりません。

> >1970年代から、特別県政、自治州等、様々な提案をしてきましたが、日本政府は認めてきません。日本政府
> >は自らの意思で承認しないでしょう。国際的な圧力を及ぼさなければ自治州、独立は認めないと思います。
> >奄美を含めた自治州を考える際、「琉球王国」の復興ではなく、首里中心の支配体制の批判、各諸島の自決権を踏まえた自治体制の在り方を考える必要があります。太平洋には1万人の独立国もあります。
>
> 独立国家の連合体である独立琉球が成功すれば、これは大きな変革となりす。
> 安全保障の分野ですら『小よく大を制す』となれば、私たちは新たなる世界を迎えることになります。
> 日本も、諸地域の連合体としての日本に戻り、圧殺された地方文化を再生し、過疎化を止めることもできす。
> 私にとってのメインテーマである民族問題も解決の糸口が見えてくることでしょう。

それぞれの民族の文化、歴史、誇りを認めること、つまり各民族の自決権の行使を具体化するための方法のひとつが独立であり、世界の国連加盟国はさまざまな困難を乗り越えて独立を達成し、自分たちの将来像を自分たちの手で切り開いてきました。各民族がそれぞれを認めうこと、互いの意見や存在を尊重することなど、民族問題の解決は、世界の問題であるとともに、この日本国内の問題でもあります。

第3回バブイサミットin台湾

石垣金星さんから第3回バブイサミットin台湾のお知らせが届きました。
私は西表島で行われた第二回のカマイサミットに参加しました。琉球、日本、台湾においてカマイ、バブイ(イノシシ)がどのように人とともに生きているのかを学びました。

詳細については決定次第お伝えします。
各位
> > >
> > > 炎暑の候、ますますご健勝のことと存じます。
> > > 西表島では稲刈りが終わり、無事、豊年祭を迎えました。
> > >
> > > さて、台湾パイワン族のサキヌ氏より、本年、以下の日程において
> > > 台東県で「バブイ(イノシシ)サミット」を開催したいという連絡を
> > > 受けましたので、前回の西表島でのサミットに参加いただいた皆様へ
> > > お知らせいたします。
> > >
> > > 日程 2010年11月19日~22日
> > > 場所 台湾台東県(会場は現在調整中)
> > >
> > > 内容や宿泊、参加申し込みなど詳細情報については、今回のサミット
> > > 事務局(台湾側)より追って案内していただきます。
> > > もし、ご連絡先(本メールの皆様の宛先)を台湾事務局へお伝えする
> > > ことをご希望されない場合、その旨をどうぞこちらへお知らせ下さい。
> > >
> > > 草々
> > >
> > >
> > > 「第2回カマイサミット in 西表」事務局
> > > 代表 石垣金星

琉球独立に関する議論

昨日のエルファイアーさんへの私のお答えです。




> 当方、ようやっとネットに復帰。
>
> ----------------------------
>
> >中国は東側だけに向いているのではななく、北、西、南にも開かれており、それらからも世界諸国との交流、貿易を行っています。どのこ視点から琉球を考えるかです。琉球の立場からみると、琉球を重視しているのなら、琉球側が有利になる形で中国との政治経済、外交関係を形成すればいいのです。実際、太平洋島嶼国はそのようにしています。
>
> 今のところ、中国が外交的に通りやすい出口は西のパミール方面・カザフスタン方面と、南のメコン川方面、ミャンマー方面です。それ以外のルートは何らかの紛争なり対立なりを抱え、自由な行動はし難いです。
>
> 独立琉球の指導者が真に外交に精通していれば、軍事的要衝という不利から外交的パワーを生み出せるでしょう。人材を揃えることが肝要となります。

沖縄島と宮古島の間、などしばしば中国の潜水艦が行き来しているようですが、現在、自由に行き来しているのではないですか。

>
> --------------------------
>
> >中国が琉球を侵略する場合は世界戦争を覚悟しなければなりません。そんなリスクを冒してまで、侵略しますか。
> >アラブ諸国はいま太平洋島嶼国との外交、経済関係を重視しめました。
>
> ことこの問題に関して中国は米国の出方だけを考えてればよい。
> 欧州が利益のためなら暴虐に目を瞑るのはチベット問題で周知になったことであるし、アフリカや中東はそもそも興味がない。太平洋諸国は不安気に見守ることしかできない。東南アジア諸国やインドは何らかの対策は考えるだろうが結局はアメリカの出方次第といったところ。日本は十中八九、政治的無能を晒すだけに終わる

>
> 世界を見渡すと戦争をしてまで中国を止める国は今のところ米国以外にありません。
>
> ……と言い切るような情勢でもなくなってきましたね。
> 中東は沖縄に興味を持っている今、利害関係に巻き込むチャンスですね。
> できるだけ多くの国を沖縄の利害関係に巻き込むことが出来れば、基地なし安保も実現されましょう。
>
> -------------------------


琉球に世界各国・地域の利害を巻き込むと同時に、国連機関(国連アジア本部、人権理事会アジア本部等)、国際NGO機関等も琉球に誘致する必要があります。国連憲章等、各種の国際法において武力による他国領土への侵略は禁じられています。常任理事国である中国が国際法に違反し、世界の孤児となるリスクを冒さないような仕組みをつくる。
>

> >核ミサイル、テロとの戦争の時代において、距離は「地政学」を考える上において大きな問題でなくなりました。グアムに琉球の8千名の海兵隊が移動することでも分かります。距離が重要であるというなら、北朝鮮と九州、日本海沿岸部の方が近いです。
>
> 現代において距離の問題は複雑になりつつも未だに重要な問題です。距離が遠ければ何をするにもカネとリスクがかかります。
>
> ------------------------
>
> >島嶼、小国、先住民族、マイノリティー等、世界の抑圧されている人々や地域が自らの権利を守り、状況を改善するために国連を利用しています。国連を批判することは簡単ですが、実際に存在する国連をどのように自らのために利用するかが私にとっては大切なことのように思います
>
> >あなたなら国連をどう使うのかを考えて下さい。
>
> 国連の一番重要なところは小さな国家でも議論に参加できるということです。例え大国から無視されても、小さな国から支持を集めればそれは無視しえないものとなります。
>
> -----------------------
国連加盟国の大半は小国です。小国の支援を集めることが出来るかどうかが琉球の課題です。

>
> >日本の米国への従属状況を象徴しているのが琉球です。琉球が独立して米軍基地を撤廃すれば、日本も米軍支配から脱する道が開けるでしょう
>
> 在沖縄基地が無くなっても、横田幕府はありますからね・・・・・。
> 正直、横田幕府がどれほど日本中枢に食い込んでいるのかは不明ですが、下山事件の関係者が未だに口を開きたがらない程度には力を持っているらしいですね。
>
> ---------------------
三沢、佐世保、岩国、福生、横田等、戦後65年たってもいまだに外国基地が「独立国・日本」にあるのです。いまだに占領時代が続いているといえます。なぜ日本人は本当の独立を求めないのでしょうか。

>
> >そのために自分自身が何をするかです。私の場合は微力でああるが、世界中に琉球への攻撃を抑止させるような人間のネットワークを地道につくっていきたいと考えいます。
>
> そうですね、個人としての私たちの出来ることは、限られていますが決して無力ではない以上、こうした努力が平和への道となりましょう。
>
> ---------------------------------
自分が国際政治に対して何が出来るのかが、自分が生きている証と言えます。微力ではあっても無力ではないと思います。

>

> >4番目は外していいのでは。米軍基地がある琉球になぜ台湾が侵攻するのですか。
>
> 下段に記述しましたが、もう一度言いますと、在沖縄米軍が撤去された場合、台湾の動向は無視しえないものとなります。
> 背中の軍事的空白を恐れて、米軍がやらないなら自力で、という行動に出てしまう可能性を考慮しなければなりません。
>
> ---------------------------------
>
> >琉球が独立して基地を撤去した後、非武装中立地帯として世界に宣言し、国連アジア本部を設置し、世界の人権に関する機関をつくる。侵略できない状態にする。そこを侵略するんだったら世界は終りとなるように、緊張感にみちた地域をつくる。
>
> 恐らく、独立琉球の指導層に外交センスがあれば可能かと。
> 多くの国を利害関係に巻き込んだ先に見える目標ですね。
>
> ---------------------------------


琉球国時代に、アジア諸国と外交関係をしてきた琉球人のDNAに、外交センスの根っ子が残っているかどうか。アジア諸国の世界の政治や経済における実力が高まり、日本の戦後政治経済体制に制度疲労が生じている中、琉球は独自の外交戦略をもって、アジア諸国との関係を独自で展開しなければ、これからの21世紀、琉球は生きていけません。

>
> 自分へのコメントではないですが、気になったこと諸々に関して書きます。
>
> ---------------------------------
>
>
> >伊波普猷はじめ、言語学者が琉球語を日本古語として位置づけてきました。琉球の島々でも、たとえば八重山諸島内の島々でも互いいに意味が通じないほど、島の言葉は多様です。もちろん、日本人でも島の言葉の意味は分からない。自分たちは民族であり、自分たちの自身の言葉をもっているという自覚があれば、その言葉も一つの民族の言葉になると思います。私は琉球の言葉は、日本語という国家語の一部ではないと考えています。言語学者の仮説に従う必要はないと思います。
>
> 比較言語学に於いては、関係性・系統性・遠近は論じられても、ある言語が言語であるかそれとも方言であるかというものを決定することは出来なかったはずです。
> ある言語を言語とするか方言とするかは政治の領域であり、言語学の関知するところではないというような記述を言語学の本で見たことがあります。
>
> ---------------------------------
まさにその通りです。日本の中の部分であるとの前提からは、方言という位置づけが生まれます。現在、スペインの一部であるカタロニアは自治州ですが、以前は国であり、現在、独立運動が盛んに行われています。その独立運動はカタロニア語の復興、使用運動との連動しています。


> 本文へのコメントです
>
> ---------------------------------
>
> >非自治的島嶼による自己決定権行使の選択肢としては、ある国への統合、自由連合国、完全独立の3つがあります。
>
> 日本政府が何らかの自治を保証せず、また、奄美を鹿児島県の領域に納めているのは、一種の怠慢であると思います。
> 最低限、奄美を含めた自治州を認めるくらいはしないと……。
>
> ---------------------------------
1970年代から、特別県政、自治州等、様々な提案をしてきましたが、日本政府は認めてきません。日本政府
は自らの意思で承認しないでしょう。国際的な圧力を及ぼさなければ自治州、独立は認めないと思います。
奄美を含めた自治州を考える際、「琉球王国」の復興ではなく、首里中心の支配体制の批判、各諸島の自決権を踏まえた自治体制の在り方を考える必要があります。太平洋には1万人の独立国もあります。
>
> コメント以外
>
> ---------------------------------
>
> 南シナ海、どうも風向きが変わってきたようです。
> 米国は東・東南アジアから徐々に撤退し、G2政策に切り替えていく方針だったわけですが、どうも方針転換したようです。
> 以前から懸念事項であった南シナ海における中国の侵略的な姿勢に反発した東南アジア諸国がそれに協調したようです。
> 日本ではまっとうな報道がありませんが、これはもしかしたら大きな事件なのかもしれません。
> まあ、これに関してはもうちょっととっくり分析してみますかな・・・。
>

日本のサイトに基づいて大変、勉強されておりますが、アメリカ、シンガポール、豪州等のサイトも参照して、多角的な観点から南シナ海の状況について分析されたら、さらにすばらしいものになるのではないでしょうか。


>
> 参考リンク
> ■大失態演じた中国外交、米中対立どこまで
> http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4147
> ■南シナ海で中国海軍演習、米・ASEANけん制
> http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100731-OYT1T00699.htm
> ■ファイル:台湾、シンガポールとFTA締結予備協議
> http://mainichi.jp/life/today/news/20100806ddm008020142000c.html
>

琉球独立と中国

El_Fire さんからのコメントです。熱心なコメントいつもありがとうございます。




当方、ようやっとネットに復帰。

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>中国は東側だけに向いているのではななく、北、西、南にも開かれており、それらからも世界諸国との交流、貿易を行っています。どのこ視点から琉球を考えるかです。琉球の立場からみると、琉球を重視しているのなら、琉球側が有利になる形で中国との政治経済、外交関係を形成すればいいのです。実際、太平洋島嶼国はそのようにしています。

今のところ、中国が外交的に通りやすい出口は西のパミール方面・カザフスタン方面と、南のメコン川方面、ミャンマー方面です。それ以外のルートは何らかの紛争なり対立なりを抱え、自由な行動はし難いです。

独立琉球の指導者が真に外交に精通していれば、軍事的要衝という不利から外交的パワーを生み出せるでしょう。人材を揃えることが肝要となります。

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>中国が琉球を侵略する場合は世界戦争を覚悟しなければなりません。そんなリスクを冒してまで、侵略しますか。
>アラブ諸国はいま太平洋島嶼国との外交、経済関係を重視しめました。

ことこの問題に関して中国は米国の出方だけを考えてればよい。
欧州が利益のためなら暴虐に目を瞑るのはチベット問題で周知になったことであるし、アフリカや中東はそもそも興味がない。太平洋諸国は不安気に見守ることしかできない。東南アジア諸国やインドは何らかの対策は考えるだろうが結局はアメリカの出方次第といったところ。日本は十中八九、政治的無能を晒すだけに終わる。

世界を見渡すと戦争をしてまで中国を止める国は今のところ米国以外にありません。

……と言い切るような情勢でもなくなってきましたね。
中東は沖縄に興味を持っている今、利害関係に巻き込むチャンスですね。
できるだけ多くの国を沖縄の利害関係に巻き込むことが出来れば、基地なし安保も実現されましょう。

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>核ミサイル、テロとの戦争の時代において、距離は「地政学」を考える上において大きな問題でなくなりました。グアムに琉球の8千名の海兵隊が移動することでも分かります。距離が重要であるというなら、北朝鮮と九州、日本海沿岸部の方が近いです。

現代において距離の問題は複雑になりつつも未だに重要な問題です。距離が遠ければ何をするにもカネとリスクがかかります。

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>島嶼、小国、先住民族、マイノリティー等、世界の抑圧されている人々や地域が自らの権利を守り、状況を改善するために国連を利用しています。国連を批判することは簡単ですが、実際に存在する国連をどのように自らのために利用するかが私にとっては大切なことのように思います

>あなたなら国連をどう使うのかを考えて下さい。

国連の一番重要なところは小さな国家でも議論に参加できるということです。例え大国から無視されても、小さな国から支持を集めればそれは無視しえないものとなります。

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>日本の米国への従属状況を象徴しているのが琉球です。琉球が独立して米軍基地を撤廃すれば、日本も米軍支配から脱する道が開けるでしょう

在沖縄基地が無くなっても、横田幕府はありますからね・・・・・。
正直、横田幕府がどれほど日本中枢に食い込んでいるのかは不明ですが、下山事件の関係者が未だに口を開きたがらない程度には力を持っているらしいですね。

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>そのために自分自身が何をするかです。私の場合は微力でああるが、世界中に琉球への攻撃を抑止させるような人間のネットワークを地道につくっていきたいと考えいます。

そうですね、個人としての私たちの出来ることは、限られていますが決して無力ではない以上、こうした努力が平和への道となりましょう。

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>4番目は外していいのでは。米軍基地がある琉球になぜ台湾が侵攻するのですか。

下段に記述しましたが、もう一度言いますと、在沖縄米軍が撤去された場合、台湾の動向は無視しえないものとなります。
背中の軍事的空白を恐れて、米軍がやらないなら自力で、という行動に出てしまう可能性を考慮しなければなりません。

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>琉球が独立して基地を撤去した後、非武装中立地帯として世界に宣言し、国連アジア本部を設置し、世界の人権に関する機関をつくる。侵略できない状態にする。そこを侵略するんだったら世界は終りとなるように、緊張感にみちた地域をつくる。

恐らく、独立琉球の指導層に外交センスがあれば可能かと。
多くの国を利害関係に巻き込んだ先に見える目標ですね。

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自分へのコメントではないですが、気になったこと諸々に関して書きます。

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>伊波普猷はじめ、言語学者が琉球語を日本古語として位置づけてきました。琉球の島々でも、たとえば八重山諸島内の島々でも互いいに意味が通じないほど、島の言葉は多様です。もちろん、日本人でも島の言葉の意味は分からない。自分たちは民族であり、自分たちの自身の言葉をもっているという自覚があれば、その言葉も一つの民族の言葉になると思います。私は琉球の言葉は、日本語という国家語の一部ではないと考えています。言語学者の仮説に従う必要はないと思います。

比較言語学に於いては、関係性・系統性・遠近は論じられても、ある言語が言語であるかそれとも方言であるかというものを決定することは出来なかったはずです。
ある言語を言語とするか方言とするかは政治の領域であり、言語学の関知するところではないというような記述を言語学の本で見たことがあります。

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本文へのコメントです

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>非自治的島嶼による自己決定権行使の選択肢としては、ある国への統合、自由連合国、完全独立の3つがあります。

日本政府が何らかの自治を保証せず、また、奄美を鹿児島県の領域に納めているのは、一種の怠慢であると思います。
最低限、奄美を含めた自治州を認めるくらいはしないと……。

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コメント以外

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南シナ海、どうも風向きが変わってきたようです。
米国は東・東南アジアから徐々に撤退し、G2政策に切り替えていく方針だったわけですが、どうも方針転換したようです。
以前から懸念事項であった南シナ海における中国の侵略的な姿勢に反発した東南アジア諸国がそれに協調したようです。
日本ではまっとうな報道がありませんが、これはもしかしたら大きな事件なのかもしれません。
まあ、これに関してはもうちょっととっくり分析してみますかな・・・。


参考リンク
■大失態演じた中国外交、米中対立どこまで
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4147
■南シナ海で中国海軍演習、米・ASEANけん制
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100731-OYT1T00699.htm
■ファイル:台湾、シンガポールとFTA締結予備協議
http://mainichi.jp/life/today/news/20100806ddm008020142000c.html

高江ヘリパッド建設問題にみるアメとムチ

7月30日の琉球朝日放送が東村高江で建設されているヘリパッドについて報じていますので、お伝えします。

日本政府はヘリパッドの運用内容を知らないという。米軍に全てお任せで、これで本当に自国の防衛ができるのかと思う。日米同盟というのなら、互いに意思疎通できる関係をつくらなければならないが、50年間、そのようなことがなされなかったことが高江の問題から分かります。日本政府の無責任な態度が、琉球差別の本源であるといえます。

他方、日本政府のアメとムチの政策によって地域行政もカネによって基地建設容認に立場を変えてきたという現実もあります。しかしアメによって地域が内発的な発展をしないことはこれまでの歴史から明らかです。




東村高江区を囲むようにヘリパッドを建設する計画。沖縄防衛局はその工事を近く再開する方針です。このヘリパッドをめぐる動きを取材しました。

安次嶺現達さん、高江区の森の中でカフェを経営しています。鳥の声や川のせせらぎに包まれる癒しの空間ですが、時々、アメリカ軍のヘリが上空を飛行します。

安次嶺さん「家がほんとにゆれるぐらい。いまこうやって鳥も鳴いてるけど、そういうのも全部逃げるし」

いま、この高江区を取り囲むようにヘリパッドが造られようとしています。

1996年、日米両政府は北部訓練場のおよそ半分を返すことに合意。しかしその代わりに、高江区の周りにヘリパッドを6つも移設する計画です。

沖縄防衛局は、この事業が県の環境影響評価条例の対象ではないとしながら、自主アセスと称して調査を実施。しかし、環境問題に詳しい沖縄大学の桜井教授は「これはアセスとは言えない」と指摘します。

3年前、当時の那覇防衛施設局の職員はこう発言。「(米軍の)運用に関しては全く関知できません」

桜井国俊・沖縄大学教授「自分たちは基地は造るけれども、それをどう使うかは米軍に聞いてくださいと、我々分かりませんといってるわけですから。つまりわからない人がアセスができるはずない」

そしてその運用はこんな可能性も出てきています。計画には、東村の北部にある宇嘉川の河口から、新設されるヘリパッドまでの歩行道路が盛り込まれました。

宇嘉川河口付近は、SACO合意でアメリカが新たに手に入れた提供水域です。宇嘉川とヘリパッドの一体的な運用によるジャングル訓練が想定されているのです。

桜井教授「海に降りて歩行ルートでジャングルの中を行軍し、そして最後に海兵隊を拾っていく。そうなってくると、この高江の集落を取り囲むように造られたヘリパッドを一体のものとして活用されるはず。軍隊としては」

高江区の安次嶺さんも、アメリカ兵が民間地域に出てくることがあると話し、こう不安を抱いています。

安次嶺さん「狭いところで今度、そういう演習をすると、どんどん民間地のほうに入ってくる恐れもあるんじゃないですか」

高江は訓練場に囲まれるのでなく、訓練場そのものになってしまうかもしれないのです。

しかしこうした不安をよそに高江区は、ヘリパッドの建設計画の受け入れる代わりに、負担軽減策や補償を求める要請案を代議員会で決議。過去に2度も建設反対を決議していましたが、容認の方針に転じたのです。

浦崎永仁・高江区長「現実的な対応をしなくちゃいかんなと。戦後ずっと動かなかった演習地なんです。地元にとって、私にとってもは苦渋の選択であるということです」

またきのう、東村の伊集村長はこう述べました。

伊集村長「新しい基地を造るというのは、公約の中にも、これはもう反対であるというふうにしまして。基本的には反対であったわけですが」

伊集村長は3年前、新たな基地建設に反対を掲げ、無投票で当選。しかしその後、その方針を翻しました。

伊集村長「現実的にみて、やはりこのSACO事業によって多くの事業が東村でなされたわけです。またこれからも計画をしてる事業が何カ所かあるもんですから」

補償、基地と引き換えの事業。アメとムチの構図がここにあります。

ヘリパッドの移設は14年前の日米合意。いまでも建設が必要なのか日米間で話し合う必要はないかとの問いに、沖縄防衛局の真部局長は-。

真部局長「その必要はないと思っています。少なくともそれをする理由がないと考えています」

しかし、ある防衛局職員はこう漏らしました。

防衛局職員「6つとも造る必要ないだろう、だいたいSACOはみんなアメリカの言うとおりなんだ。交渉しようとしたらアメリカ側から『返還しなくてもいいんだよ』と言われて日本側が『いやそれは困る』となるわけだ」

ヘリパッドの建設は単にヘリコプターの離着陸だけではなく、アメリカ兵に新たなサバイバル訓練の場所を提供することになる可能性が高いわけです。武装した兵士が家の近くをうろうろすると想像するとぞっとするのですが、基地の整理縮小の名のもとに基地機能の強化に手を貸すことにつながりかねないわけです。小さな集落に負担が集中していいはずはありません。

宮古八重山への自衛隊配備反対の意思

7月28日の八重山毎日新聞の社説が宮古八重山への自衛隊配備に反対しておりますので、お伝えします。

自衛隊配備が島の人、島の社会にどのような深刻な影響を及ぼすかという想像力が現在の民主党政権には根本的に欠けています。




石垣にも自衛隊基地
 国はなんで余計なことをしようとするのだろう。去る20日付けの県紙で、これまで報道されてきた与那国だけでなく、宮古、石垣にも自衛隊を配備するというニュースがそれだ。
 
 地元が表立って積極的に誘致したわけでもないのに、なぜ勝手に配備するのか。余計なお世話だという思いだ。しかし北沢俊美防衛相は20日の記者会見で具体的に検討を進める意向を示し、宮古や石垣に陸自普通科(歩兵)の数百人規模の国境警備部隊、与那国に同じ陸自の沿岸監視部隊数十人規模を5~8年後をめどに段階的に配備を検討していると、かなり現実的だ。
 
この自衛隊配備の問題は与那国が積極的に誘致し同町の問題と思っていたら、これがいつの間にか島しょ防衛の名を借りて宮古、石垣に飛び火した形で「民主党の防衛政策は一体どうなっているのか」と正直驚いている。

■ころころ変わる民主政権
 昨年夏の政権交代直後、北沢防衛相は、与那国の陸自配備問題に関して中国、台湾を刺激することは避けたいと慎重姿勢だった。それがその後なぜそうなったのか、2011年度概算要求に調査費を計上する考えを表明して積極姿勢に転じ、そして今回の石垣、宮古への自衛隊配備拡大だ。

 これでは基地の負担軽減とは裏腹で、新たに離島にも自衛隊の基地を張り巡らして増強し沖縄はまさに“基地の宝庫”であり、日米共同の要塞だ。

 普天間問題で民主党は自公政権時に先祖返りしたが、与那国の問題も自公政権時の計画に回帰してしまった。沖縄の革新支持者にすれば自民と何が違うのか、公約に一貫性がなく、政権交代時のあのわくわくした期待感は今や大きな失望と怒り、不信に変わった。

 先島や与那国への自衛隊配備は中国や台湾の反発を招き、緊張感を高めるというものだけでなく、それぞれの島の住民間にも自衛隊賛成・反対で対立の火種となるものだ。こうした住民同士の対立が、小さな島の発展に良い結果をもたらすとは決して思えないし国は余計なことをしてほしくない。

■八重山を巻き込まないで
 自衛隊が配備されると、数百人規模の自衛隊員が常駐し、石垣の町をかっ歩する。沖縄本島のように軍人の姿を見る機会の少ない石垣市民にとってそれはどういう光景に映るだろうか。特に高齢者には再び戦時中の悪夢、悲しい思いを呼び起こすことになるのか。

 戦争を知らない世代が多数を占め沖縄戦の風化が進む一方で、自衛隊アレルギーの強い沖縄でも容認派が増えている。その島の容認派の皆さんも、住民同士の対立の火種がこの島に勝手にやってきて、そして基地負担が増強されるのは余程の国防論者でも、ありがたく歓迎とは思わないだろう。

 それともまた与那国と同様、自衛隊で地域活性化論が出てくるのか。

 国防は確かに国の専権事項だが、その国防に観光客でにぎわう平和で静かな小さな島々を巻き込まないでもらいたい。八重山はそうでなくても今現在国防に十分貢献している。竹島や尖閣諸島は人が住まないため日韓や日中、日台が領有権争いで対立している。

 そういう意味で人々が暮らす国境離島の八重山は今でも十分に国防に貢献しているといえるだろう。それだけに国は少なくとも八重山抜きの別の方法で国防を考えてほしい。日本本土の皆さんは厄介者の米軍基地を沖縄に押し付けているが、わたしたちも国対国、住民対住民の対立の火種、騒動の火種となる厄介者はお断りしたい。

フランスの植民地・ニューカレドニア、太平洋に強い関心を持つ中国、テニアン島と広島原爆投下

2003年8,9月の太平洋諸島のニュースをお伝えします。
フランスの植民地から脱却するために、ニューカレドニアは、国連や太平洋島嶼国の国際機関からの支援をえながら、自治度を上げ、独立を問う住民投票を行おうとしています。それに対してフランス政府は、島への外部からの移住者を増やし、先住民族カナク人の全人口に占める割合を減少させようとしています。



9/25 PIR
  ニューカレドニアがフランス領になって150周年の記念式典が行われた。

1853年にフランスがニューカレドニアをフランス領土にした。しかし、同島を発見したのはキャプテン・クックであり、クックが「ニューカレドニア」と名づけた。150周年を記念して、首都ヌーメアに10メートルの木製トーテンポールが建てられた。

トーテンポールには先住民族であるカナク人のアイデンティティが象徴されている。ニューカレドニアはヌーメア協定にしたがい、フランスからの自立度を少しずつ高めて行き、2014年から18年の間に独立を問う住民投票が行われる予定である。

現在、ニューカレドニアには約20万人の住民がいるが、主な民族の構成をみると、欧州人(フランス人の子孫、フランス政府の官僚等)、カナク人、ウォリスフツナ人(フィジーの北東にあるフランス領土の人々)、ジャワ人、ベトナム人、北アフリカ人、タヒチ人などである。



中国は太平洋、太平洋島嶼国への関心を大変高めています。交流、貿易、凍死活動を進めています。アジアと太平洋とをつなぐ位置にある琉球が果たせる役割は大きいといえます。



8/19 PIR
  中国が太平洋島嶼国との関係強化を図っている。

中国は次のような政策により太平洋諸国との関係を強化しようとしている。1.南太平洋観光機構への加盟する、2.中国と外交関係を締結している太平洋島嶼国出身の外交官を養成するための短期訓練コースを中国にて実施する、

3.石油関連開発事業のために、今後3年間、太平洋諸島フォーラム事務局に30万米ドルを提供する、4.中国国際投資貿易博覧会に太平洋島嶼国からの代表団の参加を歓迎する、5.その際、太平洋島嶼国からのジャーナリスト団の訪問を歓迎する。



今日は、広島に原爆が投下された日です。その原爆はテニアン島から運ばれました。自らの島を米軍の日本攻撃の基地にされたがゆえに、他者への攻撃地という汚名を帯びることになりました。琉球も同じです。琉球に米軍がおかれ、世界の平和を乱す拠点ならざるをえなくなっています。このような状態を一刻も早く解消しなければなりません。



8/7 PIR
  テニアン島において広島原爆への追悼行事が行われた。

昨日午前9時15分、テニアン島にサイレンが鳴り響いた。それは58年前にテニアン島から飛び立った米爆撃機が、広島に世界で最初の原爆を投下して、多くの人々が死亡し、負傷したことに対する追悼を行うためであった。

夜には追悼式典が行われ、平和の願いを込めて海に灯篭が流された。以上のようなことがテニアン島で行われたのは今回が初めてであった。

琉球独立と国連

琉球人さんからのコメントです。感謝します。



自分の国の通貨
自国の通貨を手にしてみてから、考えても宜しいのではないですか? 意識を高めたければ、先ず、直接、世界経済下での〈琉球〉で勝負です。最初の一時的には、日本に偏る状況は出て来る事は予想されますが、底力を信じるならば、それから後です。

我々の力を再興し、新しい萬國津梁の鐘を鳴らせばよいのです
新しい感覚でリニューアルオープンすれば、よいのです。 時代に合わせて、変化を付けながら、様々な新発想も取り入れて行く! 一番良くないのは、未知に対しての恐れそのものです。


賛同書は日本人みんなにアピールしてこそ意味がある
日琉の世論の沸き上がりを期待したい!



私のお返事です。

自国通貨を持つことで、琉球独自の金融政策を行うことができます。米軍統治以来、通貨政策を部外者に握られ、島の産業自立策にも支障がでました。産業の発展のためにも琉球独自の金融・為替政策を実施すべきだと思います。独立しない前でも地域通貨を各地域で流通させることで、日本円を使わない空間を広げることも必要です。

琉球独立のためには、自分の頭で考え、実行していくという自治が大前提になると思います。日常的な自治的実践があって、人民の自己決定権の行使が具体化するのです。



まんぐーすさんからのコメントです。ありがとうございました。



丁寧なお返事ありがとうございます。

国際法・国際潮流からの平和的なアプローチ、素敵ですね。太平洋島嶼諸国に私たちは無知すぎましたね。

いつか、沖縄県議会その他で、宣言の実を結ぶことを祈念しています。

根性の悪いいじめっ子からは、離婚・分離独立しないと健康を損ないますわ(笑)恨むなかれ。


anyway

最近、地政学的有用性の屁理屈を逆手に取った、大田元知事とかの国連施設誘致論がありますが、個人的にはいいアイデアだと思っております。

普久原恒男「沖縄独立の唄」があるそうですが、自分には音源を索める能力がありません。だれか、見つけてyoutube等にアップしてほしいものです。

敬具



私のお返事です。


> 丁寧なお返事ありがとうございます。
>
> 国際法・国際潮流からの平和的なアプローチ、素敵ですね。太平洋島嶼諸国に私たちは無知すぎましたね。
>
> いつか、沖縄県議会その他で、宣言の実を結ぶことを祈念しています。
>

お返事ありがとうございます。私が1年間住んでいたパラオ共和国は人口2万人でも独立し、現在も人々は平和に通常の生活を送っています。9月にパラオに行く予定ですが、多くのことを学びたいと思います。

自分たちで自らの生きる道を決定するという人間として本来持っている権利は国際法で認められており、国連、国際法に基づいて独立運動を展開していこうと考えています。国連は、植民地を解放する責任と義務があり、そのための様々な委員会、機関があり、脱植民地化のための手続きも準備されています。


> 根性の悪いいじめっ子からは、離婚・分離独立しないと健康を損ないますわ(笑)恨むなかれ。

琉球に基地を押し付け、琉球人は自らの人生の多くの時間を反基地闘争に費やさなければならない、悩まなければならない、不安におののかなければならないという、人間の心身の健康にとっても良くない環境での生活を押し付けられています。
>
>
> anyway
>
> 最近、地政学的有用性の屁理屈を逆手に取った、大田元知事とかの国連施設誘致論がありますが、個人的にはいいアイデアだと思っております。
>

私もいいアイデアと思います。スイスのジュネーブにいたっことがありますが、そこには国連欧州本部があるほか、国際的な各機関があります。琉球に国連アジア本部を作るほか、人権、平和に関する国連、国際機関をつくり、永世中立宣言をして、基地を全て撤去したほうがよいと思います。そのほうがアジアの、そして琉球自身の平和につながります。

> 普久原恒男「沖縄独立の唄」があるそうですが、自分には音源を索める能力がありません。だれか、見つけてyoutube等にアップしてほしいものです。


是非とも聞いてみたいですね。自分の足で立つという、自治・独立の気概で日々生きていきたいものです。

琉球独立宣言と最新賛同者リスト

琉球自治共和国連邦
独立宣言


 2010年、われわれは「琉球自治共和国連邦」として独立を宣言する。現在、日本国土の0.6%しかない沖縄県は米軍基地の74%を押し付けられている。これは明らかな差別である。2009年に民主党党首・鳩山由紀夫氏は「最低でも県外」に基地を移設すると琉球人の前で約束した。政権交代して日本国総理大臣になったが、その約束は本年5月の日米合意で、紙屑のように破り捨てられ、辺野古への新基地建設が決められた。さらに琉球文化圏の徳之島に米軍訓練を移動しようとしている。日本政府は、琉球弧全体を米国に生贄の羊として差し出した。日本政府は自国民である琉球人の生命や平和な生活を切り捨て、米国との同盟関係を選んだのだ。

 琉球人は1972年の祖国復帰前から基地の撤去を叫び続けてきたが、今なお米軍基地は琉球人の眼前にある。基地があることによる事件・事故は止むことがない。日本国民にとって米軍の基地問題とは何か?琉球人を犠牲にして、すべての日本人は「日本国の平和と繁栄」を正当化できるのか?われわれの意思や民族としての生きる権利を無視して米軍基地を押し付けることはできない。いまだに米国から自立することができない日本国の配下にあるわれわれ琉球人は、絶えず戦争の脅威におびえ続け、平和に暮らすことができない。

 琉球人はいま、日本国から独立を宣言する。奄美諸島、沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島からなる琉球弧の島々は各々が対等な立場で自治共和国連邦を構成する。琉球は三山時代(14C半ば~15C初期)を経て、1429年に琉球王国として統一された。その後1609年、薩摩藩は琉球王国に侵略し、奄美諸島を直轄領とし、琉球王国を間接支配下に置いた。1850年代半ばに琉球王国は米・蘭・仏と修交条約を結んだ。1872年に日本国は琉球王国を一方的に自国の「琉球藩」と位置づけ、自らの命令に従わなかったという理由で1879年、「琉球処分」を行い、「琉球王国」を日本国に併合した。その後、琉球王国の支配者たちは清国に亡命して独立闘争を展開した。日本国に属した期間は1879年から1945年、1972年から2010年までのわずか104年間にすぎない。琉球が独立国であった期間の方がはるかに長いのである。

 太平洋の小さな島嶼国をみると、わずか数万の人口にすぎない島々が独立し国連に加盟している。これらの島嶼国は、民族の自立と自存を守るために、一人ひとりの島民が「自治的自覚」を持って独立の道を選んだのである。国際法でも「人民の自己決定権」が保障されている。琉球も日本国から独立できるのは言うまでもない。
これからも日本政府は、「振興開発」という名目で琉球人を金(カネ)で支配し、辺野古をはじめとする基地建設を進めていくだろう。長い歴史と文化、そして豊かな自然を有するわが琉球弧は、民族としての誇り、平和な生活、豊かで美しい自然をカネで売り渡すことは決してしない。平和運動の大先達・阿波根昌鴻は「土地は万年、金は一年」と叫び、米軍と闘った。われわれ琉球人は自らの土地をこれ以上、米軍基地として使わせないために、日本国から独立することを宣言する。そして独立とともに米軍基地を日本国にお返しする。
  

2010年6月23日 慰霊の日に
呼びかけ人
松島 泰勝(ゆいまーる琉球の自治/龍谷大学)
石垣 金星(ゆいまーる琉球の自治/西表島郷土史家)


賛同人

 
前利潔(ゆいまーる琉球の自治/沖永良部島) 
上勢頭芳徳(ゆいまーる琉球の自治/竹富島)
内間豊(ゆいまーる琉球の自治/久高島)
新元博文(ゆいまーる琉球の自治/奄美大島宇検村)
高良勉(ゆいまーる琉球の自治/沖縄島南風原)
謝花悦子(わびあいの里/伊江島)
平恒次(イリノイ大学/宮古島出身)
久岡学(奄美大島龍郷町)
森本眞一郎(1609年を考える奄美三七の会)
山田隆文(鹿児島在住奄美大島出身者)

照屋みどり(沖縄島豊見城)
本村紀夫(宮古島出身/沖縄島在住)
渡名喜守太(琉球弧の先住民族会)
島袋マカト陽子(琉球センター・どぅたっち)
太田武二(琉球センター・どぅたっち)
玉城義久(奈良沖縄県人会)
上原成信(一坪反戦地主会関東ブロック)
石坂蔵之助(ゆいまーる琉球の自治/沖縄市泡瀬)
喜久里康子(沖縄市民情報センター)
新垣重雄(石垣島)

当真嗣清(琉球弧の先住民族会)
島袋倫(ウチナーグチ振興研究家)
まよなかしんや(アイヌ民族と連帯する沖縄の会)
宮里護佐丸(琉球弧の先住民族会)
上村真仁(石垣島)
川平俊男(甘蔗(藷)農産組合宮古)
嘉手納安男(沖縄島那覇)
松島寛(ゆいまーる琉球の自治/石垣島出身/沖縄島在住)

アイヌ・ラマット実行委員会
藤原良雄(ゆいまーる琉球の自治/藤原書店)
西川潤(早稲田大学)
上村英明(市民外交センター/恵泉女学園大学)
竹尾茂樹(ゆいまーる琉球の自治/明治学院大学)
佐藤幸男(富山大学)
大林稔(龍谷大学)
西浜楢和(ゆいまーる琉球の自治/沖縄通信)
中村尚司(龍谷大学)
崔真碩(広島大学)

手島武雅(先住民族政策研究者)
日比野純一(FMわぃわぃ)
大河内秀人(江戸川区/僧侶)
秋林こずえ(立命館大学)
金子マーチン(日本女子大学/反差別国際運動事務局)
金子えりか(在ロサンジェルス)
安渓遊地(山口県立大学)
阪本公美子(宇都宮大学)
津田勝憲(栃木県/農業)
齋藤憲(ゆいまーる琉球の自治/大阪府立大学)

吉田宗弘(つぶて書房)
岡本雅享(福岡県立大学)
作間順子(ゆいまーる琉球の自治/意匠家)
中島大地(普天間基地撤去を求める高校生の会)
Kyle Kajihiro(Hawai’i)
丸井清泰(編集者/別府出身)
Keala Norman(Hawai’i,Honolulu)
Marco Panza (CNRS, Paris)
小林 純子(東京都)
沼田 哲(東京都)

横浜APEC反対実行委員会
丹治三夢(University of Curtin/Australia)

自由連合国という道、国際法と日本のシーレーン、本当の自由貿易地域

2003年9,10月の太平洋島嶼国のニュースをお伝えします。

非自治的島嶼による自己決定権行使の選択肢としては、ある国への統合、自由連合国、完全独立の3つがあります。マーシャル諸島、ミクロネシア連邦は米国との自由連合盟約による独立を選びました。
両国は1986年に独立し、2003年に同盟約を更新しました。
琉球も住民投票によって自らの政治的地位を選ぶことが出来ると思います。



10/30 PIR
 米国下院は、アメリカとマーシャル諸島、ミクロネシア連邦との自由連合盟約を承認した。

新しい自由連合盟約の期間は20年間で、アメリカは両国に35億米ドルの援助を与えることになる。新自由連合盟約関連の法案は、下院の次に米国上院の承認を受けなければならない。

新自由連合盟約の中には、アメリカにおいて低賃労働者として働く両国の住民を保護するための条項が含まれている。また、マーシャル諸島のクワジェリン環礁にあるロナルド・レーガン・ミサイル実験基地所有地の米国への賃貸が2066年まで延長されることになる。



日本政府が太平洋島嶼国に対して有する「国益」は太平洋上のシーレーンの確保です。何を運ぶかというと放射性物質です。事故で輸送船が破壊されることになると、島嶼国、その海域は大変な損害を被ることになります。
この放射性物資は日本の原子力発電にとって不可欠のものであり、まさに太平洋が日本の生命線となっています。それを太平洋島嶼国が握っているともいえます。
タイク教授の国際法に基づく見解は注目に値します。



9/3 PIR
  日本政府は、バヌアツに対し放射性廃棄物の海上輸送を認めるよう求めている

日本の外務副大臣がバヌアツを訪問し、太平洋上における放射性廃棄物輸送について話し合った。バヌアツ政府は、最近、海上輸送中に事故が発生した場合にフランス、イギリス、日本による賠償金支払を法的に求めると言明した。

バヌアツ政府のアドバイザーをしている、ジョン・ダイク教授は「輸送船や、船舶に積む荷物の内容に応じて、沿岸国が海上輸送を規制することを国際法は認めている。」と述べている。



独立国になると、本当の自由貿易地域を作ることも可能になります。現在、琉球にある自由貿易地域、特別自由貿易地域は、日本政府からの介入、制限をうけて本来の自由貿易地域とはいえません。


9/15 PIR
  パラオが経済振興のために自由貿易地域を形成する。

新たな投資家を呼び込むことで、パラオ人の雇用機会を増やし、経済を活性化するために、バベルダオブ島にあるガルマウ州に自由貿易地域を設置するため法案をパラオ上院が採択した。

同地域に製造工場を建設した企業は、製造過程で使用する機材、原料、完成品に対する輸入税が免除される。輸入税が免除されるが、粗収入税、個人所得税は徴収され、それによりパラオ政府の財政収入の増加が見込まれている。

琉球独立と祖国回復

琉球人さんからのコメントです。


経済を論じる事ほど、フレキシブルで柔軟性を要求される側面もないのではないだろうか?
むしろ、経済だけは、〈独立後の自由な進展〉の方が、イメージがしやすい。 “案ずるより産むが易し”ではないだろうか? 不安感ばかりが煽られて、ウチナンチュ同士の信頼感が蔑ろにされている。


私の返事です。

コメントありがとうございます。琉球人さんはどのような経済像を具体的に描いていますか。


> むしろ、経済だけは、〈独立後の自由な進展〉の方が、イメージがしやすい。 “案ずるより産むが易し”ではないだろうか? 不安感ばかりが煽られて、ウチナンチュ同士の信頼感が蔑ろにされている。


琉球人さんのコメントです。


タマゴが先か? ニワトリが先か?
〈初めに、独立在りき〉ではないですか? タマゴが先か? ニワトリが先か? この議論は、絶対に結論が出ません。



私の返事です。

独立しないと琉球の今の植民地状況を変革できないという強い意思がないと独立はできません。
納得できる経済政策が十分そろわないと独立しないというのでは、自分の足で立つという気概に欠けるといえます。琉球は50近くの有人島があり、それぞれの島で島人が自分たちで島の経済の方向性を決めればいいのです。



まんぐーすさんからのコメントです。「祖国復帰」ではなく「祖国回復」という言葉に勇気をもらいました。



あなたたち、
かりゆしクラブ、
喜納昌吉氏、
本土系左翼層、とか・・・

どこまでまじめに考えているのでしょうか?

独立後の王様狙いなの?アフリカの独裁者みたいに。


「琉球民族主義」「人々のくらし」「毎日の安全保障」・・・

あそび・おもちゃ・・・ではないんですよ!従来の独立論バブルなの?川満信一とか新左翼とかみたいな。
まじめな文化運動が先行するのが普通では。それと議会主義活動も視野みたいな。

どこか変なひとたちが「民族主義者」を演じてる感じ。
うちなんちゅのまわりは、米帝白人・中国・日本・・・信用できないこわい敵だらけよ。



島々の保守エリート層・民族資本的層・低民度で臆病な庶民大衆・漁農民・在外同胞系
・・・こういった各層たちの心が動かないと・・・無理なのでは。


孫文・ホーチミン・ネルー、
シオニズム・バルト諸国・キューバ・北アイルランドなどを見習ったりして

・・・政治運動は人徳だし・・・ともなう流血・犠牲もやはり普通にあるかも・・・

もっとまじめに
もっと現実的に
もっと常識的に
もっと地道に
もっと長期的に
もっと総合的に

提唱・扇動があったらいいのに。

琉球民族・・・ジャワ・太平洋系。
日本民族・・・モンゴル・ブリヤート系。

琉球語と日本語の差異は、ドイツ語とオランダ語の差異以上。

なによりも、底意地の悪い米帝・日本民族の人種差別にストレスを感じつつ永遠に暮らしていくのに、ウンザリ・げんなり・・・なのではないですか。

いままでと違い、すべきときにはちゃんと大同団結して、

着実に、地道に、祖国回復の素朴な願いを、みんなで咲かせていきたいものです。



私の返事です。


まんぐーすさん、お返事ありがとうごさいました。

言葉に心を動かされました。

> あなたたち、
> かりゆしクラブ、
> 喜納昌吉氏、
> 本土系左翼層、とか・・・
>
> どこまでまじめに考えているのでしょうか?
>
上の方と私とは個人的に関係ありません。私自身の経験と、研究に基づいて琉球独立の必要性を訴えています。
ハワイ、グアム、ニューカレドニア、仏領ポリネシア、スペインのカタルーニャ、プエルトリコ等の独立論者と同じように、国際法、植民地の歴史等に基づいて琉球独立の根拠と可能性を真剣に考えています。

> 独立後の王様狙いなの?アフリカの独裁者みたいに。
>
日本の一部でないと生きていけないという思い込みを揺るがしたいと思います。私は王様狙いではありません。アフリカでは全てが独裁者狙いで独立運動が展開されたわけではないですよ。

>
> 「琉球民族主義」「人々のくらし」「毎日の安全保障」・・・
>
> あそび・おもちゃ・・・ではないんですよ!従来の独立論バブルなの?川満信一とか新左翼とかみたいな。
> まじめな文化運動が先行するのが普通では。それと議会主義活動も視野みたいな。
>
6月23日の独立宣言は私と西表島の石垣金星さんがともに名前を連ねています。石垣さんは日本に依存しない生活を島の豊かな自然と文化の中でされている方です。島の自治的生活に基づいた独立の主張といえます。2007年から、NPOゆいまーる琉球の自治を立ち上げ、琉球の島々を年2回まわり、一人ひとりの住民の自治的自覚を強化するための集いを開いてきました。このような文化運動を先行させて、私なりの独立論を主張しています。

また国連の脱植民地化過程にこの独立運動を参加させたいとも考えています。

> どこか変なひとたちが「民族主義者」を演じてる感じ。
> うちなんちゅのまわりは、米帝白人・中国・日本・・・信用できないこわい敵だらけよ。
>
それはわかります。私は日本に住んでいますので、毎日それを感じています。
>
>
> 島々の保守エリート層・民族資本的層・低民度で臆病な庶民大衆・漁農民・在外同胞系
> ・・・こういった各層たちの心が動かないと・・・無理なのでは。

まさにそうです。琉球の一人ひとりの人間の自治的自覚が必要です。一つの独立論、展望、イメージだけで独立が実現するわけではありません。今日の新聞にスペインのカタルーニャが闘牛で牛を殺すことを禁止する法律を作ったことが書かれてありました。これはスペイン全体に対する独自性のアピールであるとともに、独立への一つの布石であるといわれています。このような実践の積み重ねが大切です。

>
>
> 孫文・ホーチミン・ネルー、
> シオニズム・バルト諸国・キューバ・北アイルランドなどを見習ったりして

シオニズムは見習いません。

>
> ・・・政治運動は人徳だし・・・ともなう流血・犠牲もやはり普通にあるかも・・・

ガンジーのように非暴力を柱に文化運動を展開したいです。これまで流血、犠牲にされてきた琉球にとっては
非暴力で独立を実現すべきであると思います。非暴力で独立を実現した島国、小国は沢山あります。
>
> もっとまじめに
> もっと現実的に
> もっと常識的に
> もっと地道に
> もっと長期的に
> もっと総合的に
>
> 提唱・扇動があったらいいのに。


このことば、心に残りました。ありがとうございます。

> 琉球民族・・・ジャワ・太平洋系。
> 日本民族・・・モンゴル・ブリヤート系。
>
> 琉球語と日本語の差異は、ドイツ語とオランダ語の差異以上。


そう思います。カタルーニャではスペイン語ではなく、カタルーニャ語が普通に使われています。

>
> なによりも、底意地の悪い米帝・日本民族の人種差別にストレスを感じつつ永遠に暮らしていくのに、ウンザリ・げんなり・・・なのではないですか。

人間としての尊厳を守り、人間として自分の島で生きるために、独立という、世界の他の地域で選択した方法を琉球も自分のために活用したらと思うのです。

>
> いままでと違い、すべきときにはちゃんと大同団結して、
>
> 着実に、地道に、祖国回復の素朴な願いを、みんなで咲かせていきたいものです。



祖国とは日本ではない。琉球そのものです。大同団結して花を咲かせましょう。

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