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プロフィール

Yasukatsu Matsushima

Author:Yasukatsu Matsushima
1963年琉球石垣島生まれ。石垣島、南大東島、与那国島、沖縄島にて育つ。

その後、東京、グアム、パラオ、沖縄島、静岡、京都、滋賀にて学び、働き、生活する。

著書に『沖縄島嶼経済史―12世紀から現在まで』藤原書店、2002年
『琉球の「自治」』藤原書店、2006年
『島嶼沖縄の内発的発展―経済・社会・文化』(編著)藤原書店、2010年、
『ミクロネシア―小さな島々の自立への挑戦』早稲田大学出版部、2007年
『琉球独立への道』法律文化社、2012年
『琉球独立論ー琉球民族のマニフェスト』バジリコ、2014年
『琉球独立ー御真人の疑問にお答えします』Ryukyu企画、2014年
『琉球独立宣言ー実現可能な5つの方法』講談社文庫、2015年
『民際学の展開ー方法論・人権・地域・環境の視座から』(編著)晃洋書房、2012年
『琉球列島の環境問題ー「復帰」40年・持続可能なシマ社会へ』(編著)高文研、2012年
『3・11以後何が変わらないのか』(共著)岩波書店、2013年
『島嶼経済とコモンズ』(編著)晃洋書房、2015年
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第10回ゆいまーる琉球の自治 13

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宿に帰り、夕食を食べた後、庭にでてみると、下がり花が綺麗に、清楚に咲いていました。


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阿真地区公民館での交流会です。宮平さんが司会をして下さいました。また明学の男子学生も司会の手伝いをしました。島の海でとれたカツオを食べることができました。とてもおいしかったです。


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85歳の島の長老、宮里さんが乾杯の音頭をとって下さいました。力強い乾杯の音頭でした。

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座間味村漁業組合長の大城さんのご挨拶です。私が9月に座間味島に事前調査で行ったときに、島のスナックで島のお話を聞かせて下さいました。

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お酒を飲みながら、つまみを食べながら、自由に話し合える交流会は、ゆいまーるの集いでの一つの楽しみです。島方々と心のこもった話を、膝を突き合わせながら聞くことができます。
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第10回ゆいまーる琉球の自治 12

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島々と海が織りなす風景は非常に美しかったです。


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座間味にはこれからクジラがきます。クジラが子育てをする場所が慶良間の海なのです。クジラにも安全と思われている海です。宮平さんもフォエールウォッチング船を監視して、同じ場所に船が集まりすぎないようにしているそうです。


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藤原社長、学生、竹尾先生も宮平さんのお話を、島や海を見ながら聞かせていただきました。


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新元さんと加藤先生です。新元さんも奄美大島宇検のことを思いながら、座間味のことを学んでいたと思います。


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座間味区も高台からみることができました。島や山や海に囲まれた街並みが見えます。

第10回ゆいまーる琉球の自治 11

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次に高台に移動して、美しい慶良間の島々を見に行きました。本当に美しい海や島々でした。天気は曇り、小雨でしたが、落ち着いた、美しい風景でした。

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宮平さんが石の策に上って説明して下さいました。琉球王国時代に船がこの島に寄港していたこと、諸外国との文化交流の影響が島社会に今も残っていることなどを、体を使ってお話して下さいました。宮平さんの体が海と空と島々に溶け込んで一体になったように感じました。

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参加者も、宮平さんの美しい島々や海、豊かな歴史や文化を誇る気持ちに感動しました。

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説明版もあり、分かりやすく島の歴史や文化を知ることができました。

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この高台から、様々な問題を抱えて、現在は使用不能になっているゴミ処分施設が見えました。島の経済、財政問題、観光と環境との兼ね合い等は、他の島々でも共通する問題であり、このような課題をも互いの島嶼を比較しながら、島人の自治的自覚に基づいて解決することも、琉球の自治を実現するためには不可欠な事だと考えます。

第10回ゆいまーる琉球の自治 10

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忠魂碑の前で宮平さんが戦時中のお話をして下さいました。この場所に島の方々は逃げてこられたそうです。戦争中の琉球人の苦悩、悲劇を思いながらお話を伺いました。

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忠魂碑のそばに、島人のためのウタキがありました。日本的なものと、琉球的なものが並立して同じ場所にあったのが印象的です。ウタキが島を丘の上から守っているように感じました。

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宮平さんは雨の中を島の厳しく、苦しかった時を心をこめて、魂を込めて話して下さいました。辛かったと思います。島の歴史を私たちの記憶に刻み込み、この悲劇を繰り返してはならないのが私たちの義務であると思いながら、宮平さんの話を心で受け止めました。

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平和之塔です。宮平さんが自然と脱帽して、戦時中の集団強制死のお話をして下さいました。米軍上陸の経緯、日本軍と村役場や住民との関係、強制集団死がどのように行われたのかなどを語って下さいました。学生たちは事前に学習していたのですが、ノートをとって歴史的事実を自分の記憶に残そうとしていました。

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現在、琉球では米軍基地があり、自衛隊基地があります。日本や米国の安全保障のために、戦争を行える島にしています。海によって閉ざされた琉球の島で戦争が発生した場合、犠牲になるのは島の人間であるという当然の事実を、座間味島の歴史が私たちに教えてくれます。

第10回ゆいまーる琉球の自治 9

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慶良間諸島人も、大交易時代に船に乗船していたのですね。沖縄島と中国との交易中継地点に慶良間諸島があり、島人は東シナ海を我が海のように航海していたのです。琉球人は勇ましい!


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シマのお店に行きました。掛けで販売しているのですね。それだけ、島民が互いに信頼し合っているといえます。

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店にあったあの世のおカネを宮平さんが説明して下さいました。

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島のカツオ業を始めた松田和三郎さんの胸像です。座間味小中学校の校庭にありました。子供たちは島の英雄をみて、島の将来を担うために、育ってほしいと思います。


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宮平さんが今の島の学校、教育について話されました。宮平さんには5人のお子さんがおり、現在、この学校で学んでおり、通りすがらお子さんがお父さんに手を振っていました。アットホームで暖かい、母の懐に抱かれたような学校です。

第10回ゆいまーる琉球の自治 8

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宮里さんは海洋航海の技術者でもあり、独自に、世界初のサバニ方程式をつくりました。


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集いの参加者も熱心に話を聞いていました。

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米軍が最初に上陸した島で生まれ育った宮里さんは、沖縄戦の悲惨さを若い世代に伝えて下さいました。


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琉球王国時代の船です。進貢船でこのように雄大に描かれた絵は始めてみました。世界に飛躍した琉球人の偉大さを改めて実感しました。

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サメをサバニに乗せている写真です。琉球人はすごい民族ですね。宮里さんの博物館は、戦争の悲惨さを再確認させてくれるとともに、海洋民族である琉球人のすごさを再確認して、元気になる場所でもあります。



わったーどぅしぐゎー、グアムのチャモロ

今日、沖縄県立博物館で、Insular Empireの上映会、親川さんのトークが行われますので、是非、皆さん、お出かけ下さい。



うないフェスティバル関連イベント 
トーク&映画上映会
 わったーどぅしぐゎー、グアムのチャモロ
presented by Wattaa Loochoo
  
「離島の帝国」
「父の土地は米軍基地にとられました」 
「大国に入れば民主主義が手に入ると思ったのです」
「先生は私たちが母語を口にするたび定規でたたきました」
「私たちの島々はいまだ植民地なのです」
ーーー沖縄の話でしょ?
いいえ、グアムの話です。
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マリアナ諸島にあるアメリカ
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「グアムってアメリカなの?」ーアメリカ人だけど大統領選選挙に投票できない、アメリカの議会
に代表を送っても議決権はない、グアムの人々は自らを「二等市民」と表現しました。島の1/3は米軍
基地です。先住民であるチャモロ人たちは言葉を英語に変えられ、土地を米軍基地にとられ、アメリ
カで最も軍事化された環境で生きています。「何世代にもわたりこの島々の忠実なる米国市民は、星
条旗のもとで戦いそして死んできた」そう語る彼らの声がぎゅっと詰まった映画です。グアムはもちろ
ん、マリアナ諸島全体の歴史や現状を伝えるこの映画、ぜひ琉球の私たちで鑑賞しませんか?
                      
     (映画60分、上映前に解説トークあり)
ドキュメンタリー映画



What’s next? (次回イベントのお知らせ)
 沖縄大学土曜教養講座「グアムと沖縄の脱植民地化を目指して」2011年12月17日(土)13:30スタート13:00開場
 基調講演:エドワード・アルバレス(グアム政府脱植民地化委員会事務局長) 報告者:親川志奈子・知念ウシ・松島泰勝・宮里護佐丸

第10回ゆいまーる琉球の自治 7

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多くの朝鮮人軍夫が座間味諸島におられたのです。パラオにも朝鮮人軍夫がおられ、慰霊碑がKB橋のたもとにあります。「慰安婦」の方々も座間味諸島におられました。この事実を忘れてはなりません。


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これが戦争中、多くの琉球人の命を奪い、島の形を変えた、艦砲の弾です。


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米軍用機の燃料タンクでつくったサバニです。利用できるものは何でも利用するという、琉球人のたくましい生活力を感じさせるモノです。

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米軍統治下において使われた「琉球の旗」です。どこの国家にも属していなかった琉球の船は、自ら旗をつくり掲げたのですが、正式な国でなく、国旗でもないため、他国の銃撃を受けることもありました。

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「平和への願い 忘れないでほしい島の集団自決」と宮里さんが手書きで書かれた文字が心に強く残りました。今、琉球に離島防衛といって自衛隊基地を造られ、新たな米軍基地もつくられようとしています。島で戦争が行われたら、住民はどうなるのかを座間味諸島の歴史は示しています。沖縄戦は過去の話ではなく、今、琉球に生きるわたしたち自身の問題です。

第10回ゆいまーる琉球の自治 6

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宮里さんの島の歴史に対する強い愛情が伝わるお話でした。

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背後にあるのは、琉球王国時代のマーラン船です。会館の裏には海や戦争に関する様々なモノが展示されています。宮里さんが世界中から集めてきたものだそうです。まさに手作りの博物館です。

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王様の冠のような貝は、平安座島で行った集いのフィールドワークでも、拝所の中でみることができました。その他、ボホウラガイ、珍しい珊瑚等、いろいろな貝も展示されていました。


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宮里さんの背後にあるのは、「人間魚雷」です。元特攻隊員である宮里さんは戦争の悲劇を若者に訴えていました。日本軍強制の集団死によって402人の尊い人々の命が座間味の島々で奪われました。無念の思いで亡くなった島の方々がわれわれのそばにいて、私たちの話しを聞き、行動を見詰めているように感じながら3日間を座間味島で過ごしました。

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この船も爆弾を積んで、敵艦に激突するための兵器です。戦争時代、人間も兵器の一部として扱われていたのであり、人間としてみなされていなかったことが分かります。

第10回ゆいまーる琉球の自治 5

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新元さんは、ゆいまーるの理事であり、各島々での集いにほとんど参加されています。積極的に、他の琉球の島々から学び、学んだことを、奄美大島の自分の村の自治のために実際に活かしており、本当に素晴らしい方だと改めて思います。




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座間味区の中にも、真新しいお宮があり、島の方々が神事を大切にしておられると思いました。


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慶良間海洋文化館です。宮里さんが、退職金をつかって設立した個人の博物館です。宮里さんの島の歴史、文化に対する強いこだわりが感じられる場所です。

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85歳になられる宮里さんの、力強い言葉が座間味諸島、慶良間諸島そのものの力強さそのものを示しているようでした。ご自宅の中にある部屋に、椅子と机があり、学びをすることができるのです。

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私たちも、宮里さんの言葉を聞きながら、頭の中で、心の中で島の歴史を想像し、自分と島との関係を考えました。

第10回ゆいまーる琉球の自治 4

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沖縄戦、連合軍の第一の上陸の地の石碑です。沖縄戦がここから始まったことを改めて実感しました。


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宮里さん、宮平さん、島袋さんたちが、島の各地に広報のチラシを張って下さいました。本当に感謝申し上げます。

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宮平さんが最初に港にある島の地図を使って、島の概要を説明して下さいました。参加者も真剣に話を聞きました。

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宮平さんの説明は大変分かりやすく、本当に座間味の島々や海を愛しているという、座間味への愛情が伝わってきました。島を自分の命、魂のように自覚している方々が、自治の担い手であるとの認識を強く持ちました。

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次に、村役場前にある、座間味カツオ漁を1901年座間味で始めた松田和三郎村長の石碑の前で、宮平さんがカツオ漁で発展した島の歴史を話して下さいました。

第10回ゆいまーる琉球の自治 3

昨日は、滋賀県大津市にある膳所高校において、国際的な人権問題の講演を行いました。題名は「グアムの人々の人権と私たちの当事者性」です。グアムにおける日本軍による支配、現在の基地拡張等、グアムの植民地状況が日本、日本人とは無関係ではなく、自分たちの問題であることを、高校生約440人に話しました。来月、グアムに研修旅行に行くそうですが、昨日聞いた話を思い出しながら、グアムと自分との関係性について考えてほしいと思います。



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午後のフィールドワークでは、宮里さんを中心として、島の歴史、文化を学びました。座間味区では何箇所かに拝所があり、琉球人はしっかり神行事を守っていることに感動しました。

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しっかり自文化、自分たち祭、神とのつながりを継承し続けている、島のオバーやオジーに敬意を払いたくなりました。

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カウンター式の昔ながらのマチャグアーです。かつての琉球の生活がこの島には今も生きています。

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私たちが泊った宿屋のご主人が花を大変大切にされていました。非常に美しい宿屋です。パティオといいます。下がり花の茎ですが、夜になると花をつけるという、神秘的な花です。

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下がり花は、咲いているときも綺麗ですが、地面に落ちた時の姿も可憐です。そのほかの住宅地、街角には木や花があふれており、心やさしい方々が島に多く住んでいると思いました。

第10回ゆいまーる琉球の自治 2

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琉球放送のラジオ番組に出演されていた高良さんが来られました。『琉球タイムス』を皆に配って下さいました。にふぇーでーびたん!

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80歳になる川満さんもお元気でした。学生たちは50代にしか見えないと言っていました。琉球の自治のために、これからも社会にどんどん発言してほしいです。


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平良さんが『うるまネシア』の最新号を皆さんに配布されていました。同誌も琉球の主張を粘り強く続けています。

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座間味島の下がり花です。夜花を咲かせて、朝には地面に落ちるという、夜行性の美しい花です。中田さんもこの花に大変、感じ入っていました。

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右から宮里さん、宮平さん、島袋さんです。島で生まれ育った3人の方に、今回の集いでは大変お世話になりました。島に到着して、これからの予定の打ち合わせをしているところです。3人の方の生き方、考え方は島に根差したしかっリしたものであり、教えられるところが多くありました。

岸和田健老大学での講義

昨日、大阪の岸和田市において、岸和田健老大学において講義を行いました。平均年齢72歳の方々約280人が受講して下さいました。

テーマは「琉球自治共和国の可能性」です。琉球の植民地化の歴史、現状、そして国際法、国連による脱植民地化、独立の可能性について話し、最後に、米軍基地問題の写真をお見せしました。

講義時間90分、熱心に、静かに講義を聴いてもらいました。会場からも「沖縄の人は日本国憲法下で平等に扱われているのではないか。琉球人は日本人ではないのか。中国が琉球に侵略するから米軍は必要である」等の質問を頂きまし、私なりに冷静に答えさせていただきました。

鶴田学長からは講義終了後、学長の琉球に対する思いや考えをお聞きしました。「沖縄は両手で荷物を持っている。片方の荷物を日本人に持ってくれと言っているのに、日本人は知らないふりをしている」と仰いました。

多くの方の前で、琉球の脱植民地化の可能性について話す機会を頂戴し、感謝します。

第10回ゆいまーる琉球の自治 1

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10日那覇で前夜祭をしました。明治学院の学生さんが新元さんのパワーに圧倒されていました。

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うるまネシアの平良さんです。今月、藤原書店から『近代日本最初の植民地・沖縄と「旧慣調査」』という本を出版されます。植民地・琉球を実証的に明らかにした、注目すべき本といえます。平良さんの緊張と喜びが伝わってきました。

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ゆいまーる常連の石坂さん、齊藤さんが参加して下さいました。齊藤さんは座間味の後は与那国島に行きます。

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竹尾先生が学生11人を引率して、今回の集いに参加したことで、若い力が集いに漲りました。

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藤原社長も学生さんたちと楽しく話されていました。学生さんたちの中には今回の琉球訪問が最初の人が何人かいましたが、琉球の現実を肌身で感じて、自分と琉球との関係性を考えて帰ってほしいと思います。

座間味島の方々に感謝

昨日は阿真公民館において、ゆいまーるの自治の集いを開きました。島の方々が多面的に、島の自治、抱えている諸問題について具体的に話してもらいました。会場からも熱い意見や質問が出され、真剣な議論となりました。詳しくは、今後アップされる私のブログ、ゆいまーる関連のユーチューブ映像を見てください。実際の島々を訪問し、島の方々と話し合うことで、問題の本質が明らかになり、解決への糸口が見つかると考えています。

宮里さん、宮平さん、島袋さんには準備、会場の設定や運営などで大変、お世話になりました。また、ご報告してくださった、中村さん、宮里さん、糸嶺さん、垣花さん、高松さんにも心よりお礼申し上げます。
さらに、交流会に参加し、集い会場にこられた方々にも感謝申し上げます。


第10回ゆいまーる琉球の自治 座間味島

今、座間味島にいます。昨日から、宮平さん、宮里さんのご案内で、島の歴史、自然、文化を学ばさせていただいております。

今日は、朝9時から車座の集いが開かれます。島の自治、自律、諸問題について真剣な議論をしたいと思います。



      

グアムと沖縄の脱植民地化を目指して

今日から、琉球に行きます。

12月17日、以下のような講演会、シンポジウムを開催します。是非参加して下さい。



第489回 沖縄大学土曜教養講座
グアムと沖縄の脱植民地化を目指して
2011.12.17(土)13:30~17:00 聴講料 300円

沖縄大学3‐101

グアム政府脱植民地化委員会のエドワード・アルバレス事務局長を招いて、グアムにおいてどのような脱植民地、脱軍事基地の運動を行っているのかについて基調講演を行う。

次に、グアムと沖縄における植民地状況、脱植民地化のための活動、脱基地化にむけたグアムと沖縄との協力関係、他の太平洋諸島における脱植民地化との関係等について、アルバレス氏を交えて4人の沖縄人がそれぞれの立場から報告を行う。そして、この議論を踏まえて、会場参加者との間で質疑応答を行う。

基調講演
 エドワード・アルバレス
  (グアム政府脱植民地化委員会事務局長)


シンポジウム

エドワード・アルバレス

宮里護佐丸(琉球弧の先住民族会)

親川志奈子(オキスタ107 / ワッタールーチュー)

知念ウシ(カマドゥー小たちの集い / ワッタールーチュー)

松島泰勝(ワッタールーチュー / ゆいまーる琉球の自治 / 龍谷大学)


司会 照屋みどり(ワッタールーチュー)

共催:沖縄大学地域研究所、龍谷大学社会科学研究所民際学研究会、ワッタールーチュー

“第10回ゆいまーる琉球の自治 IN 座間味島”

明日から“第10回ゆいまーる琉球の自治 IN 座間味島”の開催のために、琉球に行きます。

座間味村の方々の協力を得ながら、準備を進めてきました。実りある人との出会いがあり、発見や話し合いで、自分を見つめ、これからの琉球の在り方を考えてみたいです。


【主 旨】
島の歴史・文化を踏まえつつ島の抱える諸課題について語り合い、自治的自覚を強化する。
【主 催】
  ゆいまーる琉球の自治(受け入れ世話人会代表/座間味村阿真区長)
【日 時】
  平成23年11月11(金)、12(土)、13(日)
【場 所】
  座間味村阿真区公民館
【フォーラム】
住民発表者は、島に暮らす中で経験してきた事、風景や思いを発表する。したがって、主観的な見識である。
とかくタブー視しがちな、島が抱える多種多様な構図(島人/大和人、農水産業/観光業、高齢者/若者、男/女)等々についても、ありのままに発表し、課題の抽出とともに特性や優位性及び可能性について参加者の実感を促す。

【日程】
1日目
★ガイダンス(14:00)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮平 賢・宮里清之助
         テーマ : 島内を徒歩・バスにより散策しながら島の全体像を理解、
                フォーラムの基礎情報を共有する。
★歴史・過去~
歴史認識(フィールドワークの中で実施)・・・・・・・・・・・・・・宮里 清五郎
  テーマ : 歴史民族資料館を訪ね、島の歴史風土を史実として共有す
         る。
2日目
★戦前~戦後復興時における村役場の役割とは(09:00)・・宮里 正太郎
    テーマ : どのような地域課題があり、どう対処してきたか。時代にお
           ける役場の位置づけや住民と行政の関係は?
  ★過去~現在~未来
★阿真地区の地域課題と区の取り組み(10:30)・・・・・・・・・・・・・・糸嶺 勇
   テーマ : 地域のしきたりの中で混住する地域住民と移住者。地域財
          産の位置づけと活用。
              
づけと
 ★産業の変遷と、自然環境保全の意義(13:30)・・・・・・・・・・・・・・中村 毅
    テーマ : 島の優位性を活かした産業の変遷と未来を見据えた使命
           とは。
★地域会社としての「21.ざまみ」(14:30)・・・・・・・・・・・・・・・・・・垣花武信
    テーマ : 「21.ざまみ」の使命と現状、そして未来への展望。
★未来
座間味の美しさと未来(15:30)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高松明日香
  テーマ : ファインダーを通して見える本当の美しさとは・・。

Insular EmpireのHPにワッタールーチューの映画上映会告知が掲載されました

Insular Empireの監督、バネッサさんと私はメールの交換をしていますが、ワッタールーチューが今月開催する映画上映について、同映画のHPで紹介してくれました。以下のアドレスにアクセスして下さい。世界中でこの映画が上映されればと思います。


http://www.horseopera.org/Insular_Empire_2010/?p=2080


The Insular Empire Screening on Okinawa
Start:January 1, 1970 12:00 amThe Insular Empire will be screening this month on Okinawa, Japan, presented by an organization called Wattaa Loochoo, or “We are Okinawans”. The screening will also include a short talk by Mrs. Shinako, who will report on her recent visit to Guam and meetings with women in the Chamorro community. The aim of the screening is to raise awareness among Okinawans that Guam, like Okinawa, is an island colonized by the United States military.

The screening starts at 7pm. It will be held at the Okinawa Prefectural Museum and Art Museum, and is sponsored by Watta Loochoo.


うないフェスティバル2011

27回目となる今年のうないフェスティバル2011では、「今 うないからうないへ ~結ぬ心
肝に染みてぃ」をテーマに、「うないミュージアム」企画展と各団体の自主企画イベント「うないEducationがくむんWeek」を開催します。

沖縄で暮らす私たちも、世界で起きている「社会的なマイノリティ・弱者や女性の人権に関わる諸問題、平和や自然環境に関する社会的または政治的な諸問題」に直面しています。今年は、これらの諸問題の解決に向けて活動しているうないフェスティバルを知らなかった若い世代に参加を求め、日頃の活動や抱えている問題意識を展示や講座、ワークショップなどで発信していきたいと思います。地域への感謝、未来への希望も込めており、さまざまな世代のみなさまにご来場いただきたいと願っております。また、教育機関関係のみなさまへは、ぜひ学習の一環としても、ご活用頂きますよう、よろしくお願いします。


***************《転送歓迎》************

うないフェスティバル2011「今 うないから うないへ~ 結ぬ心 肝に染みてぃ 」のご案内
主催事業:『うないミュージアム:歴史、文化、自然、政治と今をつなぐ』企画展 (2会場で開催)

うないからうないへ、うないの記憶と遺産、歴史を継承し、「結ぬ心」で団結した参加者・来場者が自己表現できる公共空間を創りあげることを目的とした企画展。23団体のそれぞれのテーマと沖縄の歴史、文化、自然、政治というテーマをアートや教育・福祉活動、歴史、言語などの側面と沖縄の伝統的な世界観、価値観からつなげる『うないミュージアム』を展開する。

うないミュージアム@なは女性センター会場
期間:11月21日(月)9:30開始~11月26日(土)17:00まで(期間中は、9時半~18:00まで観覧可能、但し最終日は17時終了)
展示団体:オキスタ107(事務局)・比嘉座(パフォーマンスのみ)・金城芳子基金貝碧月夜(シェルリアン・ムーン・ナイト)・グループ・リソース・表現フォーラム・ふるさとプロジェクト・星槎国際高校沖縄学習センター・21世紀同人会・ワッタールーチュー(Wattaa
Loochoo)・カマドゥー小たちの集い・知念ウシカフーワークス(ワークショップのみ)・沖縄県骨髄バンクを支援する会、

うないミュージアム@牧志ほしぞら公民館会場
期間:11月20日(日)14:00開始~11月26日(土)15時まで、(期間中は、9:30~20:00まで(但し、最終日は15:00終了)
展示団体;NPO法人エイブルサポートつばさ(事務局)・住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄(反住基ネット沖縄)・オキナワ・ドリーム・ヘルス・くま絵師
悠・レインボーアライアンス沖縄・オキナワ原爆展を成功させる会・那覇市母子保健推進員協議会・基地・軍隊を許さない行動する女たちの会・The
Hemp Island麻妃・医療法人天仁会天久ヒルトップ

●両会場とも11月23日は休館日
●参加費無料、直接会場へいらしてください。

主催者:うないフェスティバル2011実行委員会、那覇市
連絡先:098-854-0220(NPOエイブルサポートつばさ)

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自主企画も行われます!

関連事業:『うないEducationがくむんWeek:歴史、文化、自然、政治と今をつなぐ』
        自主企画イベント(講座、ワークショップ、上映会などが各会場にて行われます。)
場所:なは女性センター会場、牧志ほしぞら公民館会場、てんぶす館、県立博物館美術館講堂など、
期間:11月19日(土曜日)9:30~11月26日(土)16時まで、
主催:各参加団体、
参加料:資料代、材料費徴収のイベントあり、(フライヤーのスケジュールをご確認ください。)
http://unaifestival.blogspot.com/2011/11/201111201126.html

うないフェスティバル2011実行委員会
事務局:098-854-0220(NPOエイブルサポートつばさ)

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みなさま、周知につきまして、ご協力のほどゆたさるぐとぅうにげーさびら。
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うないフェスティバル2011実行委員会
(事務局:なは女性センター内)
Email:naha.unai.festival@gmail.com
Blog:http://unaifestival.blogspot.com/
~Katare Ashiba Unai Fest.2011~ 語れ遊ば うないフェスティバル~

浄土と平和、環境運動

昨日は、龍谷大学大宮校舎において、播磨灘を守る会の運動を40年も続けている、青木敬介さんをお招きして、島嶼経済とコモンズ研究会を開催しました。

青木さんは、藤原書店から『穢土とこころ』という本を出されております。佛教思想と環境問題、特に龍樹思想や浄土思想と環境問題、地獄と浄土との関係、環境と平和を守ることがなぜ仏教者にとって重要なのか、大企業や国はなぜウソをつくのか、住民運動を長く続けることができた理由、本願と悟りとの関係、原発労働者の実態など、仏教思想に裏付けられた平和と環境運動を総体的に学ぶことができました。

瀬戸内海の埋め立て、開発に対し、里海活動、海岸の清掃活動、法律の改正運動等、地道に活動をされていることも知ることができました。改めて、泡瀬干潟の埋め立ての問題性を青木さんから聞けました。

また浄土とは、自由、平等で互いに活かしあう世界であることも教えられました。あの世だけではないのです。この世の浄土をいかに実現するのかが人間の使命ではないかと考えさせられました。

国、大企業、原発会社が餓鬼、修羅、畜生の複合体であることを改めて認識しました。

青木さんは80歳になれますが、心筋梗塞、脳梗塞を克服され、しっかりとこれまでの生きざま、平和と環境と佛教との関係について話して下さいました。心より感謝申し上げます。

仏教徒として、環境、平和を守る活動をするのは、当然の歩みであるとの、青木さんの言葉には真実の重みがありました。

青木さんは、同じ僧侶からも「アカ坊主」と言われながらも、この世の浄土のために、ご自分の信念を貫き通して生きてこられ、心からの敬意を払いたいと思います。

琉球内での枯葉剤の使用

11月4日の沖縄タイムスの記事です。

琉球内で平気で枯葉剤を米軍は使い、現在もそれが基地内にある可能性は否定できません。
日本国は、自国民である琉球人がこのような危機的状況にあるのにたいし、国民保護の対策を
とろうともしていません。




県内での枯れ葉剤使用の可能性を示す1966年当時の米空軍省の資料が明らかになった3日、「米側に情報公開を求めるべきだ」との声が広がった。「県内米軍基地で枯れ葉剤が使用、貯蔵されていた」と明かした退役軍人の証言が報じられた後、基地周辺の住民には不安が募る。同文書を入手した英フリージャーナリストのジョン・ミッチェル氏は、「沖縄の人たちには本当のことを知る権利がある」と訴えている。

 本島北部の米軍施設付近にある集落出身の50代男性=浦添市在住=が本紙に証言した。本土復帰直前の1970年ごろ中学生当時に、米軍から入手した「除草剤」を使い住民総出で散布を手伝ったという。

 「葉っぱが大きい広葉樹も2日ぐらいで、茶色になり、草木はすべて枯れていた。水滴が飛び散って葉についた部分だけ、黒く点々と枯れていた。非常に記憶に残っている」「40年以上前のことなので証明するのは難しいことは分かるが、あれは枯れ葉剤だったのではないかという疑問が、ずっと心に引っかかったまま」

 ミッチェル氏には、普天間飛行場の退役軍人から情報が寄せられた。74年から75年まで勤務したカロス・ガレイさんは「当時、普天間は未使用のオレンジ剤やブルー剤、パープル剤といった枯れ葉剤が、他の基地から集められていた」と証言。「海兵隊本部にどう処理していいか何度も尋ねたが、私の問い合わせは無視された」。心臓疾患で闘病中のガレイさんは「枯れ葉剤」との因果関係を心配しているという。

 沖縄国際大講師で米国環境法に詳しい砂川かおりさんは「米国では汚染者の責任で関係者から聞き取りをして基地の履歴を調べるベース・クリーンアップの原則がある。日本政府や県は、関係者からの聞き取りや今回の文書の『除草剤』が具体的に何を指し、どんな関連文書があるのかを含めて、県民の不安に応えることが求められている」と訴えている。

 米軍がベトナム戦争での実戦を前提に北部訓練場で「オレンジ剤」の試験散布を実施した事実が米軍元当局者の証言(本紙9月6日付)で明らかになっている。しかし米側は「散布を示す公式書類がない」として真相解明に後ろ向きだ。

宮古島とサモアとの民際協力

11月3日の宮古新報の記事です。

宮古島とサモアとの民際協力が行われています。
島嶼間のゆいまーるであり、このようなつながりが、どんどん太くなればと思います。




宮古島市 (下地敏彦市長) は2日、 サモア独立国の水道事業運営支援協力の一環で、 水道の専門職員4人を現地に派遣すると発表した。 派遣期間は5日から27日 (現地活動期間7日~25日) までの約3週間。 サモアの水道事業は漏水率70%台、 水道料徴収率10%台と大きく立ち遅れている現状にあり、 下地市長は 「サモアの水問題解決に貢献し、 宮古の優れた水道技術を国内外にアピールする機会。 将来的な経済交流にもつなげたい」 などと抱負を語った。
続き

 派遣職員は、 市上下水道部下水道課の梶原健次課長補佐 (役割=総括・コーディネート)、 下里和広工務課施設係長 (同=総括補佐、 設計、 マッピング、 浄水場管理)、 前里忠義工務課課長補佐 (同=漏水対策指導)、 岸本隆工務課技師 (同) の4人。 名護市と民間企業の職員各一人も同行する。 5日に宮古を出発し、 今月28日に帰任予定。

 現地では、 ▽管路図面作成▽漏水探査及び修理▽漏水管理計画策定方法の指導―にあたるほか、 浄水場の管理状況の確認、 今後の支援協力に関する協議等も行う予定。

 サモアでは、 高い漏水率が水道経営を圧迫し、 水の安定供給に支障をきたしていることから、 JICA (国際協力機構) が国際支援協力に乗り出すことになり、 2010年~12年度の3年計画で宮古島市に技術支援を委託した。 派遣費はJICAが全額負担している。

 会見で下地市長は 「市職員と専門家を派遣し、 サモアの水道技術者に緩速ろ過による浄水技術と水道事業経営に関するノウハウを技術移転する。 宮古の優れた技術を国内外にアピールしたい」 と語り、 職員らの現地での活躍に期待した。

 サモアへの職員派遣は昨年11月に続いて2度目。 来年2月、 翌12年度も派遣する計画。
 また、 沖縄県水ビジネス検討会が初めて取り組む 「大洋州3カ国 (フィジー、 トンガ、 サモア) 調査団」 にも職員1人を同行させる。 期間は今月2日~12日。 上下水道部工務課の上地昭人会計課長は 「どのようなビジネスモデルがあるのか、 現地の水道関係者から助言を受けると同時に、 プレスリリース等を通じて情報提供を呼びかけたい。 (来年、 宮古で開催される) 太平洋・子どもサミットに向けても情報収集してきたい」 と意欲を語った。

竹富町に対する国の差別政策

11月2日の八重山毎日新聞の記事です。

自由主義史観の教科書を採択しないと決めた竹富町に対して、日本政府は、教科書の無料配布という方針を撤回し、買い取りを求めています。これは国による脅しであり、差別です。





八重山地区教科書問題をめぐり、県教育委員会(大城浩教育長)は10月31日、文部科学省との面談で、これまでの指導の一貫性から無償措置法に基づく協議の場の開催を国と県が求めるよう提案した。文科省は八重山採択地区協議会の協議結果を優先する考えに変わりなく、議論は平行線をたどった。

 県教委は、教科用図書八重山採択地区協議会の規約に3市町が異なる採択をした場合の決定方法が定められていないことが問題解決を遅らせている原因と指摘。無償措置法の運用の誤りから生じた問題として「県教委と文科省が無償措置法13条4項の協議の開催を求めさえすれば一本化は直ちに可能と考える」と提案した。

 県教委は文科省が9月8日まで「協議して一本化せよ」との方針を容認したとして、同方針に基づいて9月8日の「全員協議」の開催を県教委も容認、必要な指導助言を行ったとし、仮に全員協議が無効だとしても「指導の一貫性から次の手続きとしても新たな協議の設定による一本化でなくてはならない」と主張した。
 一方、文科省は、協議会の協議結果(答申)に基づいて採択を行った教育委員会(石垣市、与那国町)には無償給付できるが、協議結果に基づかない竹富町教委には無償給付の対象にならないとの見解をあらためて示した。

■文部科学省の見解
 ◎地教行法23条6号は、教科書の採択について地方公共団体の教育委員会が行うとされているが、無償措置法第13条4項は同一採択地区内の教科書については採択地区委内の市町村教委が協議して種目ごとに同一の教科書を採択しなければならないと規定されている。
 ◎したがって、採択地区内の市町教委が協議の結果と異なる教科書を採択した場合について、国の行う教科書の無償給与については無償措置法の趣旨・目的に照らし、文科省としてどのように対応するか判断する必要がある。
 ◎文科省としては県教委に対し、八重山採択地区内の市町教委が規約に従ってまとめられた結果に基づいて、公民についても同一の教科書を採択することを指導するよう求めてきたが、なお同一の教科書を採択するに至っていない。
 ◎現時点の状況では8月23日の八重山採択地区協議会の答申および8月31日の協議会役員会の再協議の結果が「協議の結果」であり、それに基づいて採択を行った教委(石垣市、与那国町)に対しては教科書の無償給与をすることになるものと考える。
 ◎協議の結果と異なる採択をした場合、無償措置法の規定に反することになるが、それをもって採択行為が無効とまでは言えないが、国の無償給与の対象にならない。このため、竹富町については国の無償給与の対象にはならないが、地方公共団体自ら教科書を購入し、生徒に無償で給与することまで、法令上禁止されるものではないと考える。

■県教育委員会の見解
 ◎八重山採択地区は協議会を諮問機関と位置づけており、「協議の規約に従ってまとめられた結果」とは教委の採択権を拘束しない答申である。規約は、答申を最終決定(採択)としていない。
 ◎協議会規約は3市町が異なる採択をした場合、最終的に決定する方法を定めていず、そのことが問題の解決を遅らせている。すなわち、特別法と一般法の矛盾から生じた問題ではなく、無償措置法の運用の誤りから生じた問題。例えば「3市町の教育委員全員の投票で決する」などを定めていれば、現在の混乱は生じなかった。
 ◎3市町教委の異なる採択が生じた場合、一本化を図るための手段としては、新たに協議の場を設定する以外にない。
 ◎文科省が発した「協議会の規約に従ってまとめられた結果を基本に地区内で同一の教科書の採択を促す」とした指導助言が、「県教委が竹富町教委を指導し、竹富町にI社教科書を採択させるべき」と受け止められ、協議の場の設定を困難にしている。
 ◎「協議会の規約に従ってまとめられた結果」に法的拘束力はなく、県教委がその「結果」に従って採択を行うよう1町教育委員会に求めることは無理がある。
 ◎一本化を諮るための手段としては、新たに協議の場を設定する以外になく、その協議の中で、答申および全員協議の有効性を含めて協議し、結論を導き出す以外にはない。そのためには県教委、文科省が3市町教委にあらためて協議を求める必要がある。

与那国島のお話大会

11月1日の八重山毎日新聞の記事です。

私も1971年に与那国小学校において男子の部で1位になりました。その時の賞状を大切にしており、自分の部屋に額縁にいれて壁にかけています。小学校2年生でした。40年前の賞状で、古くなっていますが、今でも見ると励まされます。

ちばれよー、与那国島の子供たち!





児童生徒の表現力を養い、言語教育に役立てることを目的とした「第36回児童・お話、意見発表大会」(与那国町PTA連合会)が10月30日、久部良中学校で行われ、各学校の代表が、童話や自身の体験を基に弁を競い、6人の地区代表が決まった。

 会場には大きな声が響きわたり、一人ひとりに拍手がおくられた。発表は体験談や島の伝説など、構成と工夫があることを審査員もほめた。大きな身ぶり、動作にめり張りをつけることを今後の課題として講評した。

 そのうち中学校男子は「チャンスはすぐそこに」の演題で発表した松田啓人君(久部良中3年)、女子は「国境の島に住んで」の山口ゆいさん(与那国中3年)が、それぞれ最優秀賞を受賞した。

 最優秀に選ばれた児童生徒は、11月19日新川小で開かれる八P連大会に出場する。

 なお小学校の入賞者は次の通り。
 「童話・お話」

 低学年の部男子最優秀=田島旭人(与小3年)、
 女子最優秀=前外間清己(与小3年)、

 高学年男子最優秀=三ッ岩森之(比小6年)、
 女子最優秀=前底希光(比小5年)

パレスチナと沖縄を結ぶ―民族自決権と開発―

「パレスチナと沖縄を結ぶ―民族自決権と開発―」と題するシンポジウムが来月、龍谷大学で開催されます。
お時間とご関心がある方は是非ともご参加ください。


左:パレスチナ・ガザ地区にて、爆撃された直後の住宅地で遊ぶ子どもたち/右:米軍ヘリ墜落に抗議する沖縄の老人

Ì パレスチナと沖縄―。⼀⾒かけ離れたこの⼆つの地域と⼈々には、共通点があります。
Ì ともに、占領や植⺠地化によって、⾃らの運命を⾃ら決定する⾃⼰決定権が⼈々から奪われ、この何⼗
年もの間、占領や⽶軍基地によって⽣活の破壊や⼈権の侵害に苦しみ続けています。占領の終結や⽶軍
基地の撤去を求める⼈々の声が、無視されています。

Ì ⽇本政府はパレスチナの国づくりに協⼒するとして、「平和と繁栄の回廊」構想などの開発援助を⾏っ
ています。沖縄に対しては、⽶軍基地を押し付ける代わりに沖縄振興という名の開発資⾦を⼤規模に投
下してきました。しかし、こうした開発はパレスチナや沖縄の⼈々の平和や⾃⼰決定につながっている
のでしょうか?

Ì ⺠族⾃決権と開発をキーワードに、パレスチナと沖縄を結ぶものを考えます。
『脱「国際協⼒」― 開発と平和構築を超えて』(新評論)出版記念シンポジウム

■プログラム
第1 部
i「パレスチナ/イスラエルの脱植⺠地化と⽇本:アパル
トヘイト政策と開発政策の共謀」役重善洋(パレスチナ
の平和を考える会)

i「イスラーム社会における市⺠運動:その特徴とパレス
チナ問題への影響」(英語・通訳あり)イヤース・サリー
ム(パレスチナ・ガザ地区出⾝、元国際援助ワーカー、
現同志社⼤⼤学院⽣)

第2 部
i「琉球の⾃⼰決定権―開発による⽶軍基地押し付け政
策からの解放を目指して」松島泰勝(龍⾕⼤学済学部国
際経済学科教授、ゆいまーる琉球の⾃治代表)

i質疑応答・討論
コーディネータ:中野憲志/通訳:藤岡美恵⼦
■⽇時 2011 年12 ⽉3 ⽇(⼟)午後2 時〜5 時

■場所 龍⾕⼤学深草キャンパス21 号館501 教室
(住所:京都市伏⾒区深草塚本町67)
Ìアクセス: 地下鉄「くいな橋」駅下⾞、徒歩7 分
/JR 奈良線「稲荷」駅下⾞、徒歩8 分/京阪「深草」
駅下⾞、徒歩3 分 地図Ô
http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html

■参加費 500 円(龍⾕⼤学学⽣は無料)
■共催 〈NGO と社会〉の会、パレスチナの平和を考え
る会、NPO 法⼈ゆいまーる琉球の⾃治、龍⾕⼤学⺠際
学研究会、国際開発学会島嶼部会

■お問い合わせ(予約不要)
(株)新評論編集部内〈NGO と社会〉の会:
TEL 03-3202-7391/FAX 03-3202-5832

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